蒸し暑いですね〜

 

夏はをかくので、子ども達の皮膚のトラブルが増えます。

 

このは、はたして悪者なんでしょうか

 

答えは、

 

  をかくこと 

  を残すこと 

 

です。

 

 

汗をかくことは良いことです

 

たとえアトピー性皮膚炎のお子さんであっても、過去にされていた『汗をかかせない指導』は、今では『汗をかかせない指導は不要』と明確に否定されています。

 

アトピー性皮膚炎の患者さんでは、発汗機能の低下(汗をかけない)がある事がわかっています。

 

「細菌の汗管塞栓」「汗腺から汗漏出」「ヒスタミンが発汗抑制」などの原因仮説がありますが、発汗機能を回復させる事も治療の一つと考えられています。

 

 

 

汗にはいろんなメリットがあります。

 

体温調節機能だけでなく、

 

保湿機能

 汗そのものが天然保湿因子を多く含む物質

 

感染防御機能

 抗菌ペプチドを含む

 

抗原失活作用

 ダニなどのアレルゲンによる皮膚のバリア機能障害から守る

 

があると言われています。

 

 

汗をかいた時

皮膚の中(角層)に残るべき汗は残り、保湿や生体防御に関わります。そして、染み込まずに表面に余った汗は蒸発して皮膚を冷却します。

ここまでは汗の良い点です。

 

 

汗を(皮膚の表面)に残す事

蒸発して皮膚の表面に残った汗成分は、時間とともに効果がなくなり、悪い面が出てきます

 

 

 

汗への対処をまとめると

 

汗をかくことを避ける必要はない

 

汗が皮膚表面に長時間残らないように洗い流す、または拭き取る

 

寝起き・外出後など汗をかいた時に、手洗いのついでに、肘や手首、足首や首を洗ってください。濡れたタオルで拭くだけでも余分な汗が皮膚表面に長時間残ることを防ぎます。

 

 

後は、保湿をお忘れなく

 

 

さすがに暑いので、ある程度の冷房は大丈夫ですよ。

 

熱中症に注意して、元気に外で遊んで汗をかきましょ〜

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今日は赤ちゃんの湿疹についてです。

 

赤ちゃんは生後3週頃から湿疹ができやすくなります。

 

俗に言う乳児湿疹です。

 

 

一般的に使われるこの乳児湿疹という言葉は、子供のアトピー性皮膚炎や食物アレルギーを見せてもらっている立場からすると、ちょっと危険性をはらんだ診断名です。

 

 

赤ちゃんに湿疹がある場合に問題となるのは、アトピー性皮膚炎なのか乳児湿疹なのかということであり、保護者の方が心配される点でもあります。

 

 

まず原則的に、放置して良い湿疹はありません。

 

 

赤ちゃんに湿疹ができた場合、まずは適切なスキンケア(洗う・保湿する)を行ってください。

 

 

それでも改善しない、特に次のような場合はアトピー性皮膚炎の可能性があるため、子供のアトピー性皮膚炎の診療に慣れた小児科・皮膚科を受診してください。

 

 

 痒がる湿疹

 

 赤ちゃんでも痒いと掻きます。手で引っ掻いたり、お母さんの服に擦り付けてきたりします。

 

 

 顔だけでなく体や手足に湿疹が拡大する

 

アトピー性皮膚炎は顔から徐々に全身に拡大していきます。

赤ちゃんが生まれた時のモチモチすべすべ肌を思い出してください。明らかな湿疹でなくても、顔以外の皮膚がモチモチすべすべ肌でなく、ガサガサしてきたら要注意です。

 

 

 

上記のような症状で受診された場合、私ははっきり『アトピー性皮膚炎の可能性がある』とお話しします。

 

そして、『まだ乳児湿疹なのかアトピー性皮膚炎なのかをはっきり断定する必要もない。とりあえず目の前の症状を早急に治すことを考えましょう』と付け加えています。

 

 

保護者の方を不安にさせないように『乳児湿疹』という診断で曖昧にすることは絶対にしません。

 

アトピー性皮膚炎かどうかは、治療の過程で、治療の反応性や血液検査の結果などで判断していけばよい話です。

 

 

私が目標とするのは、できるだけ早く、離乳食の始まる生後6ヶ月までにスキンケアやステロイド塗布により湿疹をコントロールすることです。

 

 

そのためには、『乳児湿疹』という診断で曖昧にしてしまうと、保護者の方の治そうというモチベーションも曖昧になってしまいます。

 

 

食物アレルギーや喘息などにつながるアレルギー体質は、乳児期のアトピー性皮膚炎(痒みを伴う乳児湿疹など炎症性の皮膚炎を含む)から始まります。

 

 

早期にコントロールすることで、アレルギー体質を増強させないことが重要です

 

 

 

相変わらず間違った情報(特にステロイドの塗布や食物除去について)が飛び交い、それに惑わされる保護者の方に接する現状を、日々憂いています。

 

もっともっと、ニュースや新聞などでも、正しい情報を取り上げてくれませんかね・・・

 

 


いいお天気が続きます。

 

梅雨入りしたって言ってましたよね〜

 

 

そのせいかどうかわかりませんが、夏風邪が流行ってきています。

 

手足口病・ヘルパンギーナ・アデノウイルス(プール熱)などで、クリニックでは手足口病が多いです。

 

先週、インフルエンザB型の一部地域での流行をお知らせしましたが、まだ続いているようです。数は減りましたが、3日に1人くらいはクリニックでも見かけます。

 

手足口病については、以前の記事をそのままコピペします。

 

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手足口病ですが、初期症状では口内に痛みを感じるだけですが、1~2日後には手足に発疹が出てきます。

水が溜まった感じの発疹なので水ぼうそうかと心配して受診される場合もありますが、小児科医が診ればすぐにわかります。

まれに、その年に流行するウイルスのタイプによりますが、髄膜炎や脳炎などの中枢神経系の合併症などを起こすことがあります。


 38℃以上の高熱が2日以上続いている

 ぐったりしている

 強い頭痛と嘔吐がある


こんな時は、再診してください

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手足口病は、大人にもうつることがあり、大人の場合は、手足のぶつぶつが痛くて、しびれたような感じになって辛いようなので、うつらないように気をつけてください。

 

 

 

しかし、梅雨とは思えない気持ちい天気が続きますね。

 

先日、京都に用があって、研修医時代に新婚で住んでいた知恩院近くの白川沿いを再訪してきました。

 

 

 

川の中では子供達が水遊びをしていました

 

本当に夏みたいな光景でした