また逢いたくなるレストラン

身も心もクタクタに疲れているとき、何気なく口にしたものの美味しさに、ぐっと気持ちが変わったこと、ありませんか?

食べることには、人の本能を揺さぶる力がある。

店内のざわめきに溶け込んで、丁寧でとびきり美味しい一皿を分かち合ったら、きっとそのひと時は、二人にとって忘れられないものになるはず。

「あれ、美味しかったね!」「どうやって作るんだろうね?」
あとで一緒に料理を再現してみるのも楽しそう。

ここでは、そんな何度でも“逢いたくなる”レストランを毎月1軒ご紹介します。

Lotus &Flower’s One/ロータス&フラワーズ ワン 東高円寺

ベジ料理のフルコースで特別なひとときを


ソースに仏産ラズベリーのピューレを使ったオーガニックサラダ。ラディッシュや紅芯大根、大根の花に加え、葉ものもたっぷり。6~7月は、一年で最もサラダ野菜が充実する季節。

「お肉はちょっと苦手」。
または、
「最近、ガッツリした料理は翌日もたれるようになって…」。
こんな人は意外と周りに多いものですよね。

いいな、と思った相手が、お肉やお魚を食べない人だったら。せっかくのデートには、それでもちょっと特別感のあるランチやディナーを楽しみたい!そんな時ぜひオススメなのが、今回ご紹介するレストランです。


お客の9割がオーダーするという看板メニューが「絶対美味のハンバーグ」(プリフィクスの平日ランチで1620円~、単品は1820円・税込)。しっとりとした食感で、噛み締めるごとに複雑なうまみが溢れる。動物性食材不使用とは思えない驚きの味わい!

東京・東高円寺にある「ロータス&フラワーズ ワン」は、肉や魚、それに保存料などの化学調味料を使わず、料理の一部に乳製品と卵を使用した「ラクト(乳)・オボ(卵)ベジタリアン」のレストランです。

ここで使われている野菜は、その75%以上が全国の有機・無農薬栽培農家から直送されたもの。
それぞれの野菜がもつ力強くみずみずしい味わいを最大限に引き出し、手間暇をたっぷりかけて作られた料理の数々は、見た目も美しく、星つきのリストランテやメゾンにも匹敵するハイクオリティなものばかり。

「味気ない」「量が少ない」といったイメージを持たれることも多いオーガニックやベジ、マクロビなどのレストラン。そんな先入観は、“コクがあって満足感もしっかりある”このお店の味わいに、きっと一新されることでしょう。


プリフィクスコースより、「マッシュルームと新たまねぎのポタージュ」。野菜のみをじっくり煮込んだブイヨンがじんわりと体に染み込んでいく滋味な一品

オーナーシェフの大平哲雄さんは、自然派インド料理レストラン「ナタラジ」で料理長を務めたキャリアを持つ人物。

これまで世界20ヶ国以上を歴訪し、現地で料理修行を経験。
古くから食べ伝えられている菜食料理の奥深さを知る過程で、自身も徐々にベジタリアンに傾倒していったそうです。

「実はうちのお客様の9割は、ベジタリアンではない一般の方なんです」と大平シェフ。
「食事はエンターテイメント。美味しくて、安心で、なにより驚きや満足感がある料理を常に心がけています」と語ります。

2009年にオープンしたお店には、グルメな富裕層や、記念日を祝うために訪れるカップルや家族連れなど、現在では様々な人が訪れ、ひとときを楽しんでいます。

平日のプリフィクスコース「メインディッシュセット」1620円には、スープ、サラダ、メインに無農薬玄米か自家製の天然酵母パンが付く(土日祝日はデザートが付いて1980円)

「プラムのビーガンタルト」。フルーツとナッツの持ち味を活かし、メープルシロップで優しい甘味をつけた素朴な味わい。デザートは480円~

季節の前菜より、「自家製リコッタチーズと季節のフルーツトマトのカプレーゼ」(ディナーコース3430円~より)。フルーツとレモンの酸味でミルクを乳化させて作り上げる自家製のリコッタは、ふわふわでクリームのよう!バジルソースとハチミツが最高にマッチ


左から、「セガンマニュエル ブルゴーニュ」ボトル5370円…花のような香りがエレガントなピノノワール100%の赤ワインは、食中酒として最適。「ミッシェル ギニエ プティット オゼイユ2011」ボトル7060円…ビオディナミに加えて、デメテール認証を獲得した生粋の作り手によるガメイ100%の赤ワイン。シェフお気に入りのドメーヌだとか。「ドメーヌ デ マランド シャブリ」ボトル5640円…所有する全ての畑が金賞を受賞し、「シャブリ三冠王」を初めて達成した女性醸造家として有名なマダム・リン・マルシーブによる白ワイン。

食事と一緒にぜひ楽しんでもらいたいのが、ビオワインの数々。

ビオ・ディナミやリュット・レゾネといった有機農法で生産されるこれらのビオワインは、フランス産が中心。

ひとえに“ビオ”といっても抜け道が多いなかで、きちんとした手順を踏んでまっとうに作られたものをセレクトしているそうです。
自然で馥郁とした味わいを感じてみてください。


珪藻土が使われた内壁や、ナチュラルな木材で組まれた棚は、なんとご実家が建築業を営んでいるという大平シェフによる手作り。

店名の『Lotus &Flower’s One』は、蓮や花々がもっているおだやかでピースフルな雰囲気の象徴としてつけられたのだそう。

体に良く、環境にも優しい食事を、大切な人と楽しく味わう。
そんないつもより少しだけ特別な時間を提供してくれるレストランです。



オーナーシェフの大平哲雄さん(写真中央)と厨房スタッフの武内さん(写真左)、ホールスタッフの吉成さん(写真右)。「ベジタリアンになってから、朝すっきり起きられるようになりました」と吉成さん

お店は丸ノ内線「東高円寺」駅から徒歩3分の青梅街道沿い2階にある。王78番、宿91番系統「高円寺南一丁目」バス停からすぐ

Shop Data
  • TEL
    03-6304-9441
    *席数が少ないので来店時は予約がベスト
  • 住所
    〒166-0012 東京都杉並区和田3-60-11-2F
  • 営業時間
    ランチ11:30~14:30(last order)
    ディナー18:00~22:30(Close)
  • 定休日
    不定休
  • 客単価
    昼 1860円
    夜 4800円
  • カテゴリ
    菜食料理
  • また逢いたくなる!ポイント
    ヘルシーオーガニックベジタリアンビーガン対応(*一部のみ)ビオワインが飲める

Written by Yui Nakamura


一緒に行くパートナーを探す