目次
- 真皮層って肌でどんな役割を持ってるの?
- 真皮層とは?肌の構造を図で解説
- 真皮層は3つの成分と1つの細胞で構成されている
- 真皮層が傷つくとどうなる?
- 真皮層の再生を促す方法
- 真皮層にアプローチする化粧水やクリームをご紹介
- 真皮層と基礎化粧品の気になるQ&A
- 真皮層は傷つく前に体内外からケアをしよう
真皮層って肌でどんな役割を持ってるの?
真皮層とはどのような役割を持っているのかご存知ですか?真皮層に届く、真皮層に効果的などの化粧品が多く販売されていますが重要度はあまり知られていません。十分なケアが必要、真皮層が大切という漠然的な事は知っていても、それ以上の知識がない場合がほとんどです。そこで今回は化粧品でも良くみかける真皮層について私、水野と一緒に確認していきましょう。真皮層のケアをすると肌の状態がもっと良くなりますよ。
真皮層とは?肌の構造を図で解説
真皮層の深さはどれくらい?
真皮層の読み方は「しんぴそう」です。この真皮層は表皮の下に存在するものであり、表皮と真皮は基底膜と呼ばれるもので隔てられています。真皮は表皮と比べると約15~40倍の厚さがあります。真皮の厚さは約1~2mmですが、背中の場合は約3mm程度あります。手の甲や足の甲の真皮は薄いので血管などが見えてしまいます。一番薄い真皮はまぶたの部分で約0.6mmとされています。
赤ちゃんの場合は皮膚の薄さが大人の2分の1程度しかないため、真皮の深さも2分の1程度になります。真皮層がある部分は皮膚表面を0μm(マイクロメートル)とすると、可視化出来るまでに拡大すれば約200μm程度の所にあります。
真皮層のターンオーバーの周期
ターンオーバーの周期というのは部分によって異なります。文献などによって異なるケースもありますが、大体28~56日周期で行われているそうです。年齢とともにちょっとしたキズなどが治りにくいのは、このターンオーバーの周期が遅くなっているためです。
くすみ、シミなどが引き起こされる、多くなったという場合にはこのターンオーバーの周期の機能が低下しているので、見逃さずしっかりと正常なターンオーバーに近づけてあげるケアが必要になります。また、真皮層は皮膚のかなり下にあるため、ターンオーバーで元に戻るまでに時間がかかってしまいます。真皮層は傷つけてしまうと綺麗になるまでケアを続けなければいけないので、長い間のケアが必要となるでしょう。
基本的な肌のターンオーバーの計算式は自分の年齢×1.5で計算出来ます。良く記載されている28日という数字の場合は20歳前後の健康な人の場合、という事が分かりますね。
真皮層は3つの成分と1つの細胞で構成されている
コラーゲン
繊維状の構造を作る性質をもったタンパク質がコラーゲンと呼ばれるものです。真皮の主成分がこのコラーゲンで構成されており、膠(にかわ)質と言われるゼラチン状の性質を持っています。このコラーゲンは皮膚の弾力やハリ、保水と言った肌の重要な役割を持っています。
紫外線や加齢などによってコラーゲンは減少していくので、肌の老化が進んでしまうのです。化粧品などにコラーゲンが配合されているのはこのコラーゲンの効果を補うためなのですね。
エラスチン
コラーゲンとにたようなタンパク質の一種であるエラスチンは、コラーゲン繊維をつなぎとめる役割をしています。このエラスチンは弾力があって細かい繊維で形成されているので、弾力線維と呼ばれる事もあります。真皮の約5%程度がこのエラスチンで、加齢によって数値が減少していきます。
ヒアルロン酸
優れた保湿機能を持つゼリー状の組織がヒアルロン酸です。皮膚の水分を保つ働きは、ヒアルロン酸1gで水分6リットルを抱え込む事が出来るほどです。赤ちゃんの場合はこのヒアルロン酸が大量にあるので、保水力が高くしっとりと弾力のある肌になるのです。
ヒアルロン酸も年齢と一緒に減少してしまうので化粧品などで補給する場合が多いのです。
線維芽細胞
真皮の中には繊維芽細胞と呼ばれる細胞があり、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を作り出しています。古くなったコラーゲンやエラスチンを分解する役割も持っています。この細胞は肌のハリ、弾力を保つ成分に大きく関わっているため重要な役割をもった細胞と言えるのです。
線維芽細胞が活発に働く事でコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の新陳代謝がスムーズに行われていきます。結果的にハリと弾力のある綺麗な若い肌を保つ事が出来るのです。
老化、紫外線などによって働きが鈍ってしまうと新陳代謝が衰えてしまいます。この線維芽細胞の状態によって様々な症状が出てしまうのです。次の項目で一緒に確認していきましょう。
真皮層が傷つくとどうなる?
たるみ
真皮層にはコラーゲンやエラスチンといった弾力繊維が含まれています。しかし、加齢や紫外線ダメージなどを受けてしまうと、劣化して減少したるみに繋がってしまいます。また、キメが流れたりの肌トラブルが引き起こされてしまいます。
しわ
しわも真皮層が傷つく事によって引き起こされるものです。コラーゲンやエラスチンといった弾力線維が傷ついてしまうと、肌のうるおいや弾力を保つ事が出来なくなります。たるみと一緒にしわも出来てしまうのです。
色素沈着によるシミ
シミの原因となるメラニンが排出できなくなってしまう事もあります。シミが消えない場合は、もしかしたら真皮層に出来てしまったシミかもしれません。加齢や紫外線ダメージ、ストレスによって表皮と真皮をつなぐ基底膜の結びつきが弱くなってきてしまうと、メラニンは真皮層に入ってしまいます。真皮層はターンオーバーしないので、シミが排出されなくなり消えなくなってしまうのです。
ほうれい線
肌の土台を築いている真皮が衰えてしまうとたるみが引き起こされてしまいます。紫外線や加齢の影響を受けてしまうと、コラーゲンやエラスチンで構成されている線維が減少、変形を引き起こし弾力やハリが失われます。たるみが引き起こされる事でほうれい線も一緒に引き起こされてしまいます。
二重アゴ
真皮が傷ついてしまうと保水力が減ってしまいます。30代~40代などになると顔の真皮層の衰えも顕著になってしまいます。顔の肌がどんどんと下に下がってしまうと頬のあたりの肌から顎に落ちてきてしまいます。そして二重アゴが引き起こされてしまいます。
黒グマ
肌の保水力が低下してしまうとクマの中でも黒クマが目立ちやすくなってしまいます。真皮は水分を保ってくれる役割を担っているのですが、傷ついてしまうと正常に水分を保つ事が出来なくなり肌が薄くなります。結果的に黒クマが目立ってしまうのです。
たるみ毛穴
表皮を下から支える役割を持っているのも真皮層です。真皮層にはハリや弾力を保つためにコラーゲンやエラスチンなどが網状に広がってしまいます。しかし、真皮層が傷ついてしまうと肌の乾燥やハリ不足を引き起こして肌がたるんでしまいます。保湿力の低下によって毛穴が開いてしまい、たるみ毛穴が出来あがってしまいます。
真皮層の再生を促す方法
食生活の改善で栄養を摂る
真皮層の再生を促すためには食生活で十分な栄養が必要となります。コラーゲン繊維やエラスチン線維、線維芽細胞をサポートするならゼリー類、手羽、うなぎ、豚肉といった食材を摂取しましょう。コラーゲンはタンパク質の一種で体内に吸収される場合は、他の成分と同じアミノ酸として分解されて吸収されていきます。しかし、コラーゲンを大量に摂取してもコラーゲンが体内に入るのは一部で、過剰摂取した分は排出されるので適度にという意識を持ちましょう。
コラーゲンなどの強化につながる栄養素としてはビタミンCが必要です。万能な栄養素でもありながら肌の再生には必要不可欠です。ビタミンCは過剰摂取をしても体のあらゆる部分に用途があるので、多めに摂取しても問題ありません。
他にも、良質なたんぱく質で基礎代謝をあげターンオーバーを促進する必要があります。タンパク質が不足すれば新陳代謝が低下し、コラーゲン繊維の結合力も低下しています。良質なたんぱく質は基礎代謝の向上とターンオーバーの促進が期待できます。
質の良い睡眠をとる
質の良い睡眠は良い効果が多くあります。
睡眠の効果
- 肌のハリを保つ
- 成長ホルモンの分泌を促す
- 老廃物を排出する
- 肌を保湿する
- 肌の血色を良くする
肌の再生には必要なものが多くあります。睡眠をしっかりと取るというのも重要な事です。他にも、顔のたるみを抑える・太りにくくなる・むくみにくくなるなどと言った効果も一緒に得られます。良質な睡眠は肌の再生にとても重要な成長ホルモンの分泌を促してくれるので、しっかりと考えていきましょう。
紫外線ケアをする
紫外線ケアをするのは真皮層を守るためにも必要な事です。紫外線はA波、B波の二種類があります。A波はエネルギー自体は弱いですが、肌の奥まで浸透し真皮層まで入り込んでコラーゲンやエラスチンを傷つけます。肌の弾力、シワ、たるみの原因となってしまいます。
また、A波の特徴としてガラスを通過します。この特徴からB波よりもA波の対策をしっかりとしておく必要があります。具体的な紫外線ケアをしていきましょう。
紫外線対策
紫外線を全く浴びない生活をするのは難しいですよね。まずは日焼け止めを使うようにしましょう。肌に優しく塗る、塗り残しをしない、こまめに塗り直すというのが大切です。また、塗る量が少ない場合には紫外線のカットが出来ていない事があります。
SPF30やPA++などの基準で日焼け止めを選んでいると思いますが、実際に効果を得るためにはかなりの量の日焼け止めを塗らなくてはなりません。一般的に使われている量は必要な量の4分の1とされており、効果が期待できるまでにはもっと多くの量を塗らなければならないという計算になります。
日焼け止めは厚塗りをする事で効果をより感じられます。厚塗りをする時間が無い場合にはこまめに塗り直すか、日焼け止めを塗った後、UVカット機能のパウダーファンデーションを使うと対策が出来るでしょう。確実に紫外線をカットするためにしっかりと厚塗りと量を意識していきましょう。
しっかりとスキンケアを行う
真皮層を綺麗に保つためにもしっかりとしたスキンケアをしていく必要があります。
スキンケアの間違いはココ!
- 擦りすぎ
- 力の入れすぎ
- 回数が多い
- 洗いすぎ
- 洗浄力が強いものの乱用
普段から行っているスキンケアでひとつでも当てはまるものがあれば、スキンケアではなく、肌を傷つけているだけになってしまいます。 基本的な正しい洗顔を覚える事で肌の調子がびっくりする程変わります。
スキンケアの正しい方法
- 手を洗って清潔にする
- 洗顔料は良く泡立ててから使う
- 優しくTゾーンから洗う
- 目元や口元は泡を乗せて洗うイメージ
- ぬるま湯を使って20回以上はすすぐ
- 清潔なタオルを使って押えるように拭き取る
- 洗顔が終わったら即保湿
これが正しい手順となっています。手には様々な雑菌がついている可能性があります。それをそのまま顔に付けてしまうと肌トラブルの原因になることもあるので、手を洗う所からスタートしましょう。洗顔料を泡立てて使う理由は肌への負担を減らすためです。泡立てが十分でない場合には肌と手の摩擦によって、思った以上に肌にダメージが入ってしまいます。特に目元や口元などは皮膚が薄いので摩擦に弱い特徴があります。泡を乗せて洗うというイメージを持ちましょう。
また、すすぎの時には洗顔料の洗い残しをさけるためにもしっかりと洗い流してください。洗顔料が肌に残ってしまうと洗顔料の残りから肌トラブルを引き起こしてしまう事があります。タオルで顔の水気を取る時には押えるようにしましょう。こちらもタオルとの摩擦によって肌が傷ついてしまいます。ひとつひとつ丁寧に行わなければいけませんが、保湿に関しては洗顔後すぐに行わなければなりません。水分は洗顔が終わってすぐに蒸発をはじめてしまうので大切なポイントです。
真皮層にアプローチする化粧水やクリームをご紹介
アヤナス コンセントレート
- 125ml ¥5,400(税込)
- 定期会員価格の場合 ¥4,860(税込)
とろみのあるエキスで、うるおいが巡る肌へ整える高保湿ローションがこのアヤナス コンセントレートです。セラミドの20分の1のセラミドナノスフィアによって肌表面の皮脂と馴染む事で、水の通り道を作って肌の奥にアプローチをしてくれるでしょう。
特許技術であるヴァイタサイクルヴェールによって、肌を守ってくれながら美肌成分を補給してくれるのも嬉しい点ですね。
ビーグレン たるみ・ほうれい線ケアトライアルセット
7日分 ¥5,578(税抜)
※期間限定キャンペーン等があるので価格は変動します。
ビーグレン独自の浸透テクノロジー(QuSome)で有効成分を的確に浸透させる事で、真皮層への効果が期待出来るでしょう。様々なステップで肌の状態を整えてくれるので効果をすぐに実感できると言われます。また、トライアルセットなので気に入らなければ辞める事が出来ます。
ノブACアクティブフェイスローションモイスト
135ml ¥3,240(税込)
ビタミンC‐E誘導体やビタミンB6誘導体、ビタミンB2などを配合して美肌効果が期待できるだけではなく、肌の奥まで浸透する効果を実感できるでしょう。乾燥とニキビ肌を同時にケア出来るのも大きなメリットですね。
このように会社によって様々な成分を浸透させる技術は出来上がってきています。しかし、真皮層まで届くという名言をしている所はほとんどないのが現状です。
実は薬機法で真皮層を劇的に変える事が出来るという表記が出来ないとされているんですって。効果がないとは言い切れないけど、ケアはとても大切なことね。
真皮層のケアを考えたらこのあたりの成分が配合されているものを選ぶと良いわよ。
真皮層と基礎化粧品の気になるQ&A
DHCの「スーパーコラーゲン」効果はあるの?
DHC「スーパーコラーゲン」は浸透と純度にこだわって作られた新世代コラーゲン美容液です。DHCスーパーコラーゲン(ジペプチド-8)は独自成分なので他の化粧品などには含まれていないものです。ビタミンC誘導体やグリピンなどのサポート成分なども配合されているので浸透力も良いようですね。
気になる効果ですが、口コミには沢山の良い声が多くありました。手放せない商品、肌がもっちりする、さらっとしたテクスチャーなのに肌馴染みが良いなどがありました。
真皮層に浸透する化粧品がないのは何故?
様々な化粧品を普段から見ているかもしれませんが、真皮層に浸透すると名言しているものはないですよね。これは薬機法によって化粧品や医薬部外品については
という広告表現をする事は禁止されているのです。真皮まで有効成分が届きますと宣伝しているものは、薬機法を無視している事になり違反なのです。だからこそ、多くの化粧品が角質層の奥深くまでという言葉を使って表現しています。
多くの化粧品が浸透するのは角質層まで
直接肌にコラーゲンやヒアルロン酸を塗っても、分子量が大きくて真皮層まではたどり着かないのが現状です。お風呂に入っても皮膚から水は入っていかないのは、角質層にあるバリア機能のおかげなのです。この角質層のバリア機能がある限り、分子量を下げても肌の奥にまでは浸透しないのです。真皮層まで浸透したとしても定着はしないと考えられています。
真皮層は傷つく前に体内外からケアをしよう
いかがでしたでしょうか。真皮層は一度傷ついてしまうと、どうしても補修するまでに時間がかかってしまいます。化粧品を使っても中々効果を実感する事も出来ないのが現状です。しかし、外側から、内側から傷つく前にケアを続けていく事でいつまでも綺麗な肌を保つ事が出来るのです。今からでも遅くはないので普段のケアを見直してみるのも良いかもしれませんね。