ドラックストアやデパートの化粧品売り場で『美白』という文字をみないことがないくらい定番化している美白化粧品。果たして、できてしまったシミは化粧品で消えるのでしょうか?
多分、この疑問は皆さんお持ちだと思います。
今回は化粧品でシミは消えるのか?皮膚科治療やレーザーの効果はどうなのか?についてお話しします。
出典:http://www.cafeglobe.com/
化粧品でシミは消えない?
シミを消すために美白化粧品を使い続けている人がほとんどだと思いますが、実はその考え方、行動は残念ながら間違ってます…実は、美白化粧品はできてしまったシミを消すものではなく、予防的に使うものだからです。
化粧品パッケージに『○○ホワイト』とか『ホワイトニング○○○』の様にシミが消えそうなイメージで売られているものが多いので、そう感じてしまうのも無理はありません。が、実際にはシミが消えるとはどこにも記載はありません。
美白化粧品は「肌を白くする」と誤解されがちですが、実際はシミの元になるメラニンが出来ないように抑えてくれる役割がメインなんです。
美白成分の働き3ステップ
では、美白成分は名前に『美白』とついている以上、美白効果があるはず!具体的にどんな働きをするのでしょうか?
シミの元となるメラニン色素が作られるには3つのステップがあります。美白成分はそのステップのどこかで、ブレーキをかけるものだと思って下さい。
ステップ①に効く!美白成分【紫外線を浴びたことを知らせない】
・カモミラET
・トラネキサム酸
・t-AMCHA(ミクロアミノ酸誘導体)
ステップ②に効く!美白成分【メラニン色素をつくらせない】
・エラグ酸
・アルブチン
・ルシノール
・ビタミンC誘導体
・トラネキサム酸
・プラセンタエキス
・油溶性甘草エキス
・ハイドロキノン
・マグノリグナン
・リノール酸S
ステップ③に効く!美白成分【メラニン色素の排泄を助ける】
・4MSK(メトキシサリチル酸カリウム塩)
・エナジーシグナルAMP(アデノシンーリン酸ナトリウム)
このように、色々な段階で作用すのが美白成分の働きです。ここでわかるように、美白成分というのはこれからつくられるメラニン色素を減らすように働くものです。今肌にあるメラニン色素を分解する訳ではありません。できてしまったシミを消すというよりはこれからできるシミを予防するという働きがメインになります。よって、部分使いよりも、顔全体に毎日使えるものが良いですね。だって、毎日紫外線を浴びることでメラニンは生成されてしまうので、ストップをかけられるお肌にしておかないと予防にはなりません。美白化粧品はシミができてからではなくて、できる前から使いましょう!
では、今、肌にあるシミを消すには、やはり皮膚科治療やレザーがいいのでしょうか?
シミに皮膚科治療やレーザーは効果的?
一言でシミといっても実は原因や症状もさまざまで、いくつかかの種類に分けられます。そのシミの種類によって治療法も違ってきます。
シミの種類
・老人性色素班
・炎症性色素沈着
・肝斑
・雀卵斑(そばかす)
・脂漏性角化症
・花弁状色素斑
皮膚科での治療方法の種類
1.薬剤治療
(1)イオン導入…イオン導入器で皮膚に微弱な電流をおこし、塗布するだけでは吸収されにくい水溶性の有効成分を肌の奥まで浸透させる治療です。
ビタミンC誘導体・ビタミンE・トラネキサム酸・グリシルグリシン
【効果的なシミ】肝斑
(2)ピーリング…薬剤を肌に塗布して皮膚を表面から溶かし、不要な角質を取り除いて肌のターンオーバーを促す治療です。
グリコール酸・サリチル酸・乳酸・トリクロロ酸
【効果的なシミ】炎症性色素沈着
(3)ハイドロキノン軟膏…皮膚を紫外線などによる損傷から守り、メラニンをつくりにくくします。有効成分が5~10%と高い濃度で含有されています。
【効果的なシミ】炎症性色素沈着・肝斑・老人性色素班
(4)トレチノイン軟膏…ビタミンA誘導体の1種で、通常のビタミンAの約100倍の効果があるとされており、肌のターンオーバーを促し、角質にたまったメラニンを排出します。
【効果的なシミ】炎症性色素沈着・肝斑・老人性色素班
2.内服薬治療
(1)トランサミン…メラノサイト活性化因子をブロックし、メラニンの発生を抑制します。
(2)ビタミンC誘導体…高い抗酸化作用があり、メラニンに働きかけて色素沈着を緩和します。
(3)ビタミンE…強力な抗酸化作用で、ビタミンCと一緒にとることで相乗効果が期待できます。
(4)L-システイン…メラニンの還元力が高く、美白効果があります。
2.レーザー治療
メラニン色素を効果的に破壊する治療です。レーザーをあてた部分はかさぶたになり、1週間~10日程で剥がれ落ちます。
【効果的なシミ】老人性色素班・雀卵斑(そばかす)・脂漏性角化症・花弁状色素斑
3.光治療
レーザーよりも照射面が広く、肌への負担や刺激が優しいため、顔全体に点在するような細かなシミの治療に向いています。
【効果的なシミ】老人性色素班・雀卵斑(そばかす)
皮膚科治療は、シミの種類によって治療方法が違い、さまざまな方法があります。一か所に複数のシミが混在している場合もありますので、信頼できる医師の元、自分の症状にベストな治療を受けることがシミの改善には必要ですね。
まとめ
今、肌にあるシミをとるには皮膚科治療が効果的だと思います。しかし、紫外線を毎日浴びている以上シミは毎日つくられているので、シミをとったからといって、一生出てこないというわけではありません。以前、コチラの記事でも書かせていただきましたが、紫外線対策&抗酸化対策をしながらシミをつくらせない健康的な肌を育てましょう!
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