宇宙兄弟 第4話「日々人の隣」のあらすじと感想です。

<あらすじ>
-最終面接-
JAXAの宇宙飛行士選抜試験も第2ラウンド。いよいよ最終面接が始まりました。これが終われば一週間にわたる二次試験も全て終了となります。六太が三次試験まで残れるかどうかは、この最終面接にかかっていると言っても過言ではありません。

二次試験には身体検査、体力測定の他に色々な面接がありました。英語面接、専門知識面接、精神面接などです。特に精神面接は面接官が怖くて警察の取り調べのような雰囲気でした。
 
真壁にその理由を尋ねたら、「きっと面接官の中に心理学者や精神分析医がいて、質問に強弱をつけて受験生の深層心理を引き出そうとしている。猫被っていい人ぶっても彼らにはお見通しなんじゃないか」と言われました。

猫被ってもお見通し。それが分かっていても面接官を前にすると猫をかぶりまくってしまう六太。そして最終面接での最後の質問。

面接官「最後の質問です。最近自分の事で何か発見したことは?」

六太「はっ、発見ですかっ!?え…あぁ…私は…」

最終面接を終えた六太は、最後の質問の答えは微妙だったものの、まあまあの出来に満足していました。そして、面接会場からの帰り道、廊下の壁にズラリと飾られた宇宙飛行士たちの写真。もちろん最後の写真は弟・南波日々人でした。

六太「そうだよな、そりゃいるよな…日々人、なかなか決まってるじゃねーか。おっ!?」

ふと、日々人の写真の隣を見る六太。

六太「まだ空いてるみたいだな、お前の隣…次はこのスペースに誰かが」

六太は日々人の隣に並ぶ自分の写真を脳内イメージしました。

六太「おお、見えてきた!やっぱりそうだよな、せっかくここまで来たんだもんな。弟の隣に兄がいなくてどうすんだよ!ここは、俺の場所だっ!!…ツバつけとこww」

-二次試験終了-
長かった二次試験が終り、その晩、居酒屋では受験生たちの打ち上げが行われていました。

その席で、最終面接最後の答えをどう返答したのか真壁に聞く六太。すると…

真壁「えっとね、僕は、小説のような作り物は科学的ではない。だから、それまで僕はノンフィクションしか読まなかった。だけど、友人が作家になったことがキッカケで最近小説も読むようになった。フィクションであれノンフィクションであれ実直に作っている人がいる。そのことを認め率直に触れてみれば何であれ新鮮で楽しく受け入れられる。そんな自分の新たな面を発見しました…ってね。常日頃から自分を見つめているか、自己管理能力を問われるような質問だったね」

真壁の答えを聞いた六太は箸で持っていた唐揚げをビールの中に落としちゃうほど動揺しました。だって、六太の答えは「私はみんなよりシャンプーがよく泡立ちます」だったからです。 

六太「(わざわざ面接で言うことじゃねぇっ!!…終わった…確実に落ちた…さようなら皆さん…さよならJAXA…さよなら宇宙…さよなら俺)」

完全に自分は終わったと悟る六太。そんな六太の落ち込みっぷりに拍車をかけるように受験生同士のアドレス交換が始まりました。しかし、六太は二次試験初日の面接前、JAXAのトイレでうっかりスマホを流してしまったのでアドレス交換は無理。

新しい携帯を買いに行ける時間もなかった六太は憧れの伊東せりかさんとアドレス交換できずガッカリ。そこへオールバックの天使参上!なんと、真壁がみんなのアドレスを紙にメモってくれたのです。ホント、真壁ってイイ奴ですね!
 
-ヒューストンへ-
翌日、新しいスマホを手に入れた六太は昨夜仕入れた受験生のアドレス(特に伊東さん)をウキウキと登録。すると、いきなり未登録の着信がありました。

てっきり伊東さんだと思い緊張しまくる六太。しかし、未登録の相手は日々人でした。

六太「…よう、久しぶり!」

日々人「元気っぽいねムッちゃん。その声の調子は」

六太「まあな。訳あって今は元気だ」

日々人「じゃあ二次試験通過は自信あるって事ね」

六太「そ、それは…あの…当然だろ!二次試験くらいでコケるかよ!(言っちゃったッ! …でも、いいんだこれで。俺は『南波日々人のお兄ちゃん』で終わらねぇぞ!)」

日々人「じゃあ、こっちに来れるんだ」

六太「ああ、行くさ!」

日々人「じゃあ、来週来なよ」

六太「え?えぇぇぇぇっ!? 来週???」

日々人「ら・い・しゅ・う!どうせ三次試験は何ヶ月も先なんだからさ、ムッちゃん。こっち来て訓練とかみんなの仕事ぶりとか見るチャンスだよ」

六太「来週って…こっちにも旅費とか都合が…」

日々人「旅費?そんなのNASA持ちだよ!家族は支援されるようになってる」

NASAでは宇宙飛行士が心おきなく宇宙で仕事できるように『家族支援プログラム』なるモノがあるそうです。そんな訳で、正直日々人に合わせる顔がないと思いつつもNASAの誘惑に負けヒューストンへ行くことにした六太。(しかもタダだし!)

六太「NASANASANASANASA…NASAが俺を呼んでるっ!」
 
 
< 感想 >
二次試験が終わりましたね。それにしても、最近発見したことが「みんなよりシャンプーがよく泡立ちます」って、幼稚園児みたいな答えですよね。ホントにこんなんで六太は二次試験に合格できるのでしょうか?
 
JAXAの廊下に飾られた歴代宇宙飛行士の写真と一緒に実弟の写真があるって、兄としてはちょっと複雑な気分ですよね。特に六太は日々人より3つ年上で「兄は常に弟の先を歩いていなければならない」というヘンな気負いも持ってますからね。
 
でも、嫉妬を剥き出しにせず「弟の隣は自分だ」と思える六太は本当に弟を好きなんですね。相変わらず仲が良い南波兄弟は、見ていて気持ちがほっこりします。
 
二次試験の合格発表前に、六太は日々人の誘いを受けNASAのあるヒューストンへ旅立ちました。それにしても旅費がダダってスゴイですね。宇宙飛行士の家族をNASAが支援するシステムがあるなんて初めて知りました。
 
ヒューストンへ向かった六太。NASAや弟との再会は六太にどんな影響をもたらすのか?次回も楽しみです。
 
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