2017年7月25日の林修の今でしょ!講座は「最新研究で判明『睡眠負債』を徹底解明SP」で睡眠負債について放送します。
アメリカの名門スタンフォード大学の「睡眠生体リズム研究所」所長・西野精治先生による解説で、睡眠と病気の関係や最高の睡眠法をお伝えします。
当サイト マミィでも、睡眠と病気の関係や睡眠に関するいろいろな情報を調べてお伝えします。
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睡眠負債とは
睡眠負債とは、文字通り、睡眠の負債を指します。
負債とは一般的に借金が積み重なっていく状態ですが、睡眠不足も借金のように積み重なってしまうという考え方が睡眠負債です。
放っておけば自然に解消されるものではなく、そのままにしているとがんや糖尿病、認知症などを引き起こす原因になるともいわれている、とても重大なことなのです。
怖いのは、自分では睡眠不足と自覚していないようなほんのわずかな睡眠時間の不足でも、じわじわとたまっていってしまうこと。
でも、熟睡することや、質のいい睡眠を確保することで睡眠負債を返済していくことは可能です。
ただし睡眠の貯金、いわゆる寝だめってやつはできないので、睡眠負債を負わないためには日々の睡眠をしっかりとることが重要だといえます。
睡眠と病気の関係
睡眠負債の状態が続くと、様々な病気のリスクが高くなることがわかっています。
がん
マウスを使った実験で、睡眠不足のマウスはがん細胞が増殖しやすくなるという結果が出ているといいます(2014年米シカゴ大学)。
また、東北大学が7年に及び行った睡眠時間と乳がん発症のリスクを調べた研究では、睡眠時間が平均6時間以下の人は、7時間寝ている人よりも乳がんのリスクが1.6倍になることがわかったといいます。
こうしたことから、睡眠負債は免疫機能に影響を及ぼし、がんのリスクを高めている可能性があるのではないかといわれています。
認知症
睡眠不足は認知症とも深い関係があるといわれています。
睡眠不足だと、アルツハイマー型認知症の原因物質であるアミロイドβを蓄積させてしまうことがわかっています。
糖尿病
睡眠不足は血糖値を下げるホルモンであるインスリンの働きを低下させてしまうため、糖尿病リスクが高まるといわれています。
睡眠不足と糖尿病、睡眠不足と認知症、そして糖尿病と認知症はそれぞれ相関関係も指摘されているので、やはり睡眠不足は一刻も早く解消した方がよいといえるでしょう。
昼寝は効果的?
睡眠負債の返済に、昼寝は効果的なのでしょうか?
昼寝をする場合、その時間がポイントになります。
番組ゲストの西野精治先生の著書によると、30分未満の昼寝をする人は、昼寝の習慣がない人に比べて認知症の発症率は約7分の1、30〜1時間程度の場合は約半分になるといいます。
ところが、昼寝が1時間以上になると、今度は発症率が2倍になってしまうのだそうです。
つまり、昼寝は効果的ではあるけれども、時間を守ることが大切ということですね。
短時間の昼寝は、その後の活動の集中力を高めたりパフォーマンスを向上させるなどの効果があるとして、昼寝を学校教育に取り入れているところもあります。
睡眠と美容
睡眠と美容の関係についてです。
よく、「夜中の10時から2時はお肌のゴールデンタイム」なんて言われますよね。
じつは、この時間帯ってあまり関係ないという説もあります。
睡眠が美容に効果的といわれるのには、寝ている間に成長ホルモンの分泌が活性化され、細胞の新陳代謝が促進されるからです。
成長ホルモンの分泌が最も活性化されるのが、このゴールデンタイムまたはシンデレラタイムと考えられていますが、厳密に言うと一概にそうとも言えないようです。
睡眠は浅い眠りと深い眠りを交互に周期的に繰り返しています。
入眠直後に訪れる90分間の深い眠りこそが大切なのだそうです。
だから美容のためには、眠りにつく時間を大体固定し、その後の90分をしっかり熟睡することがポイントになるのではないでしょうか。
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スタンフォード式最高の睡眠
スタンフォード式最高の睡眠は、アメリカの名門スタンフォード大学の「睡眠生体リズム研究所」所長・西野精治先生が提唱する、睡眠法です。
「寝ても疲れが取れない」「寝つきが悪い」「朝起きれない」という睡眠の悩みを一挙に解決する、究極の疲労回復と最強の覚醒を実現する眠り方と名高い睡眠法です。
同タイトルの西野先生の著書に詳細が書かれていますので、興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか?
西野 精治先生について
西野 精治先生は、1955年大阪府出身、スタンフォード大学睡眠生体リズム研究所所長を務められている、睡眠のスペシャリストの先生です。
さまざまなメディアでご活躍されている先生でもあり、多くのアスリートから絶大な支持を集める寝具「エアウィーヴ」の開発研究にも携わった、といえば身近に感じられるのではないでしょうか。
睡眠の質を高める方法
睡眠の質を高める方法についてのワンポイントアドバイスです。
・寝る1〜2時間前にお風呂に浸かる
質の良い睡眠のためには、寝る前に体の表面の温度と深部の温度の差が小さくなることが大切です。
寝る1〜2時間前にお風呂に浸かって体温を上げておくと、寝るころに体温が下がってくるので入眠しやすくなります。
・寝る1時間前はスマホやテレビを止める
スマホやテレビ、PCのブルーライトの刺激は、逆に脳を覚醒させてしまうので眠りづらくなってしまいます。
・早めに寝て早めに起きる
同じ睡眠時間なら、遅く寝て遅く起きるより、早寝早起きの方がよいとされています。
朝日を浴びるとセロトニンという幸福物質が分泌され、元気にすごすことができます。
どれも難しいことではありませんね。
知らず知らずのうちにたまっていく睡眠負債は他人事ではありません。
今日からできることから初めて、睡眠負債を少しでも早く返済しましょう!!
まとめ
睡眠負債について理解できましたでしょうか。
寝苦しい夜が続きますが、寝つきのコツは体温を下げることです。
寝具を工夫したり、エアコンの設定を調節したりして、快適に寝られる環境を整えてみてください。
睡眠に関係するメラトニンの多いトマトやバナナ、オレンジなどを夜に食べるのもおすすめです。
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