思春期ニキビの改善に役立つとうわさがあるのが赤ちゃんのお肌用のベビーオイルとベビーパウダーです。
この2つにいったいどんな効果があるのか、そして、どうやって使うのかを調べましたのでチェックしてみましょう。
ニキビケアとしてコスパがいいベビーオイル
ドラッグストアやスーパー、コンビニなどで簡単に手に入るベビーオイル。一番有名なのは、ジョンソンエンドジョンソンが作っているジョンソンベビーですね。
生まれたての赤ちゃんにも使用できる保湿ケア商品で、ミネラルオイルと酢酸トコフェノール、香料の3つでできています。そのため、安全に使用することができるんですね。
またお肌の保湿に効果的だとTVで話題にもなり、ベビーオイル洗顔や、クレンジングにも使っている人もいるようです。
ベビーオイルの成分
ベビーオイルの中に入っているミネラルオイルと酢酸トコフェロールが、思春期ニキビに効果があります。
ミネラルオイル
ミネラルオイルとは、鉱物からとれたオイルのことです。このオイルは、皮膚に浸透するわけではなく、皮膚をコーティングしますので肌から水分を逃がさないようにする働きが強い保湿成分です。
オリーブオイルの2~3倍、ホホバオイルの3倍ほどの効果があると実証されています。
乾燥が原因のニキビに対して効果が高いです。さらに、保湿を高めることでバリア機能が向上し、紫外線や花粉などの刺激から肌を守ることができます。
酢酸トコフェロール
酢酸トコフェロールは、ビタミン3誘導体のことで、肌の新陳代謝を高める効果があります。
さらに、抗酸化作用の効果もあり、肌の酸化を防ぎ肌荒れやニキビの赤みを抑制させるのにも効果的です。
ただ、酢酸トコフェロールは、殺菌能力があるわけではないので、でき始めの白ニキビや黒ニキビには効果が薄い可能性があります。
ベビーオイルの使うときの注意点
パッチテストを行いましょう
赤ちゃんにも使用できるベビーオイルなのですが、時にアレルギー反応を起こしてしまう人もいますので、使用前にはパッチテストを行うようにしましょう。
防水タイプの絆創膏を用意して、ベビーオイルをガーゼ部分にしみこませます。そして、二の腕の内側に張り付けたら、30分間放置しましょう。30分後アレルギーが出ていないかチェックしましょう。
化粧水をつけてベビーオイル
ベビーオイルを一番効果的に使うには、まず保湿用の水分を肌に入れることが大切です。化粧水でしっかりと肌に水分を吸収させてから、膜を張るようにベビーオイルを伸ばしていきましょう。
思春期ニキビに効くベビーオイルの効果的な使い方
ベビーオイルでクレンジング
ベビーオイルを100円玉程度の大きさでとり、Tゾーンにクルクルとマッサージをするようになじませます。
次に、ベビーオイルを取りUゾーンになじませます。残ったオイルで目元や口元をクレンジングして、触り心地のいいティッシュでふき取りましょう。
ベビーオイルは水なじみがよくないため、ぬるま湯で洗い流すよりもティッシュでのふき取りがお勧めです。
ニキビができてしまっている場合は、ふき取りの刺激で悪化することもありますので、ぬるま湯で流せるオイルクレンジングをしましょう。
ベビーオイルで洗顔
GENKINGが紹介したのが、洗顔にベビーオイルを1滴入れるという方法です。この1滴を加えることで、洗顔の泡のきめが細かくなり上質な泡になります。
洗顔後のツッパリ感もなくなるので、洗顔後すぐもちもち肌になります。美容法としても注目されていますね。
ニキビ用の薬と併用する
ベビーオイルは、ニキビ用の薬と併用できるのがいいところ。肌のバリア機能をアップさせ、薬の効果もぐっと良くなってきます。
ベビーパウダーは、思春期ニキビに効く?
赤ちゃん用のスキンケアでもう一つ、ニキビに効くといわれているのがベビーパウダーです。ベビーパウダーは赤ちゃんのあせもを予防するために、使われているスキンケア商品です。
ベビーパウダーと牛乳やヨーグルトでパックをするとニキビを撃退できるとの情報もありますが、本当に効果があるのでしょうか。
ベビーパウダーの成分
まずは、ベビーパウダーに入っている成分をチェックしてみましょう。
タルク
ジョンソンエンドジョンソンのベビーパウダーに入っている成分がこのタルクです。タルクは鉱石の粉で、肌に乗せると粉同士の隙間から水分が吸収されたり蒸発されたりします。
つまり肌の上にある水分を蒸発させるためには効果的ですが、ニキビケアにはなりません。
逆に、このパウダーを塗りすぎると毛細血管現象が働かなくなり汗の蒸発をパウダーが邪魔することになり、ニキビを悪化させる恐れがあります。
酸化亜鉛
ピジョンから販売されているベビー薬用固形パウダーには、汗を抑えたり、消炎、止血などの収れん作用のある酸化亜鉛が配合されています。
この酸化亜鉛は、ニキビの炎症が進んだ時に浸出液を吸収させるニキビ薬に使われています。
しかし、ベビーパウダーには、ニキビ治療として使えるほどの酸化亜鉛が入っていないので、思春期ニキビを治すことはできません。
ベビーパウダーでは思春期ニキビを治せない
ベビーパウダーに入っている成分を見てもわかるように、ベビーパウダーでは、思春期ニキビを撃退することはできません。
お肌に優しい成分が配合されていますが、ニキビやあせもがすでにできているときには悪化する場合もありますので注意が必要です。
もともと、ニキビは毛穴に角栓が詰まってしまうことが原因なので、ベビーパウダーをニキビに塗ってしまうと毛穴が詰まってしまう可能性もあります。
ベビーパウダーがニキビに効果があるといわれているのは、パウダーを乗せた後のさらさら感が毛穴のつまりを解消しているように感じるイメージがあったからだと思われます。
まとめ
赤ちゃんの肌に使うことができる上に、安いものなら100円程度で手に入れることができてしまうベビーオイルは、成分的にもニキビケアに効果的なのでお勧めです。
しかし、ベビーパウダーには、ニキビを治療する効果はありませんので、注意しましょう。