「死んじゃうよ!」と主治医に言われた夫のブーさん。
ブーさんは、遺伝によってコレステロールと中性脂肪が高くなる家族性III型高脂血症。
定期的に通院するようになりデータが揃ってきたので、
今までを振り返りながらまとめてみます。
目次
健康診断結果と服薬後の数値の変化
健康診断結果
2015年→2016年の変化(赤文字は基準値外)
- 体重 75.7kg → 65.2kg
- 体脂肪 26.0% → 22.8%
- γ-GTP 87 → 39
- 尿酸 7.6 → 6.5
2015年→2016年、脂質代謝の変化(赤文字は基準値外)
- LDL-コレステロール 48 → 35
- HDL-コレステロール 25 → 23
- 総コレステロール 335 → 250
- 中性脂肪 1310 → 959
ベザトールSR錠200mg服薬後の変化
2016年7月→2017年1月(赤文字は基準値外)
- LDL-コレステロール 35 → 171
- HDL-コレステロール 23 → 55
- 総コレステロール 250 → 273
- 中性脂肪 959 → 278
※脂質代謝の基準値
- LDL-コレステロール 65 ~ 139
- HDL-コレステロール 40 ~ 85
- 総コレステロール 120 ~ 219
- 中性脂肪 30 ~ 149
2015年 健康診断とダイエット
初めての健康診断
春頃から、安静にしていても不整脈とめまいが頻発。
また体重の増加にともない、膝痛と睡眠時無呼吸症候群に悩まされる毎日。
健康に無関心だったブーさんもさすがに不安になり、自治体の健康診断を受けました。
総合判定はD。
要医療。主治医の指示に従って受診して下さい。
内臓脂肪型肥満が認められます。
生活習慣の改善に取り組みましょう。
脂質検査に高度異常を認めます。
肝機能検査に異常を認めます。
肝臓系疾患で高値を示します。
尿酸値が高い状態です。
もうボロボロ。
食生活改善ダイエット
健康診断の結果を受けて食事によるダイエットを開始。
3ヶ月で10キロ痩せました。
中性脂肪を減らすため、脂質と糖質の摂取量をできるだけ抑えました。
また食物繊維の摂取量を増やし、食べる順序を改善。
できるだけ野菜・青魚→肉→炭水化物の順で食べています。
ダイエットに関しては、以下にまとめましたので参考にしていただければ幸いです。
体重が減るにつれて不整脈・膝痛・睡眠時無呼吸症候群は改善しました。
めまいはするものの、頻度が減少。
食事改善による数値の変化
ダイエット開始後1ヶ月
- γ-GTP 87 → 62
- LDL-コレステロール 48 → 76
- HDL-コレステロール 25 → 33
- 総コレステロール 335 → 226
- 中性脂肪 1310→ 457
体重だけでなく血液検査の数値にも変化が見られ、
このまま続ければ中性脂肪の値も基準値内になると考えました。
治療はせずに健康によい食事を継続。
普通の体質の方なら、このまま続けて健康になると思います。
ブーさんには遺伝性の病気が隠れていました。
2016年 家族性III型高脂血症の治療開始
初めて知った遺伝性疾患
健康診断では体重・尿酸値・γ-GTPが基準値内になったにもかかわらず、
なぜか脂質代謝の数値は変わらず異常。
特に、中性脂肪は1310→ 959と高度異常のまま。
中性脂肪の基準値は30~149です。
この結果からブーさんは「家族性III型高脂血症」と診断されました。
生活習慣とは関係なく、遺伝的に脂質異常症になりやすい体質だったのです。
すぐに高脂血症治療剤べザトールSR錠200mgが処方されました。
1日2回、朝夕食後1回1錠服用。
服薬後の中性脂肪は、959→278 と基準値外ながらも減少。
主治医には「遺伝性のものなので下がりにくい」と言われたようです。
家族性III型高脂血症とは
女性よりも男性に症状がみられる傾向があり、
また男性は比較的若い年代に発症するようです。
- 両親のうちのどちらかにこの障害がある場合→子供に50%の確率で遺伝。
- 両親ともこの障害を持っている場合→子供には75%の確率で遺伝。
ブーさんの親類には、父方母方ともに脳梗塞で倒れた方が複数います。
今年も身内が救急車で運ばれました。
「家族性Ⅲ型高脂血症」と診断されている方はいないようですが、
気付いていないだけではないかと推測しています。
家族性Ⅲ型高脂血症の症状
家族性Ⅲ型高脂血症の兆候は次の3つ
- 血中コレステロールおよび血中トリグリセリド(中性脂肪)高値
- 黄色い皮疹
- 若年期の動脈硬化
1は既に発症。
2は今のところ見当たりません。
問題は3の動脈硬化。
これについては健康診断ではわからないので、最近検査をしました。
2017年 動脈硬化の検査
身内が脳梗塞で倒れたこともあり、動脈硬化の検査を受けました。
結果は
やった正常!
40代半ばのブーさん、血管の硬さは30代後半。
実年齢よりも若い血管だとは予想外。
BMIも基準値内でうれしい。
動脈の詰まりも正常!
玉ねぎと納豆・青魚をよく食べているからかな?
とにかく良かったです。
↓わが家が食べている青魚はコレです↓
美味しいので、週に5日食べ続けています。
両親にもすすめました。
CAVI(キャビー)検査とは
今回ブーさんが受けたのは「CAVI(キャビー)検査」。
CAVIとは、心臓足首血管指数。
動脈の硬さを調べる検査で、大動脈を含む心臓から足首までの動脈硬化度を調べます。
動脈硬化が進行するほど高い値となります。
正常範囲は8未満。
ABIとは、足関節上腕血圧比。
足の動脈の詰まりの程度を表しています。
ABIの値が低くなるに従って、狭窄や閉塞の可能性が高くなります。
標準値は0.91~1.4。
あお向けに寝た状態で両腕・両足首にバンドを巻き、胸にパッドを付けるだけ。
時間は5分程度。
とても簡単だった、とブーさんは言っていました。
結果はその場ですぐにわかります。
健康保険で検査が受けられますし、おすすめです。
薬の処方などを含めても、3割負担で1,600円程度の支払いだったので、
お手ごろ価格な検査。
最後に
ブーさんは主治医からこんな話を聞きました。
「私の患者さんで中性脂肪が1000を超えているのは、あなたで2人目。」
「もう1人は急に倒れて死んじゃったよ。」
疑いがある場合は、どうか早めに受診して下さい。
「家族性Ⅲ型高脂血症」は遺伝性疾患なので、
一生付き合っていかなければなりません。
ストレスをためないよう工夫をしながら、日々気をつけていこうと思います。