乳首の黒ずみにトレチノインは効果あり!しかし危険だよ!
乳首の黒ずみをなんとかしたい!そう思い悩んでインターネットで検索して【トレチノインとハイドロキノン治療で乳首の黒ずみが治る!】と書いてあるブログを読んだかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
そのブログには医師でない人が、トレチノインとハイドロキノン治療方法とまとめた手順をまとめています。
それを信じて、自分の乳首の黒ずみを治そうとするのは危険なのでやめてくださいね。
美容外科の名医の吉村浩太郎教授(現在は自治医科大学附属病院 形成外科教授)は、トレチノインとハイドロキノン治療は患者にひとりひとりに大きなちがいがあるためトレチノインの効果と副作用は治療中しっかり観察し医師が適切に対応すべきといっています。
なので、トレチノインを使った乳首の黒ずみが解消できたブログを参考にしても、あなたも同じようになにも問題なく乳首の黒ずみが改善するわけではないのです。
トレチノインはアメリカではFDAで認可され、しわやニキビの治療や多くの人の若返りの治療薬として使われています。
しかしトレチノインは日本では認可されていないので、個人輸入か病院で処方してもらいます。
ブログで自分で乳首の黒ずみを治したという体験レビューで使われているトレチノインは個人輸入したもの。
トレチノインは効果があリますが、日本では未承認薬なのです。
ですから、個人輸入でトレチノインを入手するとトラブルに巻き込まれる可能性がありますから絶対にやめてくださいね。
それに自己責任で自分で乳首の治療をやって、何かあっても病院に行きにくくないですか?
「先生になんていえばいいんだろう?」
「もう少し様子をみてみよう。」
そう考えているうちに、手遅れになります。
そして、治療費もかかってしまいますよね。
乳首の黒ずみを病院に行かないで安く改善したい!
気持ちはわかりますが絶対にやめてくださいね。
最悪の場合は、乳首や乳輪からの出血や疼痛の副作用がでて、乳首の黒ずみがひどくなります。
そしてその治療のためにお金と時間がかかります。
乳首の黒ずみに効くトレチノインの効果とは?
トレチノイン(トレチノイン酸・オールトランスレチノイン酸)は、ビタミンA(レチノール)の誘導体です。
皮膚や粘膜の機能を保つ働きがあるビタミンAの50~100倍の生理活性があります。
肌(表皮)は、基底層→有棘層→顆粒層→角質層と順々に入れ替わります。
この肌のターンオーバーは28日~56日くらいです。
トレチノインは肌のターンオーバーを促し、色素沈着したメラニンの排出をうながす効果があります。
乳首の黒ずみに効くトレチノインの副作用とは?
トレチノインのよくある副作用は、紅斑(毛細血管の拡張などで皮膚が赤くなる)や落屑(死んだ皮膚が剥がれ落ちる)などの刺激性皮膚炎です。
乳首の黒ずみの原因はメラニンの色素沈着ですが、メラニンが作られるきっかけのひとつに刺激があります。
そこで医師は、この治療の刺激による炎症を最小限に抑え、さらに新たなメラニンの色素沈着を起こさないように、紅斑や落屑をケアしていきます。
医師がトレチノインを処方するときは、ふつうの塗り薬(外用薬)とはちがい副作用の皮膚炎を起こさないように慎重に行います。
それは、トレチノインの使い方や投与量(濃度)によって治療結果と副作用の出かたが人によって大きくちがうからです。
医師はトレチノインの効果を最大限に生かせるようトレチノインの濃度を調整し、短期間で治療します。
トレチノインを続けて使用するのは長くても8週間位で、それ以上続けて使うとトレチノインの効果が出にくくなるのです。
(再度使用する場合は1〜2ヶ月感覚を開けて使用します。)
治療が始まり1週間したら、医師が診察をして治療は順調か、副作用は出てないか、塗り方は大丈夫かなどをみます。
トレチノインは同じ量処方してもひとりひとりメリットの乳首の黒ずみの改善効果とデメリットの皮膚の炎症のでかたがちがいます。
トレチノイン・ハイドロキノン療法は、医師にとっても特殊な治療で経験による工夫が必要なのです。
なので定期的に診察をしながら、乳首の黒ずみを改善に最大の効果がある処方と塗る回数を決め、副作用の皮膚炎を最小限に抑えるようにしています。
特に最初の2〜4週間は副作用が出やすく、その反面メラニンを排出している時期で、最大のデメリットとメリットがでる時期です。
なので1〜2週間ごとに医師の診察を受けます。
乳首はデリケートで炎症が起きやすく、その痛みを我慢するのは大変ですから必ず医師の指導のもと治療してください。
トレチノインを塗った後もブラジャーをつけますよね。
乳首とブラジャーによる摩擦によりと塗布したトレチノインが乳首や乳輪以外についてしまい副作用を起こします。
また乳首は立体的ですよね。
乳首の付け根のあたりは薬が溜まりやすくブラジャーによるムレや摩擦によって裂傷(皮膚が裂ける)を起こしてしまいズキズキとした痛くなることもあります。
トレチノインは効果がある薬ですが刺激が強く副作用が出やすい薬なので、必ず医師の診察を受けて使って下さいね。
トレチノインは妊娠中や授乳中は使える?
妊娠中や妊娠を考えているかた、授乳中のかたはトレチノインを絶対に使わないでください。
トレチノインは動物実験で催奇形作用が報告されています。
また授乳中は乳汁中に薬が移行したと動物実験での報告があります。
妊娠中は女性ホルモンの影響で乳首が黒ずみますが、大切な赤ちゃんの体を作るときです。
乳首の黒ずみを改善するために使ったトレチノインで胎児の奇形が起きたら後悔してもしきれないですよね。
トレチノインで乳首の黒ずみを改善するなら授乳を終えてから、医師の診察を受けてくださいね。
自宅で乳首の黒ずみを解消したいかたは、厚生労働省が認めた美白の有効成分が入った乳首の黒ずみクリームがおすすめです。
トレチノインのような刺激はなく、肌に優しい成分でできているので副作用の心配はありません。