日曜の朝のこと。
私は、長女の絶叫で目を覚ましました。
「うわぁぁぁぁーーーー!!!テロに、血みたいなのが付いてるぅぅーー!!」
テロというのは、シルル紀(約4億3730万~4億1600万年前)前期に生息していた、顎ができる前の魚(無顎類)で「テロドゥス」という名前の生き物の、ぬいぐるみのこと。
ぬいぐるみが大好きな長女の中でも、一番のお気に入りっ子。
そのテロの右目の周りが、茶色に変色していた。
「…テロが血の涙流してる…」と私が言うと、娘たちはゲラゲラと笑いました。
茶色の染みは、横で寝ていた次女の鼻血でした!
本人の鼻、手指、布団のいたるところに血の跡が…。
もっと寝ていたかったけど、家にある2種類の洗剤を使って染み抜きに挑戦してみたところ、とても簡単にできたので喜びのシェアします♪
(投稿日:2017年1月23日)
血液の染み抜き
注意点
- 血液に含まれるタンパク質は、熱で固まる性質があるので、作業は温水ではなく、水で行うこと。
- ぬいぐるみの場合は丸洗いが出来ないので、洗剤が生地に残るかもしれません。
物を口に入れる月齢のお子さんがいるご家庭では行わないでください。 - 衣服の場合、事前に目立たないところでテストを行ってください。
色落ちの恐れがあります。
用意するもの
- アルカリ性洗剤
- 酸素系漂白剤
- 綿棒(2本)
- 洗剤を入れる器(2個)
- ゴム手袋かビニール手袋(手荒れする人)
私は、家にあったガラスマジックリン(アルカリ性洗剤)と、直効ブライト(酸素系漂白剤)を使いました。
↑アルカリ性洗剤の表示。
ちなみに、同じマジックリンシリーズでも、「バス」マジックリンは、中性なので使えません。
私は、これしか持っていなかったので「ガラス」マジックリンですが、普通の「マジックリン」もアルカリ性です。
↑酸素系漂白剤の表示
売られている漂白剤で有名な物に、「衣類用ハイター」があります。
ハイターは塩素系ですので、間違えないよう注意してください。
(キッチンハイターも塩素系です)
染み抜きの方法
血液を取りのぞく
血液が固まっていたら、出来る限り、つまんだり擦ったりして剥がします。
生地を傷めない程度に加減してください。
血液が乾いていない場合は、経験がないので確信はありませんが、次のステップへ進んでください。
(ティッシュ等で優しく押して拭き取るくらいはしていいかも?)
アルカリ性洗剤を塗る
器に、アルカリ性洗剤を入れ、同量の水で薄めます。
綿棒に取り、染みにトントンと含ませます。
少し落ちた気がするけど、あまり変わりません。↓
酸素系漂白剤を塗る
器に、酸素系漂白剤を入れます。
綿棒に取り、染みの上に乗せていきます。
長女と私、「え!?ええーーーーー!?」と、大声を上げてしまった。
乗せたとたん、シミが消えます!!!
ジュワッっと、気泡が弾ける音が聞こえるときもありました。
全体的に塗り終わりました。↓
染みのフチが黒ずんでいますが、濡れて色が変わっているだけな気がして、この辺りで漂白剤の塗布をやめました。
テロさん、反対側の側面に昔からの汚れがあったので、そこにも塗ることに。
↑成分は不明。
ぬりぬり。
長女は楽しそうに作業していました。
洗剤を流す
衣服の場合、水で流すか、このまま通常の洗濯をしてください。
ぬいぐるみの場合は、家庭では丸洗いできないので、地道に洗剤を絞りだしていきましょう。
手に洗剤がつきますから、ゴム手袋やビニール手袋を着用してね。
(私は素手でも大丈夫でした。ゴムの感触や臭いの方が苦手なので)
頭から水に沈めてジャブジャブしたい気分ですが、型崩れしちゃうと長女が悲しむので(めんどくさいw)、最初は丁寧に行いました。
汚れを絞り出すように、染みの部分をつまむ。
手についた洗剤を流し洗う、
綺麗になった手でシミをつまむ、手を流す…の繰り返しです。
途中から面倒くさくなってきたのと、水がついていない部分の薄汚れた感じが気になりました。
そこで、長女の許可を得て、全身を雑に絞ったり、摘まんだりしました。
1年以上洗濯していないテロなので、水だけでは全身の汚れは落ちないんじゃないかと思い、すすぎ水を溜めた桶に、少量のおしゃれ着洗い用洗剤を垂らしました。
すると、全身の発色が良くなった!?…気がする。
香りもほのかに良い匂い。
↑洗い上がり。
干す
最初は、写真のように天日干ししていましたが、主人が「カラスに持って行かれるんじゃない?」と心配したので、室内干しで乾燥させました。
まあ、ありえないと思うけど、確かにパッと見、魚っぽいよね。
魚の祖先だしね…(笑)
この日は晴れたので、部屋に差し込む日差しだけで十分に乾きました。
(ぬいぐるみは、吊ると中綿が片寄って型崩れの原因になるので、平干しにしましょう)
ビフォーアフター
信じられないくらい、綺麗に落ちた!!!
気になっていた型崩れもなく、逆に、張りが出て、洗濯前よりもシルエットがパリッとしました。
以前はクタクタだった。
でも長女が言うには、
「ちょっと表面がザラザラするかなぁ…」って。
確かに、手触りが少し悪くなった気がします。
あれだけ洗剤を直に塗布して、丸洗いできないので仕方がないですね…。
古い汚れを試してみた
予想以上の良い結果に驚いた長女、他のぬいぐるみも洗いたいと言い出しました。
そこで、約2年前についた謎の汚れで試してみることに!
気になって長女に尋ねると、
「幼稚園で隣の子が牛乳をこぼして、それがかかった!」とのこと。
え!?
聞かなきゃよかったなぁ、もう(汗)
一緒に寝るような、ヘビロテぬいぐるみではないので少し安心しました。
このウサギのぬいぐるみは、最初から最後まで長女が一人で作業。
どうでしょうか?
古い汚れだから綺麗には落ちなかったけど、そこそこ薄くなりました!
まとめ
- 家にある洗剤を使って、血液の汚れを綺麗に落とすことができた。
- ぬいぐるみにも効果があった。
- ぬいぐるみの手触りが少し悪くなった。
- 古い汚れは完璧ではないけれど落ちた。