この部品は何の為に有るのでしょうか?
この部品は何の為に有るのでしょうか?
添付画像はMP640ですが、赤丸部分で囲った部品の役割が判りません。
これはキャリッジがリフトアップした状態で左端に寄った時だけ作動して、その状態で紙送りのメインシャフトを正方向に回転させるとロックする仕掛けになっていると思います。
と、ここまでは理解できるのですが、どんな時に実行されるのかが判りません。
もしかすると無くても問題は起きないのではないかと思ったりするのですが、実際はどうなのでしょうか。
補足回答ありがとうございます。
そして貴重なご意見、参考になりました。
ただ、この部品の目的は謎のままです。
あとパージカムの位置確認は違うような気がします。
カムが回転するには
パージユニットのキャップが上がった状態で
ローラーが逆回転する必要があるからです。
ちなみに、キャリッジリフトを検知するセンサーは付いていませんよね。
ベストアンサーに選ばれた回答
プリンタの修理屋です。
まず、大きな前提なのですけど、現在は「定額修理」が基本になっています。
メーカーサイドにしてみれば、「細かく分解して小さい部品を交換するよりも、ユニット交換したほうが手間もかからないし、再故障の発生も防げるだろう。」と言う、アメリカ的な考え方をします。
表向きはそうですけど、実は部品の在庫数を減らすことが出来ます。このコストダウン効果は非常に大きいようで、実は今回の部品も単発部品では出ておりません。
(逆に我々は小さな部品であってもユニットを発注するしかなく、収益が悪化しているわけです)
当然、ユニットの動作に関してはブラックボックスになってしまい、動作の概要すら知らされていません。
また、この部分でトラブルが起こったこともありません。
丁度、修理に入っていたiP4930がありましたので、動作のチェックをして見ましたが(複合機の場合、外装カバーを外した状態で動かすのが非常に難しくなりました)、通常印刷、自動両面印刷、レーベル印刷のどれでも動作はしませんでした。
インクを交換するときに、キャリッジが左のほうに出てきて、左端まで行った時に、フィードローラーが若干回転し、そのときにこのレバーが動作します。
メインのフィードローラーの動作は、前のほうにある排紙ローラーを経由してパージユニットに伝わっています。
その先には、マイクロスイッチが付いたカムがあったはずですので、そのあたりが正しい位置にセットされているかを確認していると思います。
そのときに、フィードローラーがオーバーランしないようにカムにロックをかけて止めるのでしょう。
それが正解なのかも分かりませんし、重要な動作なのか、よほどのことがあったときのための安全対策なのかは分かりません。
確実にいえるのは、(私も含めてですけど)インクジェットプリンタは知られていないところで非常に多くの種類の複雑な動作をしているという事。
大昔の機種であれば、動作の概略の説明書とかが出ていましたし、部品番号などから機能を推測することも出来ました。
現在の機種では、そういったことは全くできません。
さらに、設計自体も海外(生産拠点)に振ってしまっている可能性があります。
どういう意思で設計されたのかは分かりにくいことがあります。
(海外では何らかの法規制とか、海外の特許対策とかの可能性もあります)
追記 : 「パージカム」?どこのことを言っているのかわかりませんけど、キャップの上下はパージユニットのモーターで動かしていますから。排紙ローラー経由で動作させているカムはキャップと違う部分です。
また、キャップの上下と送りローラーは全く関係なく独立して動きます。
なお、キャリッジリフトの異常は複数のセンサを使って検知しています。(異常を検知したというエラーコードが用意されています)
ここも一枚噛んでいるはず。
「違うような気がします」・・・・そう思うのでしたら、この先はご自分で研究してください。
メーカーが公表していないことですから、私が書いたことも推測でしかありません。
また、私としても、守秘義務というものがあり、仕事の最中に知りえた情報であっても、そのまま書くわけには行きません。
仕事は、壊れた機械を正常に戻すことですから、よほど難儀な修理が出ない限りはユニットの動作の検証などしません。
ただ、全体の動作を考えると、この部分の存在価値も分かるよな気がします。
2000年頃からの機種は4モーターシステムと言って、やたらにモーターを多く使っていました。
その後、コストダウンのためにモーターの数は減り、現在に至っています。ちなみに最低限度の動作をさせるならモーターは2つで充分です。
モーターが減っても機能は多いままですから、動力はカムなどの切換で伝えなければなりませんし、いくら切り替えるといっても一箇所のカムの動作モード数には限りがあります。
そのため、全く違うところのカムの余ったモードを使って、そのカムの動作をわざと制限する、なんていう使い方もあるのです。
今回のカムはそれに近い気がしますね。
それも、滅多に出てこない動作の組み合わせが発生したときの安全装置的な物ではないかと思ったわけです。
海外の法規制というのは、インクジェットでは考えにくい話なのですけど、昔のレーザープリンタではありました。
レーザー光線を規制する法律が日本にはなく、アメリカでは非常に厳しかったので、それに対応した部品がありました。
今では日本も法律が出来て当たり前についていますけどね。
質問した人からのコメント
2014/1/18 11:34:53
ごめんなさい。
パージカムではなくてバルブカムでした。
勿論、排紙ローラー経由で動作させているカムの事です。
インク交換時はキャップが下がっていますので、カムには回転が伝わらないという事を言いたかったのです。
(キャップ上下によるクラッチ機構の不良で6C10エラーが出た例がありました)
5110エラーの発生原因も併せて、また考えてみます。
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