寝汗で背中ニキビが増える?睡眠中のお肌を清潔に保つ5ケア

寝汗は背中ニキビを悪化させる原因のひとつ。個人差はあれど誰でも寝汗はかくものなので、毎日の睡眠や寝起きの時に、きちんとしたスキンケアを行いたいものです。

寝汗による背中ニキビを予防するためには、寝汗を減らすことはもちろん、シーツやパジャマなどを清潔に保ったり、寝汗をかいた時にお肌が蒸れるのを防いだりすることが大切。キレイな背中をつくるためにも、寝ている時でもしっかりとケアしましょう。

寝汗による背中ニキビの原因

シーツやパジャマが濡れないと、そこまで「寝汗をかいた」と意識することは少ないかもしれません。でも、私たちは睡眠中にコップ一杯もの寝汗をかいているんです。とくに背中は、仰向けに寝ることで最も寝汗をかきやすくなる場所になります。

そのため、背中は余分な油分や老廃物がたまってお肌が不潔になりやすく、肌環境が高温多湿になるので雑菌も繁殖しやすくなります。さらに、寝具や衣類に寝汗や垢(古い角質や埃、皮脂など)が付着・吸収されるので、多くの雑菌やダニが繁殖する原因になります。

つまり、寝汗をかくことで、背中やお布団、パジャマなどを清潔に保てなくなって、背中ニキビなどの肌トラブルが起きやすい肌環境になってしまうわけです。

寝汗が多いと睡眠の質も下げてしまう

一般的な量の寝汗は、発汗によって体の熱を下げて「睡眠に適した体温」にする働きがあります。そのため、適度に寝汗をかくことは、スムーズな入眠や質の高い睡眠をとるために重要なことでもあるんです。

しかし、寝汗の量が多い人は、肌やシーツ、パジャマなどが蒸れて気持ち悪くなるので、ぐっすり眠れずに睡眠中に何度も目を覚ましやすくなります。十分な睡眠がとれないと、心身をしっかりと休めることができないので、自律神経やホルモンバランスが崩れて、背中ニキビや肌荒れの原因になるので要注意です。

寝汗による背中ニキビのケア方法

寝具やパジャマを清潔に保つ

寝汗をかいたのに、寝具や衣類を取り替えずにそのまま何日も使い続けていると、雑菌がどんどん繁殖してお肌を不潔にする原因になります。背中ニキビを予防するためにも、以下のようなモノはこまめに取り替えるようにしましょう。

  • シーツ
  • 毛布・タオルケット
  • まくら
  • パジャマ・部屋着

一週間変えないだけでも、寝具や衣類はトイレより雑菌が多くなると言われています。目には見えないことなので無頓着になりがちですが、寝汗で濡れていなくても、定期的に取り替えたり天気の良い日に干したりするように努めてください。

速乾性・吸湿性のある素材を選ぶ

寝汗をかいた時に、「素早く汗を処理してくれる素材」や「雑菌が繁殖しにくい素材」を選ぶことも背中ニキビ対策には重要です。

  • 速乾性
  • 吸水性・吸湿性
  • 通気性
  • 抗菌・防ダニ

以上のようなタイプの素材でつくられた寝具や衣類を選ぶことで、寝汗による蒸れや雑菌の繁殖を予防して、ぐっすり眠れる環境をつくりましょう。

寝汗ケアの素材としては、吸湿性に優れた「コットン・シルク」などの素材、天然の抗菌効果をもつ「竹布」などがおすすめです。また、通気性に優れた「メッシュ素材」の敷布団(マットレス)なども効果的です。

寝汗の量を減らす

寝汗が多い人は、背中にかく汗の量を減らす対策も大切です。汗の量は、生活習慣や睡眠スタイルが影響している場合も多いので、心当たりのある人は日頃の自分を見直してみましょう。

  • 飲酒(アルコール)
  • 入浴後すぐに寝る
  • 寝室の温度
  • 布団の厚みや枚数

お酒を飲むと、体温が上がったり体内の水分量が増えたりするので、寝汗をかきやすくなります。また、入浴後すぐに寝てしまうと、寝汗の量も多くなるので、入眠の1~2時間前にはお風呂を済ましておくのが理想的です。

その他にも、寝室の室温や布団の厚み、枚数なども汗の量を増やす原因です。夏・冬に合わせて寝具や衣類を取り替えるのはもちろんですが、エアコンなどの冷暖房や電気毛布、窓の開閉などをシーズンや室温に合わせて上手に活用することで、快適に眠ることができる環境を作りましょう。

ストレスを軽減する

ストレスが慢性化すると、自律神経のバランスが崩れて交感神経が優位なままになります。交感神経は、発汗にも関わっている神経なので寝汗の量を増やす原因になることも。さらに、心身がリラックスしづらくなるので、睡眠の質も低下してしまいます。

高まった交感神経を下げるには、もうひとつの自律神経である副交感神経を優位にするのが一番です。入浴時に「ぬるめ(38~40度)の湯船」に浸かったり、睡眠前にストレッチや深い腹式呼吸を取り入れたりすると、副交感神経が優位に働くようになります。

寝汗の質を変える

汗には、ほぼ水分しかない「サラサラした汗」と、不純物の多い「ベトベトした汗」の二種類があります。背中ニキビを予防するなら、汗腺トレーニングで「肌が不潔になりにくい」サラサラ汗がかける体質に改善しましょう。

汗腺トレーニングでは、「汗をしっかりかく」ことがポイントです。

  • 熱めの湯船につかる
  • サウナや岩盤浴をする
  • 適度な運動をする

これらで発汗作用を促して汗の出る「汗腺」をしっかり鍛えましょう。サラサラ汗になると、不純物が少ない汗をかけるだけでなく、体の圧迫されていない部分から汗をかくようになるので、仰向けに寝ている場合は、背中ではなく胸から発汗するようになって背中の寝汗が軽減されます。

睡眠の質をあげることも意識しよう

睡眠の質が低いと、背中ニキビなどのお肌トラブルの原因になります。とくに寝室や寝具は、心地よい睡眠をとる上で欠かせない環境づくりなので、自分にあった形の枕や、重すぎない掛け布団、入眠しやすいライティングなどにこだわって、キレイな背中づくりに役立てましょう。

まとめ / 寝汗による背中ニキビの対策

基本的に、寝汗は誰もがかくものなので、さほど汗量が多くない人は、あまり過敏になりすぎないことも大切です。そのうえで、こまめな取り替えや効果的な素材選びなどで、寝具や衣類の清潔さをキープして、寝汗による背中ニキビを予防していきましょう。