止まらない破壊的衝動でデトックス。爆音で叫びまくれ。
現代社会に生きるものとしてストレスを持っていない人はいないであろう。
ストレスを誰かにぶつけることなく自分で解消しようとなると、どうしようもない破壊的衝動に駆られる。
そんな破壊的衝動にはデトックス効果があるのをご存知だろうか?
破壊的衝動を音楽に向け、大いに爆音でかき鳴らし、絶叫を上げて発散して頂きたい。
そうすれば心はスッキリ。体内の毒素は嘘のように消え、気持ちよく日々を過ごせます。
今回はそんな破壊的衝動に駆られた時に聞い欲しい爆音絶叫音楽をご紹介。
1.Tourette’sーNIRVANA
泣く子も黙る90年代ロックのカリスマ、Kurt Cobain率いるNIRVANAの1993年作『IN UTERO』より。
1991年作『NEVERMIND』の大ヒットにより望まぬ形で時代の寵児、ロックスターに祭り上げられてしまったKurt。
コカイン、ヘロインを常用しても収まりきらないその破壊的衝動は彼が自殺するまで、遺書の言葉を引用すると燃え尽きるまで発せられた。
魂の叫びなんて言葉では安っぽいが、彼の発していた音楽を受け、僕らはデトックスし、還元して現代社会を生きてみよう。
2.BoneheadーNaked City
90年代初頭のNYアンダーグラウンドシーン最恐のアヴァンギャルドグループNaked Cityの1990年作『Torture Garden
』より。
首謀者はNYアングラ、フリージャズ/ノイズ/アヴァンギャルド界の首領、サックス奏者のJohn Zorn。CD帯が真っ黒で暗黒感しか漂っていないTZADIK Recordsを主催し、世界中に信者を持ち圧倒的な支持を得ている。
その他に、北欧神秘ジャズのマスターレーベルECMからもリリースする大御所ギタリストBill Frisell、ベースにはUKアヴァンギャルドロックの代名詞Henry Cowの創設者Fred Frith、コンテンポラリージャズの名ドラマーJoey Baron、NYアングラアヴァンジャズ界の鍵盤奏者WAYNE HORVITZ、そしてボーカルには日本が世界に誇る音楽集団BOREDOMSの山塚アイという豪華すぎるメンツが参加。
狂気と混沌と破壊衝動を凝縮し叩き付ける音楽の裏には、発散後の恍惚とした表情が浮かんでしまう。
3.Old And Tired?ーNASUM
スウェーデンのグラインドコアバンド、NASUMの2000年作『Human 2.0』より。
初期のNapalm Deathに通づるグラインドコアとファストコアをストレートに表現し発狂。
とにかく早く激しく日頃の鬱積を発散するのに最適である。
リーダーのMieszko Talarczykが休暇中にタイのスマトラ沖地震に巻き込まれ死んでしまったことも含め、青春時代にこれを体感し虜になった人は生涯忘れられない伝説のバンドとして心に残るだろう。
4.ArcarsenalーAt The Drive-In
今年再結成ツアーが予定されているテキサス産ポストハードコア、At The Drive-Inの2000年作『Relationship Of Command』より。
このライブの翌年にはAt The Drive-Inは解散し、ボーカルのCedricとギタリストのOmar(アフロコンビ)はThe Mars Voltaを結成。他のメンバーはSPARTAを結成している。
とにかく圧倒的熱量でぶちかましているこのライブは圧巻。
アフロ2人(特にOmar)のぶっとんだ動きは見ていて爽快感すら覚える。
2013年結成、埼玉発の爆音オルタナティブパンクバンド、ロクトシチ。
前出のAt The Drive-Inや爆音ハードコア勢の影響を色濃く感じさせるが、特出すべきは丸山景子(Vo)の生き急ぐような、このままでは気が狂いそうになる!といった鬼気迫る感情を爆発させたような叫び声。
おとなしそうな外見からはとても想像できない。
ライブの映像があるとより広く伝わっていくであろう。
ツインギターもバックグラウンドが垣間見える凶暴な音作りでバンドの持っている破壊的衝動をより体現している。
きっと暴れに暴れたライブ後は、スッキリした満面の笑みで楽屋に戻っていくのであろう。
ロクトシチは今年1月に初のフルアルバムをリリースし、レコ発ツアーが決定している。
『轟音ぶらり旅』
2016.04.29 at 鶴舞DAYTRIP
2016.05.04 at 静岡UMBER
2016.06.12 at 立川BABEL
2016.07.23 at 福島PEAKACTION
是非ともライブに足を運んで、日々抱えているものを発散し、
日常を気持ちよく過ごして頂きたい。
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