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僕は今まで、世の中に無数に存在する「●●ダイエット」と呼ばれるものに、あまり関心がありませんでした。
肥満傾向に悩んだ経験がなかった私的事情もあるんですが、何より鼻について仕方がなかったのは、その “うさん臭さ” なんです。
ほどよい食事をして、ほどよい運動さえしていれば、過剰に太ることはない。次から次へと新しいダイエット方法に飛びつくなんて、まるでバカみたいだ。
そう思い込んでいました。
でも、20代後半〜30代に突入するころから、どうにも体重が増え続けて止まらなくなったのは、先日の記事に書いたとおりです。
蛇足ですが、なぜ若い頃は平気だったのに、30代前後で体重増加に転じるのかは、よくわかりません。
代謝が落ちてくるのかもしれないし、食生活が変わったのかもしれません。ただ、「自分も同じ状況だった」という人は、かなりたくさんいました。
1ヶ月で4kg減
ともあれ、ゆるい糖質制限をしただけで、体重はどんどん落ちていき、70kg超だった体重は66kg前半に。1ヶ月で4kg減というところまできました。
腹一杯食べまくっても、お正月太りどころか、お正月痩せまでする始末。
はけなくなっていた細身のジーンズもはけるようになりました。
現在は体重の落ちがゆるくなっているので、このあたりが適正体重なのかもしれません。
禁欲はしていない
糖質制限は、元来は糖尿病の治療なので、本格的にやろうとすれば、かなり食事が制限されます。
が、僕は病気の治療をする必要はなく、適正体重に戻したいだけなので、ほぼ毎日のように白米を食べています。昨日も、誕生日ケーキ(クリームたっぷりの甘いやつ)を一人前+こどもたちの残した分を食べました。
僕がやっているのは、一言で表現すれば、「炭水化物は主食ではなく、嗜好品である」という発想の転換です。
たったそれだけです。
白米も食べるけれど、白米でお腹いっぱいにしようとするのではなくて、肉や魚や豆腐や卵や野菜でお腹いっぱいにする。炭水化物はあくまでも、嗜好品であり、デザートのようなものと考えて、補助的に食べる。
炊きたてのお米って、美味しいですもんね。
こんな価値観の転換をするだけで、何の努力も、我慢も、禁欲もすることなく、体重は落ちていき、適正体重に近づきます。
栄養学の常識は間違っていた
ゆるい糖質制限をしてみて、その効果を実感するにあたり、なぜ自分が「●●ダイエット」を軽蔑するような印象を持っていたのか、よく理解できました。
世の中のダイエットの大半は、真冬にジャンパーも着ないで、どの使い捨てカイロを使ったらいいか悩んでいるようなものなんです。
一方で、僕自身も間違えていました。
「ほどよい食事をして、ほどよい運動さえしていれば、過剰に太ることはない。」と僕は考えていたわけですが、その “ほどよい食事” という栄養学の常識は、いい加減なものだったようです。
現在の栄養学の教科書を見ると、「糖質(炭水化物)、タンパク質、脂質が三大栄養素」であり、「生活習慣病を予防するためには、脂質の比率を25%〜30%以下に抑えるべき」「炭水化物は60%前後と、もっとも多く必要」「炭水化物:タンパク質:脂質の比率は3:1:1が望ましい」というようなことが書かれている。
(中略)
しかし、糖質制限の存在を知り、それを自分の体で実践するにつれ、この「三大栄養素」の概念がそもそも間違っているのではないか、という疑問が浮かんでくる。
糖質制限をしてみるとわかるが、糖質を摂取しなくても人間は普通に生活できるし、それどころか、肥満も糖尿病も高血圧も高脂血症も治ってしまい、スタミナが付き、どんどん健康になっていくからだ。少なくとも私が知るかぎり、糖質制限に切り替えた健康人で不健康になった人は1人もいない。
これは生物学的にも証明できる。
人間の生存に欠くことができない必須脂肪酸と必須アミノ酸に関しては、食事で外部から取り入れるしか方法がないが、炭水化物に関しては、アミノ酸を材料にブドウ糖を合成する「糖新生」というシステムが人間には備わっていて、タンパク質さえあれば自分で作り出せるからだ。
放火魔を放置して放水したって、火事が消えるわけがない
栄養学の常識では、炭水化物:タンパク質:脂質を6:2:2で摂取するのが望ましいとされています。
しかし、炭水化物を主食と意識すれば、確実に体重は増えていきます。安くて、早くて、腹いっぱいになるもの、と言ったら、ほぼ炭水化物しか選択肢がなく、すぐに過剰摂取になるからです。
しかも、上記の引用のとおり、炭水化物は(常識に反して)必須栄養素ではありません。実際、糖質制限に共感し、糖質をまったく食べずに健康に生活している人も、かなりいるようです。
食事制限や、運動によるダイエットも、確かに効果があります。
でも、前提となる栄養学が間違っていたら、効果は激減します。
ガソリンをどんどん投入する放火魔を放置しながら、他方でいくら放水したって、火事が消えるわけがないんです。
カロリーは「う●こ」を燃やして計算しているらしい
蛇足ですけど、なぜ「炭水化物を主食とするべき」と栄養学で判断しているのかというと、カロリーの観点からだそうです。
たとえば、食物から、含まれるカロリー以上のエネルギーを得る生物や、外部から一切を取り入れずにエネルギーを調達する生物も存在する、というわけです。
それはそれとして、僕がおもしろいな!と思ったのは、カロリーの計算方法です。
さて、三大栄養素(炭水化物〔糖質〕、タンパク質、脂質)や食品の熱量は、どのようにして測定されたのだろうか。
測定法は、1833年にルブネル(Rubner)という科学者が考案した方法が現在も使われていて、基本的な考え方は同じらしい。
計算式は、
[食物の熱量]=[食物を空気中で燃やして発生した熱量]−[同量の食物を食べて出た排泄物を燃やして発生した熱量]
となり、これをさまざまな食物や各栄養素ごとに測定するわけだ。
[同量の食物を食べて出た排泄物を燃やして発生した熱量]というのは、つまり、アレを燃やして計算している、と。(^^;;
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