New!! Q:シミで悩んでいる30代です。20代前半に頬に1個米粒大のシミができました。 その頃、不正出血をよくおこしてホルモン剤を頻繁に服用しており、その副作用だと思っていました。それが30代になってから他にもシミが出来始めて・・・一度窒素で焼いたのですが、更に濃くなったような気がします。 また、小鼻の周囲が赤黒くて・・・毛細血管だと思っているのですが、これも30代になってからどんどん濃くなっているような気がします。シミと毛細血管の浮きの治療をしたいと考えています。ですが、現在 妊娠も計画していて、治療法によって異なるとは思うのですが、妊娠中でも治療して問題ありませんか?また、産後、授乳中とかには?妊娠中がダメなら産後、育児休暇中に治療に通ってみようかと思っています。一度診てみないとわからないのかもしれませんが、答えられる範囲で結構ですので、ご返答お願いいたします。 A:やはり診てみないとはっきりしたことは言えませんが、シミの種類によって治療法は異なります。これしかないというものもあれば、そのシミなら治療はいくつかあるというものもあります。妊娠ということでも、妊娠がわかったら中止するもの、治療中は避妊するもの、妊娠中も大丈夫なものたくさんあります。 治療と言っても積極的にシミをとるものから、シミが出来にくい肌にしていく(予防)までいろいろあります。 通える頻度、予算によってご自分にあった方法を見つけていきましょう。 なお、美容医療という分野からいくと「現在、シミを液体窒素でとるという方法は、最新のミサイルを持ったジェット機の時代に、竹ヤリで戦うというようなもの」とお考えください。【赤池・H18.6】 Q:シミはなぜできるのですか? A:メラニンは悪者のように思われていますが、実は紫外線があたると、細胞の核を紫外線から傘のように守る大切な働きをします。そのメラニンを作る細胞がメラノサイトです。ところが、紫外線があたりすぎると、メラノサイトのDNAがダメージを受け、メラノサイトの暴走がおこり、紫外線があたっていないのにメラニンをどんどん作ってしまい、そこがシミになります。これが光老化の代表的なシミ(普通のシミ)です。【赤池・H17.12.24】 Q:普通のシミって? A:実はシミにはいろいろな種類があります。光老化の代表的なシミが老人性色素班です。境界がはっきりしている茶色のシミです。これは比較的簡単にとることができます。ビタミンAの塗り薬であるトレチノインゲルとか、フォトフェイシャルやQスイッチルビーレーザーでとっていきます。【赤池・H17.12.24】 Q:肝臓が悪いのですか?肝斑と言われましたが。 A:東洋人に多いのが、「肝斑」という目の下頬のあたりに左右対称にべったりとレバーのような感じでできてくるシミです。原因は不明ですが、妊娠分娩や閉経をきっかけにでてくることが多く、女性ホルモンや紫外線、物理的刺激が関係あると言われています。診察で感じたのは、よかれと思ってしている、マッサージ・スクラブ洗顔・念入りなクレンジングなどで、こすってこのタイプのシミを作っている方が多いということです。こすることを止めてビタミンAでとっていきます。肝斑はレーザーはかえって濃くなるので要注意ですよ【赤池・H17.12.24】(ただしメドライトC6は薄くなります)。【赤池・H21.10.15】 Q:ソバカスってとれますか? A:いわゆるソバカス、雀卵班です。幼稚園の頃からできてくるぱらぱらと散在するシミです。遺伝性があり、親や姉妹によくあります。フォトフェイシャルやQスイッチルビーレーザーで治療しますが、これはフォトフェイシャルが最適です。フォトフェイシャルというのは、IPLという光を、ジェルを塗りながら顔全体に照射していきます。レーザーのように顔に絆創膏をはるような必要がありません。 3週間毎に平均5回の照射が必要です。シミだけとかの一部分だけの治療というより顔全体があかるくなりハリも出てきれいに若返っていく治療法です。フォトフェイシャル照射後、しみの部分が黒く浮き上がっています。これが3日くらいでぼろぼろおちてそのあとが薄くなっていきます。【赤池・H17.12.24】 Q:青アザのシミってなんですか? A:意外に知られていないのが、美白剤の全く効かないシミです。「シミと思っていたら、実は20歳すぎてからできるアザ」というシミです。これは、遅発性両側性太田母斑様色素斑とよばれている、いわゆる青アザのシミです。青っぽい灰色っぽい茶色で、目の下の頬のあたりに左右対称によくできますが、べったりとしたシミ(肝斑)とちがって、つぶつぶがあつまったような、ボタン雪の感じのシミです。 これは、他のシミとちがって、深いところにあるシミなので、Qスイッチルビーレーザーでしかとれません。このシミを普通のシミや、そばかすとまちがえて、一生懸命美白剤をぬられている方がよくおられますが、メラニンが深いよころにあるシミなので、市販の美白美容液はもちろんのこと、シミをとっていくビタミンAなどの医療用の薬も全く効きません。もし、お友達などにこのシミの方がおられたら、教えてあげてくださいね。【赤池・H17.12.24】 Q:「美白剤の全く効かないシミがあるって本当ですか?」 A:本当です。シミには種類があります。シミをとりたいと希望される患者さんは、大きく4種類くらいのシミにわかれますが、その中の一つによく目の下の両頬にできるちょっと灰色がかった茶色のシミがあります。遅発性両側性太田母斑様色素斑といわれる「二十歳を過ぎて出来てくる、いわゆる青アザのシミ」です。メラニンが深いところにあるのでQスイッチルビーレーザーでしかとれません。美白剤はまったく効きません。シミは一旦診断を受けて、シミの種類にあった治療法を選ぶのが一番最短距離の方法です。【赤池・H17.10.19】 Q:「トレチノイン療法」について教えていただきたいのですが・・・。シミの場合ですが、1クールの治療が完了して、しばらく経過した後に、シミが元に戻る場合もあるのでしょうか?1クール終わっても定期的に治療が必要でしょうか? あと、経費のところに「日焼け止めのラドローションなどスキンケア製品は別料金」となっていますが、最低限そろえるといくらぐらいになるでしょうか? 診察には市場町、徳島市とどちらに行っても受付できるのでしょうか? A:トレチノイン療法でシミが薄くなったとしても、その後紫外線対策をきちんとしなければ、かえってシミを呼ぶことになります。(レーザーやフォトフェイシャルなど他の方法も同様です)1クール期間中はもちろん、その後もしっかりと正しいスキンケアと紫外線対策をすることによって、シミを増やさずきれいな肌を保つことができます。 また、1クール終了後、治療を定期的に続ける必要はございませんが、お肌の老化は常に進行しています。最新の美容医療のうち、メンテナンスの方法はいろいろありますが、定期的に診察を受けて頂ければ、肌の状態に合わせた治療法をご提案出来るかと思います。診察は市内元町のAKAIKEクリニックで行っております。 治療費についてですが、最低限必要なものは日焼け止めとコンシーラーです。日焼け止めは4,500円、コンシーラーはお手持ちのものでも結構です。当院でおすすめしておりますスキンケア製品をご使用いただくことが理想ですが、シリーズで揃えて頂くと約23,000円程度(3ヶ月分)です。【ビューティーセラピスト 長瀬】 Q:今日病院に行って、しみとリの相談に行きました。レーザーを希望していましたが、カイネチンクリームとハイドロキノンを処方されました。しみの濃い部分には、綿棒でハイドロキノンを塗り込むように言われました。数日後にはその部分が赤くなってきて、そこからまたその部分は怪我の治療になるといわれたのですが、塗りこんでも大丈夫なのでしょうか?また、レーザーとの違いは何ですが? A:たぶんそれはハイドロキノンにかぶれているのではないでしょうか? ハイドロキノンは、メラニンの合成酵素チロシナーゼの阻害剤で、美白剤として市販の美白剤(アルブチンなど)の60~100倍の力があります。が、結構副作用として接触性皮膚炎(かぶれ)をおこすことがあります。また、市販の美白剤より強力なハイドロキノンですが、それだけではシミはとれません。トレチノインとハイドロキノンの組み合わせでとっていきます。 また、塗り込むのはよくないです。「とにかく薄く塗る」よう指導しています。なぜなら、がんばって塗りすぎた方がよくかぶれるからです。いったんかぶれるとシミの治療はしにくくなります。トレチノイン療法でも、フォトフェイシャルでも、レーザーでもハイドロキノンを使うので。 カイネチンと一緒に処方ということですが、現在の美容医療でシミ治療と言えばトレチノインとハイドロキノンの組み合わせが主流です。私も以前カイネチンを使ってみましたが、(副作用が少ないのが特徴ということでした)目に見える効果はありませんでした。今は使っていません。 シミはシミの種類によって治療法を選ばなければなりません。レーザーが適しているシミもありますが、一般の方がよく失敗するのはシミの種類によってレーザーの種類を選ばなければならないということを知らずに、行き当たりばったりに行くからです。なかには、レーザーで濃くなるシミもあります。 Q:もともとニキビやそばかすがあったんですが、二十歳で出産し、12年たった今、シミだらけって感じで、顔全体が黒くくすんで、「肝臓悪い?」とか言われてます。一年ぐらい前に勧められた、美顔器を使っていますが効果をあまり感じられません。 A:おそらくホルモンの関係が深いシミである肝斑(肝臓が悪いから出来るのではなくて、べたっとレバーのようにみえるのでこのような名前がついています)が目立ってきたのではないかと思います。シミは種類によって治療法を選択していかなければなりません。(治療法をまちがえると悪化することもあります)一度みせに来てください。 皮膚も毎日新しい細胞が生まれ変わっています。古い角質は洗顔とともに実は剥がれ落ちています。しかし、何らかの原因でそのリズムが正常に働かなくなり古い角質が剥がれ落ちずにたまってしまうと「くすみ」になります。くすみを取るのは比較的簡単です。くすみがとれると全体が美白されシミの輪郭がはっきりしたり、くすみに埋もれていた肝斑が見えるようになります。そこから根気よく治療を続けていくとシミは必ずうすくなります。消えることもあります。 美顔器のことはよくわかりません。しかし、たくさんの方のスキンケアの診察をしてきて、かなりくわしく話をきいていくと(これを問診といいます)たくさんの情報が集まります。かなり多くの方が10万円~30万円程度の美顔器を買っておられます。話をきくと、一人残らず「効果はわからなかった」「今は使っていない」ということでした。中には美顔器でトラブルを引き起こし診察に来られた方もいました。「害がなければよかった」と考える程度のものではないでしょうか。しかし、悔やむことはありません。実は私も以前スキンケアの勉強をする前、有名家電メーカーN社の7万円くらいのスチーマーなどがついた美顔器や同じくN社の5万円の超音波エステ器を買ったことがありますが今や粗大ゴミです。みんな一度は買っちゃいますよね。(私は2度も・・・。)【赤池】 Q:結構有名なブランドの高い基礎化粧品をずっと使っていたので安心していましたが、40代になってシミも出来てきて不安です。 A:やはり一般の化粧品に広告どおりの期待をかけるのはまちがっているというのが本当なのではないでしょうか?一般の化粧品は消費者にまず購入してもらうことが一番なので、効果よりもやはり塗ってすぐの塗り心地やこころやすらぐような香りを重視しています。それにみあう化粧品の開発が行われています。「期待の瓶詰め」のような化粧品でも仕方がないです。 よくある「しわにコラーゲン」という広告も、医学的に見るとコラーゲンは分子量が大きくてとても肌の中(真皮)には入っていかないので、しわには効果はありません。単にコラーゲン自体に少し保湿作用があるので、肌の上にのせたときしっとりと感じます。また、美白では、コウジ酸やアルブチンなどですが、実験室では美白効果があっても実際人の肌に塗っての美白効果はほとんど認められないことはスキンケア専門の教科書には明記してあります。くわしくいうとコウジ酸で美白効果がでるには大量に塗る必要があり、大量に塗ると副作用で肌は乾燥してしまい、まだらに白くガサガサになってしまうということです(コウジ酸はすでに使用禁止になりましたが)。 しかし一方、医師が「肌を健康にするために」自分のスキンケアの研究に基づき化粧品を実験室から自分の工場で製造しているものがあります。いわゆるドクターズコスメとよばれるもの(ドクターズコスメでも名ばかりのものももちろんあります)で、最近2001年4月の規制緩和により世界に遅れて日本でもブームになってきています。従来の化粧品のイメージを塗り替える「目に見える効果」が機能性化粧品とよばれています。 毎日使う基礎化粧品が効果的になってきているので、私は肌の基本的な知識や医学情報、正しいスキンケアのあり方を広く普及することが、肌トラブルのある方もトラブルのない普通の方も、みんながきれいになっていく一番の近道と考えています。【赤池】 Q:一般の美白化粧品でシミはうすくなりますか? A:大多数のしみは、表皮の一番深い層(基底層)周辺にメラニン色素が沈着しています。この層にはメラノサイトと呼ばれるメラニンを作る細胞があります。通常市販されている美白剤(医薬部外品)は、メラノサイトがメラニン色素を新しく作る量を減らすような働きをする有効成分が微量含まれてはいますが、非常にその作用が弱いうえに、現在沈着しているメラニン色素を外に出してしまうような作用は全くないため、すでに存在しているしみは良くなりません。 当院でもシミを取るには、一般美白成分の60~100倍くらいメラニンの合成を抑えるハイドロキノンとトレチノインゲル(ビタミンA)の両方を使って初めてシミがとれます。それだけ強力なメラニン合成阻害作用をもつハイドロキノンでも、それだけではシミはなかなかうすくなりません。 Q:シミを凍らせて取るのはどうですか?レーザーは? A:古い方法では、凍結療法(液体窒素、ドライアイスなどで凍らせて細胞を壊死させる方法)があります。安価で簡単ですが、取る深さが一定にはできなくて術者の加減によるので、色素沈着、瘢痕などの可能性もあり現在はレーザーにとってかわられています。 そのレーザーも、「レーザーといえばひとつ」というのでありません。つまりレーザーならなんでもいいというわけではなくて、盛り上がりのない老人のシミならQスイッチルビーレーザー、盛り上がりがあるシミなら炭酸ガスレーザーがベストといった具合に適応が違います。 私は必ずシミをみて、当院にないレーザーが一番いいと考えられる場合は、適切な施設を紹介しています。いきあたりばったりに行かれると失敗も多いようです。レーザーをあててはいけないシミにレーザーをあててしまった方もおられました。今は情報があふれています。素人判断せずに、当クリニックが行っていない方法でもなんでもまずご相談ください、プライマリ・ケアとしていろんな治療に振り分けていっています。 【赤池】 Q5:いつも毛抜きでぬいています。シミができたような気もします。 A:「抜毛」はトラブルが多く、推薦できない方法です。抜毛すると毛包壁が傷つき、雑菌による毛のう炎をよくおこし色素沈着を残します。また、毛のう炎の繰り返しにより表皮・真皮の境界が不明になると表皮にあったメラニン色素が真皮に落ち込み、色素沈着がとれなくなってしまいます。診察に来られる方で多いのは、よく雑誌やTVで宣伝しているSという毛を抜く器械によるトラブルです。実は昔私も買ったのですが、ヒザ下をガーと器械で毛をぬいてみて「痛すぎるわよ!」と3日で使用を止めました。まじめに痛みにたえて1年くらい続けた方(若いお嬢さんが多いです)が、点状の色素沈着に悩んで数人受診されました。 一時脱毛については、削毛および除毛剤が比較的トラブルがすくないと考えられます。不再生脱毛では医療レーザー脱毛をおすすめします。【赤池】 |