日差し照り付ける夏は、涼しさを意識した背中が露出したデザインの服が多くなる季節。
自然とそういった服を着る機会も多いですよね。
しかし、その頃から背中にできやすいのが背中にできるブツブツ、背中ニキビ。
自分では見えないところにできる分、気付いたら酷くなっていることもあるようです。
しかも、できると中々にしぶとく、他人にしてみると気になってしまうくらいには目立つ肌トラブルですから、どうにかして対策を取りたいところです。
背中ニキビへの対策はどんなものが有効なのでしょうか?
背中ニキビの原因となるメカニズム
背中ニキビに悩む人は、背中をよく洗って清潔を保ち、食べ物に気を付けたり、市販の薬を飲むなどして前々から対策をとっている人もいます。
しかし、効果はほとんどなかったようです。それもそのはず。
背中ニキビが夏にできやすいというからにはきちんと、季節に関係した理由があるのです。
汗の放置
四季の中でも、夏は一番汗をかきやすい時期です。
肌がベタついて気持ち悪いという理由から、汗ふきシートで拭いたりと人によって汗対策をしていると思いますが、背中って汗をかいても放置する人が多いのではないでしょうか。
服の下という拭きにくい位置というのもあるのですが、これが背中ニキビを作る原因になります。
水溶液は性質をあらわす際にpH値という単位が使われるのですが、水溶液にあたる汗のpH値は最初、弱酸性と肌と同じ性質を持っており影響がないのですが、そのまま放置しているとアルカリ性に変化していきます。
アルカリ性はニキビの原因菌、アクネ菌などが繁殖しやすい環境です。
皮膚は基本、弱酸性に保たれており雑菌などから守られています。細菌やカビは酸に弱いものが多いので、皮膚で増えることもあまりないようです。
しかし、アルカリ性になった汗によって皮膚も同じ方へ性質が傾いていくので、雑菌に対抗する力が弱くなってしまいます。
汗を放置することで、背中ニキビはできやすくなってしまうのです。
紫外線の影響
夏は露出の多いデザインを着る機会が多くなりますよね。
実は、背中を出すことで紫外線を浴びる機会が多くなってしまうのも背中ニキビを作ってしまう原因の1つです。
紫外線にはUVAとUVBがあるのですが、その中でもUVBは肌の表面にダメージを与えると言われています。
傷んでしまった肌を再生しようと皮膚もターンオーバーを通常のサイクルよりも早めてしまうので、新しく生まれ変わったとしても未熟な皮膚になってしまうのです。
未熟な皮膚は、しっかりとした肌環境ではありませんから皮脂が溜まりやすいですし、外部からの刺激も受けやすくなります。余分な皮脂はアクネ菌の餌にもなるので、アクネ菌にとって増殖しやすい環境を作ってしまうことになるのです。
背中ニキビへの有効な3つの対策
1.汗は小まめに
背中のニキビ対策はとにかく汗をかいたら拭く、シャワーで汗を洗い流すなどして常に肌を清潔に保つことが大切になります。
濡れたタオルや汗ふきシートを活用すると、拭いた後が気持ち良いのでシャワーを浴びる時間がない人にはオススメです。
外出中だけでなく、夜に寝ている間も人は300ccくらいの汗は余裕でかいているようですから、気を付ける必要があります。
汗を拭く以外にも、パジャマや外出時に着る服などを吸水性に優れているものや、速乾性のあるものにするなど工夫して対策を取ることもできます。
汗をかいたら小まめに服を着替えるのも効果的です。
アクネ菌などの雑菌は肌でなくてもジメジメした場所が大好きなので、できれば使用した服は毎日洗濯をして下さいね。
2.お風呂で肌に負担をかけない
体を洗う時は汗や汚れを落としたくて、つい肌を強く擦ってしまいますよね。
背中は自分からは見えない為に念入りに洗ってしまうと思います。
しかし、それでは肌に負担がかかるだけで、余計に肌環境が悪くなってしまいます。
実は強く肌を擦らなくても、よく石鹸を泡立てて優しく包んであげるようにするだけで、汚れは十分とれるのです。
それでも不安、という人は洗う時、肌に負担の少ない素材を使うと良いでしょう。
背中ニキビ対策アイテムで一般的に挙げられるのは手ぬぐいです。
少し泡立ちが悪くなってしまいますが、背中を優しく洗うことができます。
石鹸やソープを低刺激・ニキビ対策専用の製品にしたり、肌に優しいものを選ぶと肌への負担もだいぶ少なくなります。
また、洗い残しも雑菌が元気になりやすい場所です。洗い流す時には髪から体と上から下へ流していくことを意識し、洗い残しがないようにしましょう。
3.栄養摂取で背中ニキビケア
背中ニキビに効果的な栄養を、日々摂取するのも背中ニキビ対策に繋がります。
背中ニキビ対策に効果的なのは、ビタミン群。
野菜や果物から多く摂れるので、意識して生活に取り入れると良いかもしれません。
ビタミン群は、細かく分けると豊富に種類があるのでビタミンであれば、そんなにこだわる必要もないようですが特に、皮脂をコントロールしてくれるビタミンB2B6、美肌作りにも期待できるビタミンCを摂れると良いようです。
背中ニキビのことがなくても栄養バランスのとれた生活は肌だけでなく体も整えていってくれますから、日々意識していきたいですね。
この記事のまとめ
また、ストレスを溜めないというのも背中ニキビの対策の1つです。
ストレスを感じるとテストステロンという男性ホルモンの一種が分泌され、皮脂の分泌を促すので、ただでさえ皮脂が多い背中にニキビができやすくなると言われています。
このように対策はいくつもあって、ここでは3つほど挙げましたが、これを実行したからと言って治るわけではありません。
背中ニキビの状態やニキビの原因が異なれば、個人差は出てきてしまいますし、対策も考え直す必要があるのです。
自分に合った対策を選んで、今年こそ背中を気にしない夏を送りましょう!