注意!!こんなダイエットでは痩せられません!

マッサージや温めて部分痩せできる?!

「どうしてもこの部分の脂肪がとりたい!」というわけで、太くなった部分を刺激して部分痩せする方法をよく見かけます。
脂肪をマッサージしたり、振動を与えたり、ラップで巻いたり、遠赤外線などで温める事で、脂肪を分解してなくしてしまおうという方法は一見正しいように見えます。
でも実際には、これは脂肪を柔らかくしているだけです。
確かに脂肪が柔らかくなって分解しやすくなるのかもしれません。だからといって柔らかくなった脂肪がなくなってしまうわけではありません。
また、このような施術を受けた直後に、ウエストや太もものサイズを測ってみて、サイズが減っていたとしても、それは脂肪が減ったわけではありません。
その部分の細胞が、揉まれたり、熱を加えられる事で、水分がでて一時的に細くなっただけ、なのです。
ですから後で水分をとれば、すぐに元に戻ってしまいます。この一時的なサイズダウンは、「太る・痩せる」 とは、まったく関係ありません。
しかも脂肪細胞には水分は10%程度しか含まれていませんから、水分が出ても脂肪細胞自体のサイズが小さくなるワケではないのです。

運動で痩せられる?!

ダイエットと言えば「運動!」が常識のようですが・・・?
日常会話でも「太ったから運動しなくっちゃ」などとよく耳にしますよね。 
おなかを引っ込めるために腹筋をはじめたり、脚をスリムにするために脚の運動やジョギング、ウォーキングをしたという人もいらっしゃることでしょう 確かにその部分の筋肉は鍛えられ発達します。
でも、脂肪で太くなった部分を動かしたからといって、その部分の脂肪がエネルギーとして使われるわけではありません。(人間の身体はそれほど単純ではありません) しかも、身体の一部の筋肉を動かすことで消費されるエネルギーはとても少なく、それだけで体脂肪を燃焼させることはほとんど期待できません。(ちなみに 1kg の体脂肪を燃焼させるためには 120キロ のマラソンが必要です!) それでは頑張ってスポーツをするのはどうでしょうか?  「激しいスポーツは消費カロリーが多い!だから痩せる!」 と思いがちです。でも急な運動は筋肉痛をおこしてしまいます。せっかく運動しても続かないのでは何にもなりません。 しかもお腹は減るので食事はしっかりとってしまいます。 結果としてさらに太ってしまうこともあるのです。結局、痩せるために、「時々スポーツをする」 というのはかえって逆効果なのです。 運動することで、筋肉を維持することは出来ますが、体脂肪をおとすことはできません。

食事をとらなければやせる?!

肥満は余ったエネルギーが脂肪として溜め込まれることでおこります。
それならば!というので、極端に食事を減らしたり、食事そのものを止めてしまう、というダイエットはどうなのでしょうか? 確かに体重は減ります。でも減っているモノが体脂肪とは限りません。
痩せた!と思っても実は水分が抜けているだけであったり、筋肉が落ちていることがあります。 こんな体重の減り方は「痩せた」 とは言いません。
「やつれた」と言います。 さらに食事量が減ることで、人の身体は自分の身を守るために、エネルギーを脂肪として溜め込もうとします。食事を摂らない事で、人の身体は体脂肪を溜め込む準備ができてしまいます。 だから、食事を元に戻したとたんにリバウンドが起こるのです。
リバウンドする時には脂肪がつきやすくなっていますから、このとき増える体重は筋肉ではなく、脂肪ばかりになるのです。 こうした事を繰り返す事で、ますます体脂肪のつきやすい、痩せにくい身体になってしまいます。

朝食を抜いて痩せる?!

これはダイエットとはまったく逆の努力をしてしまっています。
痩せたい時こそ、三食きちんと食べた方が良いのです。
たとえば朝食を抜いてしまうと、身体は飢餓状態になってしまい、生命維持のために体脂肪を溜め込もうとします。 だから、余計に体脂肪がつきやすくなってしまうのです。良い例がお相撲さんです。お相撲さんは朝食をとらずに稽古をして、一日二食ドカ食いします。おかげであんなに体重を増やす事ができています。 これと同じことは、昼食・夕食にもいえます。食事の回数や量にムラがあると、お相撲さんの食事と同じになってしまいます。あなたはお相撲さんの生活になっていませんか?

ダイエットサプリメントで痩せる?!

現在の医学でわかっていることから考えて、体重の増減に効果があるのは「食事量のコントロール」 (食事療法)だけです。高度な肥満の治療にも食事療法が行われています。 その他の薬物療法も、脳に働きかけて、食欲を抑制しますので結局食事を減らすことが目的になります。ダイエットサプリメント(いあゆる痩せ薬) にはイロイロなものが広告されています。 脂肪の吸収を抑えるもの、体脂肪を溶かすものなど、どれも一見正しそう、本当に効きそうに思えます。でも、残念ながら、これらには医学的根拠のないものが大半です。 体重が減ったとしても、水分が抜けただけであったり、中には下剤と同じ成分を含むものもあります。 このようなサプリメント(ヤセ薬?)は健康の面から考えても、本当に体脂肪を落として痩せるということから考えても、決してお勧めできません。

ダイエット食品で痩せる?!

食事全体、または一日の食事のうち数回をこれに代替するダイエット食品の事です。ダイエット食品を食事代わりにする方法は、色々あると思います。 その中でも、例えば スープとクッキーだけの食事を強いるようなダイエット食品はお勧めできません。 食事をすることへの興味や意識を減退させたり、普通食への飢餓感を促進させたりすることによいことがあるように思えません。 やはり、食べるということ自体に罪の意識を持つようになれば、それだけやめたときの弊害も多くなります。

ダイエットには正しい知識が必要。必ず専門家のアドバイスを受けるようにしましょう。