Q and A
Q01.ガーデナーってどんなお仕事ですか?
ガーデナーは、新規のお庭の植栽計画を立て、植栽工事をする、つくったお庭の定期的な手入れをするなどが、主な業務です。
Q-GARDENでは、お庭に関する業務をトータルで受けているので、花壇やフェンスなどの構造物も含めてお庭全体のデザインをしたり、建築家の方と組んで、その建築の植栽スペースに合う植物を提案したり、植栽するための空間の構造の相談にのったりということもしています。また、マンションなど、大きな空間の植栽管理に関するアドバイス業務や、企業や管理組合のアドバイザーとしての業務なども行っています。Q02.「ガーデナー」と「植木屋」の違いは何ですか?
「ガーデナー」は、日本語に直訳すれば、「植木屋さん」です。ですから、基本的な仕事の内容は同じです。ただ、私の場合は、洋風と和風の違いをわかりやすくしたいと思い「ガーデナー」という英語の肩書を使用しています。
和風庭園は、皆さんご存知の通りお寺や茶庭など、石とマツなどを中心として構成されたお庭です。私が扱うお庭は、イギリスやフランス発祥の洋風のものを、日本の気候・風土に合わせてアレンジしたもので、そこに植え付ける植物の種類も、樹木だけでなく、バラや多年草など多岐にわたります。ですから、手入れの方法や考え方などにも、若干の違いがあります。Q03.プロのガーデナーには、どうやったらなれますか?
植物が好きで、肉体労働を厭わない方であれば、どなたでも(笑)。
ただし、他の職業と同様、独り立ちするには、経験が必要です。庭仕事は、自然を相手にした仕事で、春・夏・秋・冬それぞれの季節に、それぞれ違う作業を行うので、短期間で習得するのは難しいというのが、他の職業と違う点かもしれません。ただし、経験を積めば積むほど、この仕事の深い魅力も理解できるようになってきます。Q04.オーガニックにこだわるワケは何ですか?
植物を植えるのであれば、その空間は、すべての生物にとって居心地の良いものにならなければならないと考えているからです。
従来の造園業界は、農薬使用に関する規制がそれほど厳しくなく、無意識のうちに、環境に影響のある化学農薬を散布してしまっているケースも多々見られます。私も、社会人になった当初は、そのような仕事に携わっていたのですが、ある時から、「やはり、これは違う」と感じ、オーガニックでできる方法を模索しはじめました。人間にとって居心地が良いだけでなく、虫や鳥やすべての動植物がバランスよく生息できている。そんなガーデンづくりを目指しています。Q05.女性が多い仕事ですか?
上にも書いた通り、「ガーデナー」とはいえ「植木屋さん」ですから、ほとんどが男性の業界です。ただし、最近は、女性の職人さんも増えてきていて、Q-GARDENの仕事に携わってくれている職人さんの男女比率は、5:5くらいで、業界では、女性の比率がずば抜けて多い会社です。
Q06.どんな方からの注文が多いですか?
やはり、自宅を新築されていて、お庭にこだわりたい方が多いです。ガーデンデザイナーや会社によって、それぞれ特徴があるのですが、弊社は、どちらかというと植栽を特徴としているので、やはり、植物にこだわりたいお客様のご依頼が多いです。それから、もともとお庭が好きで、ご自分で色々とされていたんだけど、収拾がつかなくなってしまい、プロにリセットしてもらいたいというような方も多いです。
それから、最近は、建築家の方からのご依頼が増えてきました。建築物だけ立てれば終わりではなく、植栽もして、周囲の環境も整えて初めて完成するのだ。という考えの方が増えてきているようです。Q07.なぜ、この仕事を始めたのですか?
うーん… たまたまです(笑)
農学部の森林科学科という、ちょっと変わった学科の出身なので、就職先が限られていたんですね。それで、たまたま大手の造園会社に就職させていただいて(本当は、「造園会社だけは就職したくない」って思っていたのですが)、仕事をしていくうちに、「もっとこうしたらいいんじゃないか?」とか、「独立してやったら、もっと自由にできるんじゃないか?」とか、若気の至りで簡単に考えてしまったのが始まりです・・・Q08.これから、どんな風に仕事をしていきたいですか?
庭づくりは、レンガ積みなど構造物をつくる人、大工仕事をする人、植物を植える人など、色々なプロフェッショナルが集まって一つのお庭を造っていきます。また、大きな植栽管理の現場では、何人もの職人さんが一気にやらないと終わらないなど、もともと、一人でできる仕事ではありません。今後は、私自身が現場で庭仕事をするということよりも、より高い技能を持った職人さんたちと、より良い仕事をしていきたいと考えています。例えば、これまでの経験と知識を活かし、お客様や建築家、そして職人さんの間を橋渡しする「キュレーター」的な役割であったり、職人さんがより働きやすく、実力を発揮できるような環境づくりなど。
また、森林科学科出身で、もともと、「日本の山林を何とかしにないといけない」という思いを持っているので、これまでのガーデンに関する経験を活かして、間伐材などの山林の資源を活用したり、里山の環境を活用したりする活動にも、積極的に関わっていきたいと考えています。Q09.休日はありますか?何をして過ごしていますか?
打ち合わせやセミナーなど、土・日も仕事のご依頼を受けることが多いので、たとえ半日でも、「休めるとき」が休日です(笑)
友人と美術館に行ったり、美味しいものをたべたり・・・美しいものを見て、美味しいものを食べるのが最大の栄養補給ですね。それに温泉が加われば、完璧です!Q10.小島さんにとって、理想的なライフスタイルはどんなものですか?
晴耕雨読。いや、これは、まだまだ遠い先のことですね。
植木の手入れをするとか、植物に関する悩みを解決してあげるとか、穴を掘るのを手伝うとか・・・なんでも良いので、自分の知識やスキルが誰かのお役に立って、その後で、美味しい食事ができれば満足だなぁと思います。