お財布の買い替えをしました鳥井です。
以前は祖母からのプレゼントである国産ブランド・キプリスの二つ折り財布を使っていましたが、貰った半年後に海に水没するなど、ろくにケアもできなかったために2年でクタクタになりました。
今回購入したのは無印良品の「イタリア産ヌメ革パスケース付二つ折り財布 生成」という商品。
ヌメ革のエイジング(経年変化)をネットで知って、自分で体験してみたかったのです。
ヌメ皮・エイジングとは
「ヌメ革」とは、タンニンという成分を使って牛皮をなめし、型押しなどの表面加工をほとんど施さずに仕上げた革のこと。
ヌメ革の特徴として、日光で日焼けしたり、ケアオイルや手の脂が染み込むことなどによって、肌色からキツネ色、キャメル、深いあめ色へと色が変化します。また日光や熱、摩擦などの刺激によって革が元々含んでいる脂分が表に染み出し、これが磨かれることで独特のじんわりとしたつやが出てきます。
これがエイジングであり、これを楽しめるのが無印良品のサイフだというわけです。
ヌメ革財布とパスケース
中国産。カラーバリエーションは生成(きなり)、ネイビー、ダークブラウン、黒の4色。生成色というのはカラーリング加工がされていない色のことだそうです。
パスケース付の二つ折り財布で値段は7,980円(税込み)。
ヌメ革は手触りは少しかさつく感じで、革製品らしい匂いがします。
コスパ抜群と言われたのも今は昔
無印良品のヌメ革はコスパ最強だというレビューをネットで多く見かけます。
それは約2年前当時の価格が4,000円だった時代の話のようです。
本格的な革製品が4000円で購入できるというお得感が話題になっていたのです。
現在では廃版、リニューアルして価格は上がり、使い道の少ないパスケースがおまけとして付いてきて7,980円。
別段コスパが最強だとは言い難い現状かもしれません。
それでもヌメ革自体の経年変化が楽しめることには変わりがないので大切に育ててみようと思います。
パスケースは取り外しが可能です。かさばるので外しました。
ヌメ革の手入れ方法一例・注意事項
特別な手入れをしなくても、2年でいいキャメル色が出ているケースもあるようです。
自然に使ってどれくらいの変化が起きるかを検証してみるのも面白いと思ったのですが、なにぶん初めてのことなのでいろいろと手をかけたいと思いました。色がくすんで照りがなくなってしまったという報告もありますし。
最初にやること
ヌメ革財布を使用する前に推奨されていることが2つ
- 「日焼け」させる
- ケアクリームを塗り込む
最初は何かの冗談かと思いましたが、ヌメ革は使用前に日光浴をさせるのがセオリー。
1~2週間陽に当てることで色が変わるだけでなく、革が引き締まって表面硬度が増すことで汚れや傷がつきにくくなるそうです。
ただ「革切れやひび割れを起こしやすく取り返しのつかない事になる」として意図的な日焼けを否定するサイトもあるので判断が難しいところ。
結局私の場合は曇り空の下に2日、天気のいい日に1日だけベランダに放置するに留めました。
▼洗濯物越しに見える日光浴中の革財布はシュールだった▼
その後ケアクリームを塗り込みます。メリットとしては、油分と栄養を補給することで色の変化を良好にし、また表面に汚れがつきにくくなるということです。
クリームの選択については合皮用を間違えて購入しなければ、あまり考えすぎなくてもいいと思いました。メーカーは「コロンブス」の商品が総じて高評価。重視するならば
- 値段が安い
- 臭いが強くない
- 手が荒れない(?)
アマゾンで吟味しているとたまに「手袋付き」の商品があります。手袋が必須のクリームは怖いなと。
あとは安価で購入者の評価が高ければ無問題でしょう。クリームは薄く伸ばして塗るので、量は多すぎないほうがいいと思います。
▼こちらのミンクオイルは481件のカスタマーレビューが書き込まれながら5つ星のうち☆4.6という圧倒的高評価。私はこれを購入。薄く延ばして塗ることができました。
▼こちらはこだわりのある人たちに好評のようですが、100mlという容量が少し多い気がします。
▼こちらもレビュー数は少ないもののコロンブスの商品で、財布に使用した上での好ましいレビューが見られます。
日常の手入れ方法一例
日頃の手入れはブラッシングや柔らかい布での乾拭きでほこりを落とすだけで十分。汚れがついたら固く絞った布で拭きとります。
よほどの革のかさつきや細かい傷が出てきた際には、適宜ケアクリームで保湿と栄養を与えます。
一か月に一度くらいの頻度を目安に試してみましょうか。
専用のブラシなども売っていますが、そんな大きい面積があるわけでもないので、私はいらなくなったTシャツをカットして拭くことにします。
水濡れには注意が必要で、シミになった場合には、タオルに水を十分に含ませて(軽くしぼる程度)革全体を素早く均等に拭き上げると目立たなくなる。その後、風通しのよい場所で陰干しします。
経年変化の画像を撮ってみた
購入時
使用開始(4日目)
・わずかな日焼け、クリームでしっとりさせたために色が暗くなっている。
・写真が暗いのもあり、肉眼ではここまでの変化はないと思ってください。
20日目(水濡れによるシミが発生)
・1週間ほどの旅行で持ち運びに問題があったためか、表面に大小の傷がついた。
・飲食店のおしぼりに接触してしまったために水濡れのシミがついた。旅先だったために対処が遅れる。
・帰宅後にまず乾拭き。次に水を含ませた布でシミを作らない程度に万遍なく拭き、元のシミの輪郭をぼかす。最後にミンクオイルを全体に塗り込む。(画像は手入れ後に撮影)
・本当は「消しゴムタイプの汚れ落とし」を利用して同じくシミの境界をぼかす方法もあるが今回は見送った。
・全体的に黒ずんできているが、キャメル色にできるのだろうか。
水濡れのシミは左奥。こちらは画像のコントラストを編集して見やすくしたもの。
50日後
100日後
Coming soon...