2015流行ダイエットや健康トレンドを振り返る

2015年にも様々な流行ダイエットや健康トレンドが産まれましたが、それらを総括した記事を見て、改めて2015年の健康情報を振り返って抑えておくべきポイントを紹介します。

参考にした記事は以下の2本です。

1.この流行のダイエットは人体に危険!糖質制限、酵素ドリンク…かえって肥満や糖尿病の恐れ

 

この記事は管理栄養士の目線で「正直、あまりおすすめできないダイエット法」として紹介されたもの。

http://biz-journal.jp/2016/01/post_13105.html

2.大西睦子が総括! 2015年のダイエット&健康トレンド10

http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/1054402/122300004/

米国ボストン在住の医学博士大西睦子が解説した2015年のトレンドです。

 

1.卵とトランス脂肪酸

先ずは大西睦子さんの記事から最も重要な変更点が食品業界であったので紹介します。

ひとつ目は、卵に関するものです。

 

米国では、1日のコレステロールの摂取量を300mg以下にするよう推奨されてきましたが、新たな草案には「食事中のコレステロール量と血中コレステロール値には関連性が示されず、コレステロールの摂取を制限する必要はない」と明記されています。

これは4月に日本でもコレステロールに関しては抑制制限値を撤廃していますので、栄養価値の高い卵は積極的に摂取すべき食品となりました。

 

しかし、記事には高LDL血症や糖尿病の方は医師に相談すべしとされています。

 

ふたつ目はトランス脂肪酸。

 

 

バターに比べて安価であり、食感もよいのでマーガリンやクッキーやパンなど多くの食品に使われているトランス脂肪酸ですが、米食品医薬品局(FDA)は2015年6月に、「トランス脂肪酸は安全とは認められない」と最終的に判断しました。

 

さらに、2018年以降は原則禁止。

 

しかし日本では表示義務がないため各食品にどの程度トランス脂肪酸が含まれているのかわかりません。

 

ちなみに、市販のパンやクッキー、揚げ物の油などの多く使われているショートニングですが、マーガリンから水分と添加物を取り除いたものでマーガリンよりもトランス脂肪酸の含有量が多いとも言われています。

 

ショートニングは市販のパンには含まれていることの多い食用油脂ですので摂取するかどうかも含めて、まずは商品の原料表示を確認してみてください。

 

糖質制限ダイエットには未だに疑問がつきまとう

管理栄養士のお勧めしないダイエットにも大西さんの記事にも糖質制限ダイエットに関しての記述があります。

 

管理栄養士さんの記事では糖質制限をしている人には肉ばかり食べる傾向があり、栄養が偏ることからかえって動脈硬化や内蔵疲労を起こすという極端な事例に関しての警鐘ですが、大西さんの記事には

 

・多くの研究では長期的な効果が不明

・摂取する炭水化物の詳細が不明

 

という2点に関して議論が続いていると書いています。

 

そのうち重要なのは後者の炭水化物の質。

 

炭水化物を制限し、糖質の低い食品に切り替えることで食事制限なしで痩せることができるというのが糖質制限ダイエットの最大のメリットですが、その制限する炭水化物には全粒粉、果物、野菜、豆などの栄養価の高い炭水化物もあり加工食品などの炭水化物とどの程度区別するべきかはいまだ議論が続いているということです。

 

2015年に評価された健康法は食品の質を高めること

 

管理栄養士さんの記事で紹介されたおすすめできないダイエットとは具体的には

・糖質制限
・バナナダイエットなどの単品ダイエット
・チョコレートダイエット(カカオ含有量が70%以上のみ有効)
・酵素ドリンク
・ココナッツオイル
・アサイー

 

単品ダイエットは栄養が偏るのでわかりやすいが、ココナッツオイルは脂質なので過剰摂取は問題であるし、アサイーは単体では美味しいとはいえないものなのでフルーツと混ぜるため糖分を摂り過ぎたり、スムージーなどにするにしても冷たいまま飲めば当然身体を冷やし、代謝を下げる可能性もある。

 

カカオ含有量の高いチョコやアサイーやココナッツオイルは栄養バランスに優れた食品であるが、その食べ方には注意が必要であり、ただ食べれば痩せる・健康になるというものではないということに注意する必要がある。

2015年に米国が発表した最も優れたダイエット法はDASHダイエットと呼ばれる地中海式ダイエットのような、果物や野菜などから豆類やナッツなどの植物性食品を多く摂取しつつ、塩分を厳しく制限し、糖分のとりすぎにも注意を配るダイエットである。

このダイエットはカロリー計算をしないが、何を食べるべきかを考える必要があり、長期的な視点で健康を考えるダイエットである。

 

単純にカロリーで良し悪しを決めるのではなく、何を食べるのか!その食品の質が問われるダイエットであり、ある意味王道のダイエット方法と言えるかもしれないが、この方法が最も優れたダイエット法であると多角的に研究され発表されたことには意味がある。

2015年の「U.S. News & World Report」は、「DASHダイエット」が、総合的に一番優れたダイエットだと発表しました。結果の判定には、全米各地の専門家が集まり、さまざまなダイエットを7つのカテゴリー(どれだけ簡単に続けられるか、短期的な減量効果、長期的な減量効果、栄養価、安全性、糖尿病の予防や管理、心臓病の予防や管理)でランク付けしています。http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/1054402/122300004/?P=7

 

忘れてはいけないストレスの影響

 

不安や孤立、希望を失うなどストレスや孤独は様々な病気や自殺などの原因となり結果的に寿命を縮めることがあるそうです。

 

多くの病気の原因の一つに含まれるストレス、有名なフレンチパラドックス(喫煙率が高く、飽和脂肪酸が豊富に含まれる食事をしているのに冠状動脈性心臓病が低い)は赤ワインが健康に良いとする説ですが、食事を楽しむというフランス人の文化がストレスを軽減するためであって赤ワインは食事を楽しむための一つの要素にすぎないという意見もあります。

 

家族や友人、恋人などの何らかのコミュニティを持つことやスポーツや運動などでストレスを減らすことは健康へのとても重要な要素の一つです。




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