子供の肌に白い斑点がっ!?治療方法や原因は?日焼けは関係ある?
子供の肌に突如として出現した白い斑点。
顔や首など目立つところに現れると、子供も気にするけど親としてもとても心配になります。
「ちゃんと治るのか?」「原因は何かのか?」病院選びに悩む方も多いと思います。
そこで白斑の特徴や原因、どういう治療を行えば良いのかなどここで確認しておいて下さい。
子供の肌に白い斑点があるけどコレって病気!?
子供の肌が白く脱色したような症状になる皮膚病。
顔面単純性粃糠疹(がんめんたんじゅんせいひこうしん)通称「はたけ」と呼ばれるものと、異常性白斑(いじょうせいはくはん)通称「しろなまず」と呼ばれるものがあります。
どちらも皮膚の色が抜け白く斑点のようになるのですが、少し特徴が違います。
【顔面単純性粃糠疹】
【発症年齢】
子供に多い皮膚病
【特徴】
正常皮膚との境目が不明瞭。
斑点だけではなく白く粉を吹いた状態になったり、うろこ状に角質がはがれるような現象が見られます。
痒みはなく、人に感染することはありません。(まれに痒みがある場合もあります)
【原因】
以前はカビの感染が原因と考えられていましたが、最近は乾燥肌やアレルギー体質にさまざまな刺激要因が加わり、肌が弱まることで細菌が増殖しているのではないかと言われています。
アトピー性皮膚炎の子供に多く発生しやすいですが、まだはっきりとした原因は分かっていません。
【治療法】
肌を乾燥から防ぐことがメインになるのでまずは清潔にし保湿すること。
保湿クリームの上からさらに保護膜を作るワセリンを塗る、という処置がされることが多いようです。
※ワセリンを自分で用意する時は、病院でもらうワセリンと同じように不純物のない高品質の白色ワセリンを使うようにしましょう。
子供から大人から人口の1~2%が発症すると言われています。
【特徴】
正常皮膚との境目が明瞭ではっきりと目立つ白い斑点です。
命に関わるような病気ではないですが、見た目の問題として精神的負担が大きいようです。
【原因】
メラノサイトという皮膚のメラニン色素を作る機能が低下して生じます。
本来ならばからだを守る役割の免疫が、からだを攻撃して起こる自己免疫疾患や遺伝と考えられていますが、完全には解明されていません。
同じような白斑でも顔面単純性粃糠疹ならば自然に治るということです。
自己判断するのではなく皮膚科を受診してきちんと診察してもらいましょう。
尋常性白斑の治療方法は?治るの?
異常性白斑はからだのどの部位にも現れることがあります。
1.部分的な局所型
2.神経に沿ってからだの片側にできる分節型
3.全身にできる汎発型
この3つのタイプに分かれます。
皮膚科の三大難治性疾患のひとつとされ、治りにくい病気とされています。
免疫障害や皮膚への刺激やストレスも要因になっているという説が有力です。
現在のところ根本的な治療法は存在しないというのが実情です。
しかし、多くの治療法が報告されているので諦めずに試してみるのが大事です。
【異常性白斑の治療法】
・塩化カルプロニウムや副腎皮質ステロイド剤の外用療法
・セファランチンの内服療法(血流促進作用や免疫機能増強作用がある)
・活性型ビタミンD3外用薬
・PUVAと呼ばれる紫外線照射治療法
・皮膚移植
など、さまざまな治療法があると言われています。
この中でも紫外線照射治療法(光線治療)が有効なケースが多いようです。
ですが周りの正常な皮膚が日焼けをした状態になってしまうので、コントラストが付いて逆に目立ってしまうというデメリットもあります。
最近では医療の進歩によりPUVAに代わるナローバンドUVB照射という治療方法が、白斑の63%で有効であるという報告もされているそうです。
タイプや進行度合いによって有効な治療法が変わってくるので、専門家の判断を受けて下さい。
尋常性白斑 子供の場合の原因は日焼け?
異常性白斑の発症原因はまだはっきりとは解明されていませんが、日焼けやケガなど皮膚への刺激やストレスもきっかけのひとつになるようです。
日焼け以外にも皮膚への刺激になることはたくさんあるので、一概に日焼けが原因とも言えません。
肌への刺激をなるべく避けるためにも、締め付ける洋服などストレスになるものはなるべく排除したいところ。
ですが、子供は外遊びも大好きですし、刺激になるものを考えるとキリがありません。
私もふと気付くとからだの何カ所か、白く色が抜けているところを見つけました。
受診したところ「何らかの刺激か湿疹など炎症の跡だろう」と言う話で異常性白斑ではないとのことでした。
増えてもいないし、消えてもいません。
しかし、広がったりしていないのでそのままにしています。
幸いにも顔や目立つ部分じゃないので気になりません。
異常性白斑は日焼けすると正常な皮膚との境目がよりハッキリと目立ちます。
白斑部の日焼け、やけどを避ける意味でしっかりと塗ってガードする方が良いとされています。
夏の強い日差しはもちろん、春も同じくらい紫外線が強いので、出来れば一年中対策を取るのが理想的かもしれませんね。
顔や露出部分に白斑が出来た場合、小さなお子さんでも気にしてしまいがちなので白斑用のファンデーションなどで目立たなくしてあげるのも良いと思います。
まとめ
異常性白斑は誰にでも起こり得る皮膚病です。
移ったり、命に関わる病気ではありませんが、見た目の問題で不安を抱えてしまうことが多いと思います。
「はたけ」と違い放置して治るものではないので、子供の皮膚に白斑が出来た場合はきちんと皮膚科を受診して下さい。
異常性白斑の場合、治療に長い期間が必要になりますが、親身になって最善の治療法を提供してくれる病院を探しましょう。