from事務局
2009年5月11日、機能を大幅に拡充し全面リニューアルしました『歯のねっと』をご利用頂き誠にありがとうございます。特に「歯に関するお悩み相談」は、ボランティアにてご協力頂いている歯科医師の先生方の‘親身なご回答 ’や‘そのクオリティの高さ’及び‘一件の相談に 複数の歯科医師の先生方のご回答’により、高いご評価を頂いています。
また、「かかりつけ歯科医師」を探しておられる会員様は、中高年層が中心で8割弱となっており、改めて中高年層の‘歯に対する関心の高さ’を示す結果となっています。
○システム変更のお知らせ
利用者の皆様方や歯科医師の先生方から‘より多くの相談内容を閲覧したい’との強いご要望が寄せられました。慎重に検討させて頂き、「歯に関するお悩み相談」の一部を変更し、相談内容の全てが見られるように致しました。メニューの「相談内容を見る」に公開させて頂きますが、個人情報保護のため、今まで通り‘匿名(ニックネーム)’とさせて頂きます。
公開相談詳細
| タイトル | マウスピースを無理やり合す治療ってありますか? | カテゴリ | 顎関節症 |
|---|
| 相談者 | ケロちゃん様 | 年齢 | 41歳 | 性別 | 女性 |
|---|---|---|---|---|---|
| 大変恐縮ですが、ご回答いただければ幸いです。 今通院している歯科で、顎関節症の疑いがあると診断されています。 内容は、右側の上下の歯並びが左の歯並びより少し、低いとのことです。 治療は、寝る時、上下にマウスピースをはめます。マウスピースの材質は、プラスチックで、硬いものです。マウスピースが完成して、歯にはめて頂いたのですが、ものすごくきつかったので、歯に合わすためにバーナーで炙り、冷ますことなくすぐに、歯にはめて、すごく熱い思いをしました。なかなか合わなかったので、合わすために5回も繰り返されました。さすがに、熱さに耐え切れず、先生にれ以上続けることを断りました。 その際に先生から前回作った歯型の模型を壊したので、もう一度作り直すとのことですが、このように直接、歯に合わせる方法があるのでしょうか? また、その後、鏡で歯をよく見ると、右上の前歯に1,5mmぐらい縦ヒビがありました。 合わないマウスピースを何度もはめたことによって歯にヒビが入るということは、考えられますか? お手数ですが、よろしくお願い致します。 | |||||
| 渡辺 英弥先生からの回答 | |
| 作り方としては直説法と間接法があると思います。 直接口の中で作る方法も考えられますが、一般的にはこのタイプの場合口の外で作製して口に装着して微調整を行う場合のほうが多いと思います。 ですので、もう一度歯型を取って作り直すのは正解だと思います。再度熱い思いをするようでしたら、歯形をもう一度取り直してもらうようお願いしたほ うがいいと思います。硬い材料なのでかなりきついものを調整して合わせるのはかなり困難かと考えます。 前の歯のひびですが、マウスピースによってできたものではないと思います。おそらく、ご自身に歯ぎしり、食いしばりなどが無意識に存在して、それが原因でできたものと考えたほうが妥当です。(あるいは、以前前歯をぶつけたためにできる場合もありますので)ですので、症状が出る前に表面をコーティングしてもらい不快症状発現を、事前に予防することをお勧めします。 | |
| 河原 雅朗先生からの回答 | |
| 大変な思いをされましたね。 熱すると柔らかくなる材質のもので作ったマウスピースなのだと思います。その場合いくらかたいと言っても弾力がある硬さだったと思います。 合わなかった場合少し熱して柔らかくして、直接口腔内でもう一度ということもないわけではありません。(バーナーで熱した後、お湯につけるなどをして、やけどにはとても気を使いますが、、、) そしてヒビの件ですが、おそらく最初からそのようなひびは入っていたと思います。本当によく見てみると、歯の表面はけっこうヒビだらけだったりします。 マウスピースをはめてその時にヒビが行ったのであれば、その瞬間激痛が走ると思われます。そういうことはありましたか? また矯正で、わざと理想的な歯並びに近づけたマウスピースをはめて矯正するという方法もあるくらいです。当然はめた時にはあっていません。そういった方法でも歯にひびが入ったということはまず聞きませんから そこまでの心配はないと思います。 ひびはたいてい夜間の歯ぎしり、食いしばりによっておこってきます。かむ力、それも無意識のときの力はとても大きなものです。 その力を遮断しようとするのがマウスピースです。 早く良くなるといいですね。 | |
| 田邉 美樹子先生からの回答 | |
| とてもお辛い思いをされたようですね。 型をとって合わなかった場合に、その程度によってはお口の中で合わせることはあります。 詳しい材質が分からないのでなんとも言えませんが、通常は、マウスピースに使用しているプラスチックと同じような材料を再度合わないところに流し込み、歯にはめて固まらせて合わせるといった具合にします。 熱で変形するタイプのプラスチックだったとしても、火で炙って歯に直接というのはしないと思いますが、、、なぜそうしたのかは私には理解できません(きちんとした回答になっていなくて申し訳ありません)。 あと、縦ヒビについては、その時にできたものなのか、以前からあってたまたまこのタイミングで気づいたものなのかということを検討しなければなりません。 普通に過ごしていても、毎日お使いになる歯ですから、知らない間にヒビが入ることはよくあります。 確実にこのこと以前にはヒビがなかったのであれば、マウスピースの着脱が原因でヒビが入った可能性もあります。 一度担当の先生にご相談されてはいかがでしょうか。 | |