効果の高さに定評のある、歯医者さんで行うオフィスホワイトニング。確実に歯を白くできる方法として、多くの方々に支持される人気のホワイトニング方法です。
でも、1回で白さを実感できるだろうと思って歯医者でホワイトニングしたのに、「思ったより白くならない」という方もいるのではないでしょうか。
それは、オフィスホワイトイニングがどんな歯でも白くすることができる、というわけではないからです。歯の状態によっては、きれいに白くできないケースもあります。その理由と、白くならなかったと感じたときの対処法をご紹介します。
オフィスホワイトニングで白くならない主な理由
考えらえる要因は?
白くならなかったと感じるケースで考えられる原因は、主に下記の4点です。
- 着色が強い
- 年齢による着色
- エナメル質が薄い
- 抗生物質が原因の濃い着色
では、それぞれなぜ白くなりにくいのでしょうか。
1. 着色が強い
着色が強ければ強いほど、効果がでにくくなります。長い年月をかけて濃く着色したものを、数回の施術で真っ白にするのは難しい場合があります。
2. 年齢による着色
加齢による着色の場合、色が変化しはじめるのに時間がかかるため、効果がないと感じるケースがあります。
ただ、色の変化のスピードは遅いですが、最終的には一般的な成人のホワイトニングと同じくらいの効果がでます。
3. エナメル質が薄い
日常の生活習慣や過度な歯のクリーニング等でエナメル質が通常より薄くなっている場合、内部が露出してしまいホワイトニングをしても白くなりにくい場合があります。
4. 抗生物質が原因の濃い着色
幼少期に抗生物質(テトラサイクリンという種類のもの)を飲んだ場合に、歯の内部に着色が起こることがあります。それが原因で着色した歯は、通常の着色した歯に比べて効果が出にくいことがあります。
特に濃いグレーの色味が出ているような重度の着色はホワイトニングができない場合もあります。
そもそも白くできない歯とは?こんな歯には効果なし!
先述の理由に加えて、そもそもホワイトイニングができない歯があるのはご存じですか?一部だけ白くならなかった場合は、以下に該当する可能性があります。
- 詰めもの・被せもの・インプラント等
- 金属による着色
- 神経がない歯
- 初期の虫歯による茶色や白色のしみ
それぞれの詳細をみていきましょう。
1. 詰めもの・被せもの・インプラント等
オフィスホワイトニングは、自分の本来の天然歯にしか効果がありません。人工物である詰め物や被せもの、インプラントを染めることができないため、それらを白く染めることはできません。
2. 金属による着色
詰め物に金属を使用している場合、時間の経過とともにその周囲に金属の成分が溶け出して、元の歯に着色する場合があります。それが原因で着色してしまった場合は、ホワイトニング剤で染めることができないため、ホワイトニング以外の方法で除去する必要があります。
3. 神経がない歯
虫歯や何らかの理由で神経を取ってしまった歯は、神経のある歯とは性質が変化し、ホワイトニングができなってしまいます。
通常のホワイトニング方法では染められないため、「ウォーキングブリーチ(歯の中にホワイトニング薬をつめて中から白くしていく方法)」や、上から被せものをする等の方法をとる必要があります。
4. 初期の虫歯による茶色や白色のしみ
虫歯の初期段階で、歯に白濁箇所ができたり、茶色くなったりしている場合があります。その部分をホワイトニング剤で白くすることはできません。虫歯がある場合は必ず事前に医師に相談をしましょう。
一部だけ白くならない箇所があった!という場合は、これらの歯に該当するかどうかも併せて確認してみてくださいね。
効果がない場合の対処法
回数を重ねる
1回の施術では効果がなくとも、時間や回数をかけることで効果が出てくる場合があります。特に高齢の方は成人よりも色が変化しはじめるのに時間がかかるものです。
1回で白くならないとあせらずに、数回様子をみてみるのがよいでしょう。
より強いオフィスホワイトニング方法に変える
数回試しても効果がないと感じたら、そのオフィスホワイトニング方法では効果が出にくい体質なのかもしれません。医師と相談の上、より強い作用のあるホワイトニング方法(ブライトスマイル、ズーム、ティオン等)に変えてみてください。
また、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方を併用する(デュアルホワイトニング)ことでも効果がぐんと上がります。上記の4つの要因すべてに共通して効果的ですので、ぜひ試してみてください。
オフィスホワイトニング以外の方法に切り替える
それでも自分が思う白さに達しない!と感じる方は、オフィスホワイトニング以外の方法をとるべきかもしれません。方法としては、
- 歯のマニキュア
- 歯のスカルプチャー
- ダイレクトボンディング
- ラミネートべニア
などがありますが、これらはそもそも「歯を染める」という方法ではなく、「白い人工物をなんらかの方法で歯にかぶせて白くみせる」という方法ですので、根本的にオフィスホワイトニングとは異なるホワイトニング方法なので注意が必要です。
芸能人のなどで真っ白の歯を持つ方は、これらの施術を行っている場合がほとんどです。完璧な白さを求めたいのであれば、これらも検討してみてもよいかもしれません。
まとめ
オフィスホワイトニングでの効果は人それぞれ、着色の原因によっても効果のあらわれ方は違ってきます。事前によく医師によるカウンセリングを受け、理想と現実のギャップの少ない施術を最初から選べることが一番良い方法といえます。
それでも白くならなかった場合、思いもよらない原因が隠れているかもしれませんので、すぐに効果がない!とあきらめたり、自己判断で治療をやめてしまうのは時期尚早かも。あきらめるまえに医師に相談するか、より効果の髙い方法をためすなどの対策をしてみてください。