角質肥厚と肌トラブルの関係
私たちが直接「肌」として目に映るのが角質層であり、その層が分厚くなることを「角質肥厚(かくしつひこう)」と言います。
この状態が続けば、シミ、しわ、毛穴目立ち、ニキビ、くすみ、肌荒れ、乾燥、敏感肌、アレルギーなど様々な肌トラブルを引き起こします。
またお手持ちの化粧品類のスキンケア効果も半減してしまいます。
正常な角質層の薄さとは
まず、正常な角質層を簡単に説明します。
細胞層が15~20層からなっている状態で、その薄さは0.02~0.03mmが理想的な薄さです。
この薄さを保つには、角質層内にある天然保湿因子(NMF)やセラミドが満たさた状態であること、そして肌の生まれ変わりターンオーバーが正常であることが条件です。
補足説明
角質は死滅した細胞が重なってできています。ですから自力では潤うことができません。
天然保湿因子やセラミドは、水分を保つ働きがあり同時にターンオーバーがスムーズに行われる為になくてはならない天然の保湿成分です。
角質肥厚の状態はこうである!
角質が厚くなることを角質肥厚(かくしつひこう)と言います!
解説図を見ておわかりと思いますが、正常な角質層に比べるとかなり角質層が分厚くなっています。
肌表面はキメが荒くなり乾燥してきます。
この状態を『角質肥厚(かくしつひこう)』と言います。
こうなると、角質層内に存在する天然保湿因子やセラミドが奪われやすく、またゴワゴワ硬くなって化粧水を補っても浸透しません。
バリア機能は低下し、ターンオーバーは乱れ、ますます各肌トラブルを進行させます!
角質肥厚を作り出す原因は何?
洗浄力の強いモノ、ゴシゴシ洗う時の摩擦!
洗浄力の強いクレンジングや洗顔フォームで洗うと必要以上に角質層内の天然保湿成分(NMFやセラミド)が奪われ、本来のバリア機能やターンオーバーを乱す原因となります。
また、気づかないうちに肌を強くこすって洗うゴシゴシ洗顔も、一時的には古い角質を取り除くかもしれませんが、肌の防衛反応が機敏になりより硬い角質層を作り上げていきます。
摩擦は大敵です!
自分ではやってないつもりでも習慣やクセは気づかないものです!
肌がこすれる部分、例えば手や足裏、膝や肘の部分は角質層が厚くなってますよね!
紫外線や化粧品が合わない場合
紫外線や今使っている化粧品が合わない、特に紫外線を長く浴びると角質肥厚を起こします。
化粧品が合わない時は、ターンオーバーやバリア機能、水分保持能力が弱っている場合があります。
肌が本当に求めている保湿成分を補ってますか?
この状態が続くと角質肥厚を作り出してしまいます。
ストレス、疲れ、便秘
蓄積された疲れやストレス、悩みごとが続くと自分の意思に関係なく 食欲がなくなったり胃が痛くなったり、便秘なったりします。
これは、体調リズムを整える体内ホルモンのバランスが乱れている証拠です。
また、睡眠不足や運動不足、そして食生活の乱れも肌の調子をくずす原因となります。
「肌は内臓を映す鏡」と言われています。
特に腸は、健康や美容に関わりのある臓器です。
「たかが便秘されど便秘」、悪い習慣の積み重ねが肌に現れてきます。
「化粧のりが悪くなってきた」、「肌の調子が悪い」と感じた時、角質肥厚のはじまりです。
角質肥厚が色々な肌トラブルをまねく
肌トラブルの原因は角質肥厚にあり !
角質肥厚になると、毛穴の出口が大きくなり毛穴の溝も深くなっています。
この状態になると毛穴目立ちになり、汚れや皮脂が徐々に貯まってきます。
これが、毛穴の開き、黒ずみとして目に見えるのです。
毛穴ケア対策
角質層が分厚くなってくると、硬い角質となり毛穴の出口をふさぎ、皮脂が排泄されず貯まりやすい状態になります。
さらに角質肥厚によってバリア機能の低下もあり、細菌が活発化してきます!
どんどん炎症が激しくなりニキビの悪化へと進行します。
ニキビ対策
角質が厚くなると、上記の解説図のように角質層に存在する天然保湿因子(NMF)やセラミドが不足します。
水分保持に欠かせない保湿成分の量が減ると、インナードライ肌となりバリア機能も低下していきます。
乾燥性敏感肌対策
角質肥厚の状態が続くと、ターンオーバーが鈍くなります。
肌の生まれ変わりは、20~30代で28日周期と言われています。この周期が正常な場合は、紫外線などで出来たメラニン色素も排泄されます。
しかし、肌のターンオーバーが鈍ると色素沈着を起こし、外へ色素が排泄されません。これがシミです。
角質肥厚になると、肌本来のバリア機能が働きません。
肌はカサカサになり、雑菌の繁殖、炎症によりさらにアトピーの悪化を招きます。
かゆみをともなうと角質層を剥ぎ取る恐れもあり、かきむしることで角質層がなくなることもあります。
出来る限り保湿成分を補い痒みを抑えましょう。
角質肥厚のスキンケア対策
硬くなった角質を無理やり取るのは危険!
かかとなどの箇所は別にして、顔の場合は強引に古い角質を取り除くスキンケアは、かえって肌の防衛反応を刺激することになり、その結果、また角質が分厚くなってしまう悪循環を作ってしまいます!
ピーリングやスクラブ洗顔の利用、上手に使えば有効ですが上記のような習慣性を作ったり、バリア機能を乱すリスクも考えられます。
もし角質肥厚で肌がくすんだとしても、焦らず一番上の層をゆっくり丁寧に取り去ることが肝要です。
弱酸性の泡の中には、シルクパウダーと複合アミノ酸やミネラル、天然系の保湿成分がたっぷり含まれています。
微粒子のシルクパウダーが、荒れた角質層の隙間に入り込み、一番上の層だけ絶妙なさじ加減で優しく取り除きます。
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