ワキガのニオイはアルコール消毒で抑えることが可能です。
実際に実践している方もいるでしょう。ですが、やりすぎてはいませんか?
たまに痒くなったりヒリヒリしたりすることもあるけどニオイがするのは嫌だから…と言って使用を続けている人はいませんか?
アルコール消毒は効果的で手軽にできるものですが、間違った方法で行ってしまうと肌荒れなどの原因となります。正しいアルコール消毒の使い方を覚え、間違えのないように使っていきましょう!
アルコール消毒を行う事でのメリット
なぜアルコール消毒がニオイ対策に効果的なのでしょうか。
それはやはりアルコールの殺菌力にあります。実際にトイレや病院の窓口などにアルコール消毒が置いてあったり、冬のインフルエンザの季節になるとアルコール消毒が効果的ですなどとテレビでみたりしたことはありませんか?
アルコール消毒というのは病気を防ぐのはもちろん、体臭対策にもなるのです。では、なぜアルコール消毒が体臭対策になるのでしょうか?
殺菌で臭いを防ぐ
そもそも、汗そのものにはニオイはなく、汗のニオイの原因は汗に常在菌が集まり繁殖することにあり、汗臭さは雑菌が汗を分解し発酵する際の腐敗臭なのです。つまり常在菌を殺菌することができればニオイ対策となるのです。
実際に消毒用アルコールは30秒程度で99%以上の殺菌効果が期待でき、多くの人が効果を体感しています。
ワキガの原因について理解できれば、菌がニオイの原因であることがわかるでしょう。詳しくは以下のページでご紹介しています。
どのようなアルコールを 使えばいいのか
ワキガ対策として 使用するアルコールは、 市販の消毒用アルコールで問題はありません 。エタノールの濃度が40%以上になると殺菌効果は期待され、ワキガの臭いには70%前後のものを使用することで非常に効果が期待できると考えられています。
使用の際はコットンなどにアルコールを含ませ、軽く脇に押し当てるようにして使用します。
アルコール消毒用のウェットティッシュでももちろん代用できますね。持ち運びするなら、ウェットティッシュが良さそうです。
ワキの消毒をする時に、肌に強くこするようにして刺激をあたえてしまうと、色素沈着し黒ずみの原因になりますので十分注意してください。コツは優しくですよ!
アルコール消毒のしすぎがよくない理由
それでは、アルコール消毒のしすぎが良くないと言われる理由とはなんなのでしょうか?ニオイがなくなるならそれでいいじゃないかと思う人もいるかもしれませんね。
アルコールの殺菌力は非常に高いですが、菌の繁殖力も高いのです。
菌は30分で1回という非常に速いスピードで細胞分裂します。なので殺菌したとしても残った菌が繁殖していき、数時間後には元の菌の数に戻ります。このことからアルコール消毒によるワキガ対策の効果の持続性は2時間ほどなのです。つまりアルコール消毒というのは一時的なニオイ対策でしかないのです。
そこで、こまめにアルコール消毒もすればいいじゃないか!となるかもしれませんが、それは非常に危険な考え方です!
肌荒れの原因になる
アルコールは揮発性が高いので皮膚に使用すると、皮膚の水分も一緒に奪ってしまいます。その結果、乾燥し肌荒れの原因となるのです。
またアルコールが肌に合わない人も多くいます。腕のパッチテストでは大丈夫だったからといって、安心して脇に一度に塗布することも危険です。特に脇は皮膚が他に比べると薄くデリケートなので肌荒れを起こしやすいです。
脇に塗ったら真っ赤に腫れたという人もいるので、少量ずつ試してみてください。そして痒くなったり赤くなったりなどの異常が発生した時にはすぐに使用を中止しましょう。
使用するアルコールは、手用の消毒アルコールで保湿成分が配合されたものを選ぶと良いかもしれません。100均等で売られている除菌シートもアルコール濃度は低くなりますが、効果はありますし、濃度が低い分肌にも優しいです。
病気に繋がる可能性も
皮膚の常在菌は悪いものばかりではありません。みなさん善玉菌というのを聞いたことはありませんか?
常在菌はいわゆる善玉菌と言われるものなのです。これは外部からのカビ菌やウイルスなどの病原菌から守ってくれるという大事な働きもあります。常在菌がゼロというのは身体が無防備な状態の為、病気に繋がる可能性もでてきます。
ですから、頻繁にアルコール消毒をし、常在菌まで殺菌してしまうことはおススメできません。
アルコール消毒を使う場合はどのように使えばいい?
アルコール消毒を使う時は、どのような時が望ましいかというと、デオドラントクリームと併用して使うことがおススメです。
アルコール消毒は確かに消臭対策になります。アルコール消毒するだけでもニオイが一時的に改善されます。
しかし、だからと言ってアルコール消毒を一時間置きにやることはNG。上記でも説明しましたが、体に必要な分の常在菌まで殺菌してしまう可能性があるからです。
なので、そういう時はデオドラントクリームを併用することで、制汗作用や殺菌効果を長時間持続させてくれる効果が期待できるのです。
アルコール消毒自体はやってはいけないわけではありませんが、やるなら回数を少なくすること。そしてその回数を減らしつつ、体臭を抑えるなら、デオドラントクリームとの併用が望ましいのではないでしょうか。
最後のまとめ
以上のようにアルコール消毒の効果は非常に期待できるものですが、体質改善できるわけでもなく、また1日に何度もできる対処方法でもないので一時的な対策でしかありません。
アルコール消毒の効果をしっかりと理解して、上手に使っていきたいですね。