スキンケアの原点「米ぬか」
米ぬかは、江戸時代の女性たちが木綿の袋に入れて持ち歩き、肌の汚れ落としや保湿のために使っていたといわれています。
つまりスキンケア化粧品の原点ともいえるものです。
■米ぬかの美容成分
米ぬかに含まれる成分は、肌の保湿因子として有名なセラミド、肌のバリア機能を保つ油分、ビタミンB1・B6、E、アミノ酸、ミネラル類などです。
効果としては、肌の保湿、くすみ、黒ずみの改善、美白、ハリ、ツヤ、アンチエイジングなど様々なはたらきをしてくれます。
また、日本の食に欠かせない米由来の成分ですから、アレルギー反応が出にくく、日本人の肌になじみやすいという説もあります。(米にアレルギーをもつ人も稀にいるので注意は必要です。)
それでは、米ぬか美容の実践方法をご紹介いたします。使い方の方もいろいろとあるようですよ。
米ぬかを使った美容法
■洗顔
まずは、基本の洗顔です。米ぬかを水で溶かし、洗顔に使います。泡を立てるために少し石けんを混ぜてもいいでしょう。
くすみ、黒ずみを除去し、洗顔後も肌の潤いをキープします。
■化粧水
次に保湿。米ぬかを木綿の袋に入れ、水でぬらします。木綿から染み出した液を化粧水と同じように使います。
■パック
美白やアンチエイジングには米ぬかパックが良いでしょう。
米ぬかに小麦粉を混ぜ、少量の水を加えてペースト状にし、肌にのせます。乾いてきたら、ぬるま湯で洗い、皮膚をすらないようにパックを除去します。
米ぬかを使用する際のポイント
また、使用する米ぬかについてもポイントがあります。
米ぬかはネット通販などで手軽に手に入ります。酒造会社や精米店は製造工程で大量に米ぬかが余るので、食用(漬物など)、化粧品用、肥料用として販売しています。価格は市販の化粧品に比べると格段に安いです。
ただし、スキンケアに使うものは、よく精製された細かい粉末状で、色の白いものを選ぶべきでしょう。
というのも米の殻部分は褐色で堅く、米の薄皮部分は白っぽくて細かい粒子にしやすいからです。あまり粒子の荒いぬかは、直につけると角質層を傷つけるので注意が必要です。
まとめ
米ぬかは化粧品原料として古くから注目されていて、米ぬかや米の発酵成分を利用した化粧品は数多く存在し、中には大ヒット商品もあります。それらの商品も上手に利用しながら、早いうちから地道に美肌づくりを続けると、将来きっとよいことがありそうです。
ただし、「自然のもの」、「天然の成分」といった言葉にはちょっとだけ注意が必要です。
以前、化粧品に含まれる美白成分で肌に白斑(はくはん)ができるという事件が社会的大問題となりましたが、この成分も、実はシラカバやメスリノキに含まれる植物由来の成分だったのです。
ですので、米ぬかなどの天然由来成分や、新しい化粧品を使う場合はいつも注意を払い、肌にもし異状があったら、すぐに使用をやめて様子を見るなどの対処をした方がよいでしょう。
長い目で見た美肌づくりには、「自分の肌にあった化粧品は自分で見分ける」、という心構えが大切ですよ。
アドバイザー
misakoi
得意分野はウィメンズヘルス、化粧品、健康食品、医薬品の他、企業情報(IR、環境、CSR)、金融・保険分野も。企業Webサイト、ウィメンズサイトなどで執筆中。
レシピ、ダイエット情報を中心に配信していきます。