Jewel
Meringue
ジャクージのゴォォー・・という鈍い音が響く中、
フワフワの泡に包まれた2人は、六角形の大きなバスタブに無言で浸かっていた。
「・・・・・」
「・・・・・」
チャンミンが遠慮もなく見つめてくる。
その強い視線に耐えられなくなった##me##は、ブクブク・・と泡の中に顔半分を沈めた。
・・・・・・・・・・・・・
あれから。
力なく座り込んでしまった##me##を置いて、バスルームへお湯を張りに行ったチャンミン。
しばらくして戻って来ると、躊躇もせずにドレスの紐をほどき始めた。
呆気ないほどに・・するりと簡単に滑り落ちるドレス。
##me##の猛烈な抗議なんてお構いなしに、手際良く全てを脱がせていく。
「どうしてここで脱がせるの!」
「どこで脱いだって一緒じゃないですか」
「自分で脱ぐから離して!」
「ダメです。##me##さんに任せてると、何時になるかわかりません」
「なにそれ!」
「僕はとにかく早く入りたいんです!」
「・・自分は服着てるくせに・・・」
「・・・僕もすぐ脱ぎますよ」
「・・・・・」
「はい、こっち来て」
「わっ!自分で歩くから!」
「・・ほんとうるさいなぁ」
ワァワァと文句ばかり言う##me##を抱きかかえると、大股でバスルームまで運んでいく。
まだ服を着ているチャンミンに、素っ裸で抱っこされているのが異常に恥ずかしかった。
「ほら、これだったら恥ずかしくないでしょう?」
チャンミンはそう言うと、
バスバブルを大量に注ぎ込んだ浴槽の中に、ドボンと##me##の体を沈めた。
「・・・・・」
確かにここまでの泡に埋もれていると、そこまで恥ずかしくない。
静かになった##me##に満足すると、チャンミンも勢いよく服を脱ぎ始めた。
とにかく早く、一緒に入りたくて仕方ないらしい。
服を脱ぎ捨てたチャンミンがバスタブに飛び込むと・・・
いっぱいに広がる白いメレンゲの泡が、パフッといくつか宙に浮かんだ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・・・」
「・・・・・」
顔半分を埋めたまま、チャンミンをじっと見る。
いざこうして入ってみると、どう会話していいのか・・どう動いていいのかわからない。
せっかく2人で初めて入るお風呂なのに、ぎこちないまま会話も出来ない2人。
「洗って」と言っていたチャンミンも、結局はどうしていいかわからない様子だ。
(自分から誘ったくせに・・・)
泡の中で、##me##がぶぅ・・と膨れる。
いつまでもグズグズしていても仕方がない。
勇気を出してチャンミンを洗う事にした。
「チャンミン・・・この泡・・何の香り?」
「えっ?ああ・・えーと、ホワイトローズ・・って書いてありますね」
チャンミンが慌ててボトルを確認して、そう答えた。
「ふーん・・ホワイトローズ。・・いい香りね」
「・・そうですね」
「・・・・・」
「あの、##me##さ・・・」
「洗ってあげる」
「はっ?・・わ・・わっ!」
思わず声を上擦らせるチャンミン。
突然伸びてきた##me##の手が、泡の中で自分の体に触れたのだ。
「##me##さん!」
「なによ・・・」
チャンミンの体の上を、そろそろと這うように動き始めた・・##me##の手。
「あのっ・・・」
自分が洗えと言ったくせに、驚いて固まっているチャンミン。
クリクリとした目を大きく開いて、##me##の事を凝視している。
そんな風に見られると恥ずかしかったが、手の動きだけは止めなかった。
今止めてしまったら、逆に・・余計に恥ずかしい。
##me##の手の動きに合わせて、びくっと反応する体。
少し顔を歪めて、その動きに耐える顔。
大きく上下する胸。
そんなチャンミンを見ていたら・・・##me##も変な気分になってきた。
最初は遠慮がちだった手の動きが、少しずつ大胆になっていく。
自分の手にチャンミンが反応していると思うと・・嬉しかった。
歯を食いしばるようにして耐えるチャンミンの唇に、##me##がそっと唇を合わせた。
そしてそのままゆっくりと・・その体の上に跨る。
「##me##さん・・・」
「・・・・・」
「・・・髪も・・洗う?」
トロンとした目で見上げてくるチャンミンが、無言で頷いた。
ほんのり赤らんだ頬とキラキラしている目が、赤ちゃんみたいでとてつもなく可愛い。
その顔を上から眺めながら、バスタブの淵に置いてあるシャンプーを手に取る。
そしてそれを泡立てて、髪を指でマッサージするように優しく洗い始めた。
チャンミンは##me##の下で、ぼんやりとした表情でだらりと両側に腕を投げ出している。
脚も大股に広げ、大きなバスタブに負けないような長身の体を無防備に横たわらせていた。
「チャンミン・・気持ちいい?」
「はい・・」
「そう・・良かった」
「・・・・・」
##me##が微笑むと、少し照れながら・・チャンミンも嬉しそうに微笑んだ。
バスルームの中は、まるで古いフランス映画のような・・・
そんなけだるい雰囲気が漂っていた。
頭上にある洒落た装飾の蛇口をひねると、たっぷりの新鮮なお湯が流れ出してきた。
それを手ですくいながら、シャンプーを綺麗に洗い流してやる。
「はい・・・終わり!」
フーッと溜め息をついた##me##が、チャンミンの上から降りようとした時・・・
だらりと開きっぱなしだった腕がにゅっと伸びてきた。
すぐに細い腰をがっしりと掴まれる。
「やっ・・」
思わず体をよじって逃げようとしたが、そんな事が許されるはずもなかった。
「・・なにが・・終わりですか・・・」
「ちょっと・・・」
「・・これからでしょ?」
「・・・・・」
「次は僕の番です」
「もう、いいから!私はいいから・・離して」
焦って何とか逃げようとしても、その強い力が離してくれない。
##me##はチャンミンに馬乗りになったまま、身動き出来なくなった。
「あの・・この体勢・・嫌なんだけど・・」
「なんで?・・いい眺めですよ」
下から見上げるチャンミンの目は、潤んでいるようにも見える。
「・・##me##さん・・・本当に綺麗です」
「・・・・・」
「・・凄く綺麗です」
「もう・・いいから・・・」
「僕だけの・・綺麗な人です」
「・・・・・」
そう言われて嬉しくて仕方ないのだが、それ以上にとにかく恥ずかしい。
体を包んでいたメレンゲの泡も、時間が経つにつれ・・徐々に消えていっている。
自分の上で少しずつ露わになる体を堪能するように、チャンミンが下から見上げている。
「見ないでよ・・・」
「見ますよ」
「見ないでったら」
「なんで」
「・・・・・」
とうとう・・チャンミンの手が動き出した。
フワフワの泡に包まれた2人は、六角形の大きなバスタブに無言で浸かっていた。
「・・・・・」
「・・・・・」
チャンミンが遠慮もなく見つめてくる。
その強い視線に耐えられなくなった##me##は、ブクブク・・と泡の中に顔半分を沈めた。
・・・・・・・・・・・・・
あれから。
力なく座り込んでしまった##me##を置いて、バスルームへお湯を張りに行ったチャンミン。
しばらくして戻って来ると、躊躇もせずにドレスの紐をほどき始めた。
呆気ないほどに・・するりと簡単に滑り落ちるドレス。
##me##の猛烈な抗議なんてお構いなしに、手際良く全てを脱がせていく。
「どうしてここで脱がせるの!」
「どこで脱いだって一緒じゃないですか」
「自分で脱ぐから離して!」
「ダメです。##me##さんに任せてると、何時になるかわかりません」
「なにそれ!」
「僕はとにかく早く入りたいんです!」
「・・自分は服着てるくせに・・・」
「・・・僕もすぐ脱ぎますよ」
「・・・・・」
「はい、こっち来て」
「わっ!自分で歩くから!」
「・・ほんとうるさいなぁ」
ワァワァと文句ばかり言う##me##を抱きかかえると、大股でバスルームまで運んでいく。
まだ服を着ているチャンミンに、素っ裸で抱っこされているのが異常に恥ずかしかった。
「ほら、これだったら恥ずかしくないでしょう?」
チャンミンはそう言うと、
バスバブルを大量に注ぎ込んだ浴槽の中に、ドボンと##me##の体を沈めた。
「・・・・・」
確かにここまでの泡に埋もれていると、そこまで恥ずかしくない。
静かになった##me##に満足すると、チャンミンも勢いよく服を脱ぎ始めた。
とにかく早く、一緒に入りたくて仕方ないらしい。
服を脱ぎ捨てたチャンミンがバスタブに飛び込むと・・・
いっぱいに広がる白いメレンゲの泡が、パフッといくつか宙に浮かんだ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・・・」
「・・・・・」
顔半分を埋めたまま、チャンミンをじっと見る。
いざこうして入ってみると、どう会話していいのか・・どう動いていいのかわからない。
せっかく2人で初めて入るお風呂なのに、ぎこちないまま会話も出来ない2人。
「洗って」と言っていたチャンミンも、結局はどうしていいかわからない様子だ。
(自分から誘ったくせに・・・)
泡の中で、##me##がぶぅ・・と膨れる。
いつまでもグズグズしていても仕方がない。
勇気を出してチャンミンを洗う事にした。
「チャンミン・・・この泡・・何の香り?」
「えっ?ああ・・えーと、ホワイトローズ・・って書いてありますね」
チャンミンが慌ててボトルを確認して、そう答えた。
「ふーん・・ホワイトローズ。・・いい香りね」
「・・そうですね」
「・・・・・」
「あの、##me##さ・・・」
「洗ってあげる」
「はっ?・・わ・・わっ!」
思わず声を上擦らせるチャンミン。
突然伸びてきた##me##の手が、泡の中で自分の体に触れたのだ。
「##me##さん!」
「なによ・・・」
チャンミンの体の上を、そろそろと這うように動き始めた・・##me##の手。
「あのっ・・・」
自分が洗えと言ったくせに、驚いて固まっているチャンミン。
クリクリとした目を大きく開いて、##me##の事を凝視している。
そんな風に見られると恥ずかしかったが、手の動きだけは止めなかった。
今止めてしまったら、逆に・・余計に恥ずかしい。
##me##の手の動きに合わせて、びくっと反応する体。
少し顔を歪めて、その動きに耐える顔。
大きく上下する胸。
そんなチャンミンを見ていたら・・・##me##も変な気分になってきた。
最初は遠慮がちだった手の動きが、少しずつ大胆になっていく。
自分の手にチャンミンが反応していると思うと・・嬉しかった。
歯を食いしばるようにして耐えるチャンミンの唇に、##me##がそっと唇を合わせた。
そしてそのままゆっくりと・・その体の上に跨る。
「##me##さん・・・」
「・・・・・」
「・・・髪も・・洗う?」
トロンとした目で見上げてくるチャンミンが、無言で頷いた。
ほんのり赤らんだ頬とキラキラしている目が、赤ちゃんみたいでとてつもなく可愛い。
その顔を上から眺めながら、バスタブの淵に置いてあるシャンプーを手に取る。
そしてそれを泡立てて、髪を指でマッサージするように優しく洗い始めた。
チャンミンは##me##の下で、ぼんやりとした表情でだらりと両側に腕を投げ出している。
脚も大股に広げ、大きなバスタブに負けないような長身の体を無防備に横たわらせていた。
「チャンミン・・気持ちいい?」
「はい・・」
「そう・・良かった」
「・・・・・」
##me##が微笑むと、少し照れながら・・チャンミンも嬉しそうに微笑んだ。
バスルームの中は、まるで古いフランス映画のような・・・
そんなけだるい雰囲気が漂っていた。
頭上にある洒落た装飾の蛇口をひねると、たっぷりの新鮮なお湯が流れ出してきた。
それを手ですくいながら、シャンプーを綺麗に洗い流してやる。
「はい・・・終わり!」
フーッと溜め息をついた##me##が、チャンミンの上から降りようとした時・・・
だらりと開きっぱなしだった腕がにゅっと伸びてきた。
すぐに細い腰をがっしりと掴まれる。
「やっ・・」
思わず体をよじって逃げようとしたが、そんな事が許されるはずもなかった。
「・・なにが・・終わりですか・・・」
「ちょっと・・・」
「・・これからでしょ?」
「・・・・・」
「次は僕の番です」
「もう、いいから!私はいいから・・離して」
焦って何とか逃げようとしても、その強い力が離してくれない。
##me##はチャンミンに馬乗りになったまま、身動き出来なくなった。
「あの・・この体勢・・嫌なんだけど・・」
「なんで?・・いい眺めですよ」
下から見上げるチャンミンの目は、潤んでいるようにも見える。
「・・##me##さん・・・本当に綺麗です」
「・・・・・」
「・・凄く綺麗です」
「もう・・いいから・・・」
「僕だけの・・綺麗な人です」
「・・・・・」
そう言われて嬉しくて仕方ないのだが、それ以上にとにかく恥ずかしい。
体を包んでいたメレンゲの泡も、時間が経つにつれ・・徐々に消えていっている。
自分の上で少しずつ露わになる体を堪能するように、チャンミンが下から見上げている。
「見ないでよ・・・」
「見ますよ」
「見ないでったら」
「なんで」
「・・・・・」
とうとう・・チャンミンの手が動き出した。
135/384