目次
- 目の下の白いポツポツが悩み…
- 稗粒腫(はいりゅうしゅ)の原因と症状
- 皮膚科での治療法は?
- 稗粒腫は自分で治せる?
- 稗粒腫の予防スキンケア
- 予防におすすめの化粧品3選
- 目立つときは皮膚科に相談してみよう
目の下の白いポツポツが悩み…
ふと鏡を見たとき、顔に白いポツポツができていたことはありませんか?一見ニキビのようにも見えますが、ニキビにしてはなかなか消えないあの白いポツポツ。正体が分からず、モヤモヤしている方も少なくないと思います。実はその白いポツポツは稗粒腫(はいりゅうしゅ)という皮膚トラブルの一種で、一度できてしまうとなかなか治りにくい厄介なものなのです。
とはいえその原因を知り、対策を取ることで、自分で予防と治療もできる存在でもあります。今回はそんな稗粒腫の原因や治療法、予防策などを私、はるこ先生が紹介していきます。
稗粒腫(はいりゅうしゅ)の原因と症状
その正体は目の周りになどにできる老廃物の塊
気になる稗粒腫の正体は未だはっきりと解明されていませんが、古い角質などの老廃物の塊であるとされています。排出されずに残ってしまった老廃物が毛穴に溜まっていってしまい、稗粒腫となってしまうのです。稗粒腫は主に目の周りにできやすく、目の下やまぶた、眉周辺に現れやすい特徴を持ちます。
どうして目の周りにできやすいんですか?はるこ先生。
毛穴が多いところは皮脂や汗も出やすいから、それらが出ることで老廃物も一緒に出してくれるの。でも目の周りは皮脂や汗が出にくいから、老廃物が溜まりっぱなしになりやすいってわけ。
痛みやかゆみなど、自覚症状は少ない
一見ニキビにも似ている稗粒腫ですが、ニキビとは違い痛みやかゆみなどといった症状はほとんどありません。そのために似たような症状を持つ汗管腫と間違われることが多々あります。自分にできているのがどちらか分からないときは、色をチェックしてみましょう。稗粒腫は白色なのに対して、汗管腫は肌色や薄い褐色になっていることがほとんどです。
また、稗粒腫は健康上の問題がほとんどなく、できたからといって焦って治療する必要はありません。とはいえ顔の目立つところに一度にたくさんできてしまいやすく、多くの方を悩ませてしまいがちです。
症状は子供から大人まで
稗粒腫ができやすい年代というものはなく、子供から大人まで幅広く発症しやすい皮膚トラブルです。また、稗粒腫には続発性と原発性の2種類があることも覚えておきましょう。
続発性稗粒腫は外的要因によって現れる稗粒腫です。火傷や手術など、なんらかによって皮膚が強い刺激を受けた後に現れてしまいます。続発性稗粒腫は治療が完了した後も、一度発症した部位に何度も繰り返し発症する特徴を持ちます。原発性稗粒腫は外的要因が無いにもかかわらず、ある日急に現れてしまう稗粒腫のこと。年齢や性別に関わらず発症することがありますが、子供や成人女性に多く現れるようです。
皮膚科での治療法は?
皮膚科では稗粒腫をすぐに取り除く治療が受けられます。放っておけば自然に治りますが、見た目が気になるようであれば皮膚科を受診してみましょう。そんな皮膚科で受けられる治療法には基本的に、針で圧出する方法と、レーザーを照射して治療する方法の2種類があります。
針で傷つけ圧出する
こちらは針で肌を刺し、傷をつけて稗粒腫の出口を作り、その後ピンセットで圧出する治療法です。稗粒腫によっては1度刺しただけでは圧出できず、何度か刺すこともあります。
針で肌に傷なんてつけて、痕が残ることは無いんですか…?
でも大丈夫。皮膚科で稗粒腫の治療に使われる針は極細だから、皮膚に傷が付きにくいの。痕が残る心配は無いし、細い分痛みも少ないのよ♪
レーザー治療
針で稗粒腫の出口を作らず、レーザーで肌に傷をつけて出口を作る治療法です。出口を作った後はピンセットで圧出し、稗粒腫を取り除きます。レーザーでの治療は種類によって皮膚の損傷が激しく、場合により色素沈着してしまう恐れがあります。ですが、針での治療に比べ短時間で済ませられるメリットもあります。
病院に行く前に知りたいQ&A
治療後に痛みが出ることはありませんか?
どちらの治療法でも、治療後は3日ほど、痛みや傷の赤みが出てしまうことがあります。
とはいえその痛みや赤みを和らげるための外用薬が処方されるので、忘れずに塗るようにしましょう。
針やレーザーはちょっと怖い!薬を塗ってすぐに治すことはできないの?
市販薬にせよ処方薬にせよ、薬ですぐに稗粒腫を治す方法は今のところありません。すぐに治したければ針やレーザーでの治療を受けましょう。
針は細いのでそれほど痛みもなく、レーザー治療では麻酔を使用するのでほとんど痛みは感じません。安心して皮膚科を受診してください。
皮膚科での治療は保険は適用されるの?
稗粒腫の治療は保険が適用されます。
保険適用後の価格は、診察と施術費で合わせて1,500円、処方薬が500円ほどが相場です。
治療後、再発させないようにスキンケアをしたい。いい方法はありませんか?
スキンケアで特におすすめしたいのは、肌にビタミンAを導入するエンビロンスキンケアプログラムの施術です。
ビタミンAが新陳代謝を整え、敏感な目の周りの肌のバリア機能を強化し、稗粒腫を発症しにくくしてくれるでしょう。
エンビロンスキンケアプログラムの施術は東京都の中島皮フ科で受けられます。お試しでの施術も受けられるので、まずは一度公式サイトを訪れてみてはいかがでしょうか。
稗粒腫は自分で治せる?
潰すと色素沈着の恐れ
皮膚科で受けられる針の治療とか、頑張れば自分でもできそうな気がするんですけど。
じゃあやっぱり自分で治療できちゃうんですかね?
色素沈着ができるとなかなか消えにくいし、最悪一生残っちゃうかも。すぐに治したいならやっぱり、専門家に任せるのが一番いいわね。
ターンオーバーで自然治癒を目指そう
皮膚科を受診せず、自分で治療したい場合は無理に潰さず、ターンオーバーを改善して自然に治るのを目指しましょう。ターンオーバーとは肌の生まれ変わりのことで、新しい皮膚が生まれ、古い皮膚が垢となって剥がれ落ちてくるサイクルのことを指します。ターンオーバーが正常ならば目の周りにも老廃物が溜まりにくく、稗粒腫ができる可能性を下げることができるでしょう。
ターンオーバーの改善に大切なのは、正しい生活習慣を心がけること。特に大切なのは規則正しい睡眠とバランスの取れた食事です。ターンオーバーは脳が休止する睡眠中に最も活発となります。そのため1日に8時間は睡眠を取りたいところです。また、代謝を促すビタミン類を多く持つ野菜類を多く食べることでもターンオーバーが改善されます。野菜も積極的に食べるようにしましょう。
ヨクイニンが効くという情報もあり
口コミなどでは「稗粒腫の治療にはヨクイニンが効く」という情報が挙げられることがあります。ヨクイニンとは、皮膚科でイボの治療に処方されることがある漢方薬。 イボの治療だけではなく、ターンオーバーを改善するのでニキビなどの肌荒れにも効果があります。そのせいからか時には稗粒腫にも効くことがあるようです。現在のところ稗粒腫へのヨクイニンの効果は医学的な裏付けは無いので過度な期待はできませんが、機会があれば試してみてもいいでしょう。
稗粒腫の予防スキンケア
稗粒腫はスキンケアを徹底することで予防できます。一度できてしまった方も、できたことが無い方もスキンケアを気にかけてみてはいかがでしょうか。
毎日のスキンケアを丁寧に
まずは毎日のスキンケアをおろそかにしないようにしましょう。洗顔料を用いてしっかりと汚れを落とし、角質を溜めないようにすることが大切です。また、洗顔をした後は必ず化粧水と乳液で保湿しましょう。洗顔したあとの肌は脂が落ち、乾燥しやすい状態。肌が乾燥してしまうと老廃物の基となる皮脂の分泌が過剰になってしまいます。しっかり保湿し、肌が乾燥しないように心がけてください。
ピーリングで古い角質をケア
角栓が溜まりやすく、稗粒腫ができやすい方はピーリングをしてみてはいかがでしょうか。ピーリングとは古い角質を落とし、ターンオーバーを整えるスキンケアのことです。元々はエステやクリニックなどで行うスキンケアだったのですが、最近では自宅でもピーリングができるジェルや化粧品も販売されています。まずはそういった商品でピーリングを試してみてはいかがでしょうか。
とはいえ、ピーリングはある意味無理やり古い角質を落としているので、時には肌に大きなダメージを与えてしまうことも。敏感肌の方は頻繁にピーリングをせず、肌の状態を見ながら慎重に行うようにしてください。
予防におすすめの化粧品3選
オルビス-クリアシリーズ
まずおすすめしたいのが、オルビス株式会社より販売されているオルビス-クリアシリーズです。オルビス-クリアシリーズには洗顔料と化粧水、保湿液の3つの商品があるのですが、そのどの商品にもヨクイニンエキスが配合されています。基本的には肌荒れ改善を期待して使用する化粧品なのですが、ターンオーバーを改善してくれるヨクイニンが稗粒腫も予防してくれると期待していいでしょう。
もちろん、スキンケア用品としての性能も問題ありません。洗顔料には肌のバリア機能に欠かせないアミノ酸とセラミドを流出させない、アミノ酸系成分が配合されています。こちらは強力な石鹸などに含まれるアルカリ系成分などとは違い、必要な皮脂は残しつつ余分な皮脂のみを洗い落としてくれる洗浄成分です。化粧水と保湿液は、有効成分が肌の皮脂に反応して皮脂から毛穴へ、さらに毛穴の角質へと浸透していくディープデリバリー処方という浸透技術を採用しています。そのため古い角質が溜まりにくく、排出されやすい状態にしてくれるそうです。
オルビス-クリアシリーズは単品で購入することもできますが、その効果は3種合わせて使ったときにさらに発揮されるでしょう。そのためセットでの購入がおすすめです。公式サイトではお得なトライアルセットが販売されているので、まずはこちらを試してみてはいかがでしょうか。
| 製品名 | オルビス-クリア 薬用|トライアルセット |
| 価格 | 税抜1,200円 |
| メーカー | オルビス |
| 有効成分 | 紫根エキス、甘草エキス、ヨクイニンエキスなど |
- ブツブツが消えてくれた!風呂あがりに背中にコレをシュッ!っと使い続ける事、半月が経った今~自分でもフッと気づいたら、背中のブツブツが一つも無くなってる!!!今の方がむしろ汗をかき、不潔な時間が長いのにも関わらず・・背中に何も無い!首筋や腰の手前にまで範囲が広がってたブツも・・・一切無い(驚)
ヨクイニンの主な効果である、肌荒れの改善が多くの方に見られます。稗粒腫へのアプローチにも期待できそうです。
ヴェルモア
オールインワン薬用美白美容液のヴェルモアもおすすめしたい化粧品です。ヴェルモアで注目したいのは、3段階で毛穴の角質をケアするトリプル処方。まずは角質を柔らかくし、除去する効果があり、クリニックなどでのピーリングにも使用されるフルーツ酸(AHA)がピーリング作用で古い角質を取り除くでしょう。次に角質の主成分であるアミノ酸を多く含んだ高濃度のプラセンタが、角質の老化が進まないようにケア。最後に皮膚の角質層の最深部にまで浸透し、高い保湿効果を持つ浸透性低分子コラーゲンが肌を徹底的に保湿するでしょう。
この結果、稗粒腫の原因となる古い角質を除去し、保湿してバリア機能も高めてくれると考えられます。さらに、オールインワン化粧品特有の手軽さも嬉しいポイント。これ1本であらゆるケアが完了するので、スキンケアに手間をかけたくない方に特におすすめしたい化粧品です。
| 製品名 | ヴェルモア美白美容液 |
| 価格 | 8,300円 |
| メーカー | 日本ライズ |
| 有効成分 | 水溶性プラセンタエキス、グリチルリチン酸2Kなど |
ヴェルモアの特徴をまとめると…
- フルーツ酸が稗粒腫の原因となる古い角質を除去
- 高濃度プラセンタが新しい角質をケアして角質の老化を食い止める
- 浸透性低分子コラーゲンが肌を徹底的に保湿してバリア機能がアップ!
- オールインワン化粧品だからお手軽!
- 角栓が溜まりにくくなった少しづつですが、前よりは鼻のブツブツが良くなった気がします。あと、ヴェルモアを使い始めてから角栓が溜まりにくくなりました。これ以上増えない感じです。肌がしっとりしてきました。
- 毛穴が目立たなくなった気がする使用してみて一番感じたのは、肌がやわらかくなめらかになってくること。角質が柔らかくなるから、確かに毛穴も目立たなくなってきたように感じました。
角質が柔らかくなった、角質が溜まりにくくなりニキビができにくくなったといった口コミが多く見られました。稗粒腫の予防にも効果が期待できそうです。
ピールローション
最後におすすめしたいのはピールローション。こちらはスキンケアで乳液や化粧水を塗る前に、最初に肌に使う角質ケア化粧品です。フルーツ酸がピーリング作用で古い角質を取り除き、肌の環境を整えてその後の化粧水などの浸透力をグッと高めてくれるでしょう。お気に入りのスキンケア用品があり、それらを愛用しつつ稗粒腫を予防したい方におすすめしたい化粧品です。
また、肌をしっとりとさせざらつきを整えてくれる効果も。どうしても乾燥しがちで、肌がざらついてしまう方にもおすすめです。
| 製品名 | ピールローション |
| 価格 | 税込3,240円 |
| メーカー | BEAUTY MALL |
| 有効成分 | サンザシエキス、タイソウエキス、グレープフルーツエキスなど |
- もうピールローションは切らせない!どんなに高い化粧品を使っても、このピールローションを使わなければ全く意味がない!といえるほど信頼している商品です。スキンケアの最初にコットンでふき取ると毎回うっすら黄色の角質や汚れがとれていて肌再生のサイクルが整います。肌も柔らかく、美容液やクリームがしっかりと肌の奥に浸透する感じ。毛穴がしまり、ニキビもできなくなりました。
- 敏感肌でも安心して使える!この手のピーリング系の商品はきつすぎて肌が荒れたりしちゃうことが多いけど、このピールローションは毎日使えていい!!しかも石油系界面活性剤不使用だから安心して使える。
口コミを調べてみると、低刺激であることが敏感肌の方たちに人気でした。敏感肌だけどこまめにピーリングしていきたい方は参考にしてみてはいかがでしょうか。
目立つときは皮膚科に相談してみよう
稗粒腫ができたからといって、焦る必要はありません。ターンオーバーはストレスが溜まると悪化しやすくなります。稗粒腫を早く治さなきゃと気にしすぎてしまうとそれがストレスとなり、ターンオーバーを乱してしまいがちです。まずは落ち着いてできることからやっていきましょう。
あまりにも稗粒腫が目立ち、どうしても気になってしまう場合は一人で抱え込まず皮膚科に相談してみることも大切です。皮膚科の医師から適切な指示を受け、正しく稗粒腫を治していきましょう。