C6コラム、最後は、最も大事な「洗顔」に関するお話です。

前回、化学反応は、電子(気持ち)の高ぶったイオンが原因、という話でした。

特に洗浄は、激しい気持ちと気持ちのぶつかり合い。

そのダイナミックな物質変化は「魔法」といっても過言ではありません。

ヒトが挑んだ魔法薬「界面活性剤」に、はたして答えはあるのでしょうか。

そして、12時が迫るシンデレラに贈る、時間延長の魔法薬とは?

 

C6コラム、完結。

~【尾池博士のC6コラム】Vol.7 「化け学は洗顔から」

 

【界面活性剤という魔法薬】

洗顔も、イオンを中心に考えると、すべての現象が理解できます。

洗浄力も、殺菌力も、泡切れも、ぬるぬるも、シャボン玉も。

みなさんご存知の「界面活性剤」は分子の一端が無理やりイオン化されています。

 

 

そのためイオン部分は、同じように電子(気持ち)が高ぶっている人を探しています。

特に金属イオンですが、実は、水も気分が高ぶっている仲間です。

水も電気的に高ぶっていることを知ると、この世界の理解度が飛躍的に高まります。

気持ちが高ぶっているから、あらゆる物質をバラバラに別れさせる(溶かす)のです。

 

 

ですので、界面活性剤のイオン部分(親水部)は、常に水と一緒にいたがります。

しかし界面活性剤のもう一端は、ワセリンのような油であり、油や空気と馴染みます。

そのため、水中で空気を包むと泡になり、油を包み込むと洗浄力を発揮します。

 

 

 

シャボン玉は、空気-水-空気の二重構造です。光が屈折して虹色に見えます。

その二重構造を利用して、動物細胞が生まれました。いわゆる脂質二重膜です。

多量の界面活性剤は当然、この二重膜を溶かすこともできます。つまり殺菌です。

 

 

【追い求めた強い魔術】

ヒトが最初に手に入れた魔法薬「脂肪酸ナトリウム石鹸」は、弱酸系と呼びます。

脂肪酸が弱酸だからです。弱酸は、気持ちが弱い。安住を求めています。

そのため、水道水中のカルシウムイオンなど金属イオンが大量に流れてくると、

次々と結合し、洗浄力を失います。これが、「泡切れ」です。

 

 

ヒトはつい、強さを求めてしまうようです。どうすれば強い魔法薬が作れるのか。

その答えは簡単でした。強酸(硫酸)を使えばよいのです。S04です。

 

 

硬水中でも使うことができる、強い魔法薬(ラウリル硫酸ナトリウム)の誕生です。

金属イオンが大量に流れてきても、安易に結合せず、強い意志で油を除去し続けます。

これは、いまでも、洗濯などの生活を支える偉大な一大発明です。

もちろん、自らの皮膚細胞に使うには強すぎる魔法薬です。

 

ところがそれに気が付くのには、時間がかかりました。

なぜなら、ラウリル硫酸ナトリウムの大量生産が始まり、安価になったためです。

強酸系界面活性剤でさっぱりしすぎる場合を考え、保湿剤が添加されました。

そのため、皮膚に残る強酸系界面活性剤に気づきにくくなり、

自らの魔法で、自分の皮膚細胞の二重膜を破壊する時期が続きました。

 

【魔法の使い方】

やがて、新たな弱酸系や弱アルカリ系合成界面活性剤の開発が始まりましたが、

もともと天然油脂で作っていた脂肪酸ナトリウムの何がいけなかったのでしょうか。

魔法を使う立場で冷静に考えれば分かります。魔法薬としては、悪くなかった。

ただ、使いにくかった。

固形状で、いつも空気(酸素、炭酸ガス)に触れ劣化した面を使わなければならない。

でも、それ以外の魔法のメカニズム的には何も問題はない。

むしろ、油部分は皮脂に馴染みやすく、香りは懐かしく、泡切れがよく、利点が多い。

つまり、魔法薬自体がいけなかったのではなく、魔法の使い方が問題だったのです。

 

 

そこで、FILTOMでは、魔法薬を使い方に合わせて作り変えることにしました。

メカノケミカル法を用います。粒子を粉砕することで、流動性を上げる魔法です。

魔法薬(固形脂肪酸ナトリウム)の成分は変えずに、液状化させ、瓶に密封します。

空気から遮断し、いつも新鮮な状態で使えるようにしました。

FILTOM純石鹸ベース洗顔フォームの誕生です。

 

 

【時間延長の魔法薬】

これでやっとFILTOMは化け学メーカーとして、12時が迫るシンデレラに、

時間延長の魔法薬を紹介する準備が整いました。

 

肌の衰えは、自ら生産していた肌培養成分が少なくなることが原因です。

最高の肌培養成分であるプラセンタを肌に届け、機能させるためには、

まずはじめに、肌を適切に洗浄し、肌細胞を元気づけなければなりません。

洗浄には、もっとも肌にやさしい新鮮な弱酸系界面活性剤を使います。

毛穴奥に皮脂を残し、肌表面に界面活性剤を残さないよう、泡切れよく洗います。

そして肌細胞の起電力を回復させるため、やまだ泉でカリウムイオンを補給。

本来の機能を回復した肌細胞に、肌培養成分プラセンタを供給します。

純石鹸ベース洗顔フォーム、やまだ泉、C6クリームが、時間延長の魔法薬。

これがFILTOMの答えです。

 

 

純石鹸ベース洗顔フォームのお買い求めはこちらから

販売価格  1,080円(税込)

100mL(チューブ密封)(常温保存品)

 

 

 

【2016年9月10日追記】

2016年9月2日、純石鹸ベース洗顔フォームに関連するニュースが話題となりました。

アメリカのFDA(米食品医薬品局)が、「特定の抗菌成分を含む洗浄剤の販売禁止(※)」を発表しました。日本では各メディアから「抗菌セッケン規制開始」として報道され、日本政府も調査開始を発表しました。

FDAはこの発表において、「消費者は抗菌洗浄剤が細菌の増殖防止に対し、より効果的だと思っているかもしれませんが、我々はこれらが純石鹸と水洗いよりも有効であると示す科学的な証拠を何も得ていません。」と述べています。

さらに長期間の調査によって、「純石鹸と水洗いが最も有効的な洗浄方法の一つ」という結論を得ています。

この報道を予測していたのかは不明ですが、まさに絶好のタイミングでの掲載。日経WOMANに脱帽です。

おかげで早くもC6ユーザーの皆様の間でご注目いただいております、石鹸の革新、「純石鹸ベース洗顔フォーム」。

10年後にはFILTOMの純石鹸ジェルが世界を席巻しているはずです。

 

Oike / FILTOM