注意してほしい日焼け止めの成分
肌が敏感、二キビがあるなど、肌の弱い人は、日焼け止めは何でもいいというわけにはいきません。
日焼け止めクリームは配合成分によって肌に悪さをすることがあります。その辺をよく知っておきましょう。
■注意が必要な成分
UVプロテクト効果のあるクリームやジェルには、日焼けを防ぐ成分が配合されていますが、これには大きく分けて2種類あります。
■紫外線散乱剤
ひとつ目は「紫外線散乱剤」です。細かい金属粒子で鏡のように紫外線を跳ね返して肌にあたらないようにしてくれます。
そもそもが金属の粒なので水に溶けにくく、付けたときは白浮きしやすく、汗をかくと流れやすくと性質に限界があります。なので、SPF効果(日焼けを起こす紫外線B波を防ぐ力)をあらわすSPF値も20~30程度にとどまります。
■紫外線吸収剤
もう一つが「紫外線吸収剤」、紫外線を積極的に吸収して熱エネルギーなどに変える化学物質です。
成分表示を見ると「メトキシケイヒ酸~~」「ジメトキシベンジリデン~~」「ジエチルアミノ~~」といった長い名前が書かれています。こちらは水、油に溶けるので、透明で肌に伸びやすく、汗で流れにくいという優れた性質をもっています。
SPF効果も高く、配合すればSPF値の上限である50まで軽く出せます。ですから、最近、発売されている、ジェルやさらさらリキッドの強力な日焼け止めはこの成分を活用しています。
ところが、この「紫外線吸収剤」が起こす化学反応は、肌の刺激となって、かぶれを起こしたり、皮膚を乾燥、角化させてニキビができやすくしたりすることがあるのです。肌が弱い人は、この成分に気を付けたいものです。
お肌に優しい日焼け止めを選ぶ
先ほど説明した紫外線散乱剤、紫外線吸収剤。これらの日焼け止めによるデメリットを避けたい人は、肌に優しい日焼け止め、特に、「ノンケミカル」「紫外線吸収剤不使用」と表示された商品を選びましょう。ちなみにふたつの言葉はどちらも同じ意味です。
この「ノンケミカル」の日焼け止めのSPF は中程度なので、仮に「SPF20」とすると、素肌で日光を浴びた場合の20倍、日焼けを遅らせることができる。つまり、素肌で10分浴びるのと、日焼け止めを塗って200分浴びるのとが同程度の日焼けになるという意味になります。
しかし、実際には200分の間に汗をかいて日焼け止めが流れてしまいますよね。だから「流れたら付ける」ということが必要になります。
★おすすめ日焼け止め
PA値は紫外線A波のプロテクト力
最後に日焼け止め用語である「PA値」について説明します。これは肌の老化を促進する紫外線A波に対する防御力を示したもので、「+」の数が多いほど力が強く、上限は「++++」です。
この紫外線A波は、夏場以外も、曇りの日でも降り注いでいますから、一年中防御が必要といえます。10代、20代前半の人は、肌のしわ、たるみは、まだ気にならないかもしれないですが、将来のために覚えておいてくださいね。
これからより一層紫外線が強く差します。肌に優しい日焼け止めを選んで、しっかりプロテクトしてくださいね。
アドバイザー
misakoi
得意分野はウィメンズヘルス、化粧品、健康食品、医薬品の他、企業情報(IR、環境、CSR)、金融・保険分野も。企業Webサイト、ウィメンズサイトなどで執筆中
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