うさぎのエサって何をあげればいいの??
うさぎは草食動物なので、お肉はあげずに牧草や果物などをご飯として食べさせます。いろいろなものを食べることができますが、その中でも主食と副食に分けて与えます。
主食
・牧草
・ペレット
副食
・野菜
・果物
・野草
・ハーブ
・穀物
・ドライ食品など
主食と副食の比率はどれぐらい??
副食として野菜や果物などをあげる場合は、牧草を除いたご飯の総量のうちペレットを90%野菜や果物などの副食を10%ぐらいの割合であげます。
うさぎは野菜が大好きなので、野菜をあげると大喜びしてたくさん食べますが、あげすぎてしまうと栄養バランスを崩してしまうこともあるのでしっかりとあげる量をコントロールしましょう。
1日にうさぎにあげるエサの回数や時間は??
うさぎにエサを与える時間や回数は規則正しく、毎日同じ回数と時間帯にあげることが理想とされています。毎日規則正しい生活をすることは健康にもとても大切なことなので、できるだけ決まった回数と時間帯でご飯をあげるようにしましょう。
1日にエサをあげる回数は??
うさぎにエサを与える回数は1日に2回が理想的な回数です。適量のペレットを2回に分けてあげるようにしましょう。
エサをあげる時間は何時??
うさぎにご飯をあげるのは朝と夕方〜夜に食べさせるようにします。
飼い主さんが何かを食べているとうさぎも食べたそうにするので、飼い主さんの朝食と夕食の時間に合わせるようにして、一緒に食べるのもオススメです。
夕方〜夜のエサは朝よりも多めにする
うさぎは夜行性の動物なので、夜の方が元気に動き回るようになります。
うさぎの場合は、夜の方が元気に動き回るようになるだけじゃなく、消化器官も夜の方が活発に動き出すので夕方〜夜にあげるご飯の方が、朝ご飯よりも割合を多くするように工夫してあげましょう。
牧草は食べ放題にする
うさぎは草食動物なので、盲腸がかなり長く、うさぎの種類や体の大きさにもよりますが約40cm以上あります。長い時間をかけて消化するので、消化器は常に活発に動いていなくてはなりません。つまり、空腹状態にしてはいけないということです。
牧草は種類にもよりますが、たくさん食べても太りにくいので、食べ放題にしておいてなくなったら足してあげるようにしましょう。
牧草はとっても大切
うさぎにとって牧草に含まれる繊維質はとっても大切な栄養素です。繊維質をとることで腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を活性化させて消化活動をさらに活発にすることができます。
消化活動を助けるだけじゃなく、牧草を食べるときはたくさん咀嚼して食べるので、咀嚼することで歯を削り、伸びすぎや噛み合わせが悪くなることで起こる「不正咬合」の予防にもなります。また、咀嚼はストレスの発散にも効果的です。
食べてくれなくても根気よく食べさせよう
ほとんどありませんが、稀にペレットだけでうさぎを育てているペットショップがあります。
そんなペレットだけで育てていたペットショップからうさぎを迎え入れた場合、牧草をなかなか食べようとしないことがあります。牧草はうさぎにとってとても大切なご飯なので、食べてくれるまで根気よく食べさせるようにしましょう。
1日にうさぎにあげるご飯の適量は??
うさぎのご飯の主食は牧草とペレットですが、どっちかというと牧草がメインの方がうさぎの健康のためにはオススメです。
ペレットのパッケージには、ペレットをメインとしたご飯のあげ方の適量が表記されていることが多いので、牧草をメインとしてあげる場合の適量とは異なります。
うさぎに必要な1日のカロリー計算法
人と一緒でうさぎにも、1日に必要なカロリーの目安を調べる計算方法があります。
計算方法
体重(kg)の0.75乗×100=1日の目安カロリー
一度家にいるうさぎの体重を測って、1日に必要な消費カロリーの目安を調べてみましょう。
ペレットをメインにあげる場合の適量
うさぎのご飯のメインをペレットにする場合は、うさぎの体重の約5%が1日のご飯の適量です。例えば、体重が3kgのうさぎなら約135gがペレットで、残りの15gが野菜や果物などの副食になります。
子うさぎの場合は、必要なご飯の量が大人のうさぎよりもたくさん必要になるので、体重の約10%が適量になります。
牧草をメインにあげる場合の適量
うさぎのご飯のメインを牧草にする場合は、うさぎの約1.5%が1日のご飯の適量になります。
ペレットをメインにしたときと同じで、子うさぎは必要なご飯の量が大人のうさぎよりもたくさん必要になるので、体重の約3%が目安になります。
年齢ごとに必要なご飯って??
うさぎにあげるご飯は年齢によって必要な栄養や食べやすさが変わってくるので、その年齢に応じたご飯に変えていかなければいけません。
誕生から生後5〜6週間(離乳)まで
生まれたばかりの赤ちゃんうさぎのご飯はもちろんお母さんうさぎの母乳のみになります。
個体差はありますが、生後約3週間を過ぎたころからお母さんうさぎが食べているご飯と同じものを食べるようになり出し、生後5〜6週間ごろの離乳期には母乳を飲まなくなり、乳離れします。
離乳後から生後6〜8ヵ月まで
お母さんの母乳を飲まなくなる離乳後から、生後約3ヵ月までの期間がもっとも体重が増えて成長する急成長期になります。大人になったときに健康的なうさぎに育てるためには、この時期に質の高いご飯をたくさん食べることがとっても重要です。
大人うさぎの倍近くのカロリーや量が必要なので、高たんぱく、高カルシウムが含まれるマメ科のアルファルファなどの牧草を原材料とした、ペレットや牧草をメインとしてあげましょう。
ただし、アルファルファなどのマメ科の牧草は、嗜好性が高く、ご飯をチモシーなどのイネ科の牧草に変えるときに苦労してしまうので、この時期からチモシーを混ぜながらあげるようにしましょう。
生後6〜8ヵ月から1歳
うさぎは生後6〜8ヵ月で成長が止まり、大人のうさぎになります。この時期になるともう体が出来上がっているので、子うさぎのときのような高たんぱく、高カルシウムのご飯は必要なっくなってきます。
牧草をアルファルファなどのマメ科の牧草から、徐々にチモシーなどのイネ科の牧草に変えるために比率を上げていきます。野菜をあげる場合は、ビタミンが高いものを選ぶようにし、おやつにも慣れさせてあげましょう。
1歳から6〜7歳
この時期のうさぎはもうすっかり大人のうさぎになっています。今まで通りの食事内容だと栄養過多で肥満になってしまうことがあります。低カロリーで繊維質の高いチモシーなどのイネ科の牧草が食べ放題の環境を作ってあげましょう。
ペレットもチモシーを原材料としたものに変えて、体重の約1.5%を朝夕の2回に分けてあげるようにしましょう。
6〜7歳以上
うさぎは6歳〜7歳を超えると、高齢うさぎになってきます。高齢になると人と同じように食欲が落ちたり、抵抗力がなくなってくるので、病気に対する備えも必要になってきます。
今までのようなカルシウムやたんぱく質を必要とせず、噛む力も弱くなってくるので、チモシーを主原料としたペレットとチモシーなどのイネ科の牧草の二番刈りや三番刈りをメインにあげましょう。
また、食欲が落ちてしまうこともあるので、おやつとしてたまに嗜好性の高いアルファルファなどのマメ科の牧草を主原料としたペレットや牧草をあげるのもオススメです。
噛む力が弱くなりすぎてうまく食べれなくなってしまった場合には、副食としてあげる野菜や果物を細かく切ったり、ペレットを水でふやかしたりするなど、食べやすいように工夫してあげましょう。
ご飯選びで気をつけることって??
牧草
牧草選びで1番大切なことはうさぎがちゃんと食べてくれるかどうかです。イネ科とマメ科の中でも牧草にはたくさんの種類があり、うさぎによって好き嫌いがあります。
年齢や体調によって必要な栄養やカロリーを考えてマメ科かイネ科かを選んだら、その中でうさぎがよく食べてくれるものをいろいろ試して一緒にお気に入りの牧草を見つけましょう。
ペレット
うさぎにあげるペレット選びでチェックすることは成分、原料の違い、形状や噛みごたえ、プラスα、の4つに注意して選びます。
成分
ペレットの成分で選ぶときに重要になる成分は、粗繊維、たんぱく質、カルシウムの3つです。
・粗繊維
粗繊維の数値は18%〜20%前後の高いものを選びましょう。
・たんぱく質
たんぱく質は必要ですが、大人のうさぎがとりすぎると肥満になってしまうので、13〜15%前後のものを選びましょう。
・カルシウム
うさぎはカルシウム欠乏になりにくい動物なので、とりすぎると尿結石や高カルシウム尿症などの病気になってしまいます。反対にとらなすぎると、骨折しやすくなったり歳をとったときに支障が出ることがあるので、0.6%前後のものを選ぶようにしましょう。
原料の違い
ペレットの主原料に多いのは、低カロリーで繊維質の高いイネ科のチモシーを使ったものと、高たんぱくで高カロリーのマメ科のアルファルファを使ったものです。
うさぎの年齢や体調に合わせてそのときの状態に合った主原料のものを選びましょう。
形状や噛みごたえ
ペレットには様々な固さや大きさや形状のものがあります。特に固さは2つのタイプに分かれているので、その子に合ったタイプのものを選ばなければいけません。
・ハードタイプ
ハードタイプは歯を削ることができ、歯の健康を保つことができる反面、固すぎると歯に負担をかけてしまいます。
・ソフトタイプ
ソフトタイプは柔らかいので、高齢のうさぎや食欲が落ちてるうさぎにオススメのタイプです。そのかわり歯が削れることはないので、歯を削ることができなくなってしまいます。
どちらかのタイプに絞る必要はないので、うさぎの様子を見ながらその子に合ったタイプのものを選んであげましょう。
プラスα
ペレットの中には主原料になる牧草以外にもプラスαの効果がついたものもあります。
・ダイエット用
ご飯の食べすぎや運動不足のせいで肥満気味の子にオススメです。
・においを抑える効果
うさぎのウンチのにおいが気になる場合にオススメです。
・長毛種用
ジャージーウーリーやイングリッシュアンゴラなどの長毛のうさぎは、自分の毛を飲み込んで毛球症になってしまうことがあるので、飲み込んだ毛を排出しなければいけません。長毛種用のペレットは排出しやすくなる効果があるので長毛種にオススメです。
その他
・着色料、保存料が使われていない
・「総合栄養食」と書かれている
・原産国が書かれている
・賞味期限や製造年月日が書かれている
・原材料が書かれている
・日の当たる場所に置いていない
ペレットを購入するときには、こんなこともチェックしてみましょう。
ご飯のメニューを変えるときはこんなことに注意しよう
うさぎは本来、粗食にも耐えられる体をしていますが、グルメな一面もあるので一度美味しいと思ったらそればっかりを求めてきたり偏食するようになってしまいます。
なので新しいペレットが手に入ったときや年齢によって変えなければいけないときなど、ご飯のメニューを変えたいと思ったときに苦戦してしまうことがよくあります。
どんなこと気をつければいいの??
メニューを変えようと思ったからといって突然新しいものに入れ替えてしまうと、食べずに拒食してしまったり、下痢をしてしまうことがあります。
うさぎは神経質で臆病な性格の子が多いので、メニューを変えるときは慎重に変えましょう。
オススメの方法は??
メニューを変えるときは、少しづつ新しいものを今まで食べていたご飯に混ぜてあげるようにしましょう。しっかり時間をかけて徐々に変えていくことですんなり新しいご飯を受けいれてくれます。
しっかり時間をかければほとんどのうさぎがこの方法で食べてくれるようになるので、根気よく続けましょう。
うさぎのご飯の保存方法は??
ペレットや牧草を開封したあとはしけってしまうといけないので、密閉した容器に移し、乾燥剤を入れて直射日光のあたらない日陰の涼しいところに保管しておきましょう。製造後約6ヵ月を過ぎてしまったものはうさぎにあげない方がいいです。
うさぎはよくご飯を食べるので、だいたいは傷んでしまう前に使いきれると思いますが、単価が安い業務用のようなものだと容量が多すぎて使いきれないことがあるので、あまり容量が多すぎるものを買うのはオススメできません。
飲み水のあげ方は??
うさぎは1日に体重の約10%の水分が必要だと言われています。例えば体重が3kgのうさぎなら1日に必要な水分は300ccということになります。
うさぎの種類や体調や食べているものによって1日に必要な水分の量に違いはありますが、1日2回、朝と夕方〜夜のご飯のときに新鮮な水に入れ替えてあげましょう。
水は水道水でいいの??
うさぎの飲み水は水道水で大丈夫です。水道水の塩素が気になるようなら、一度水道水を沸騰させてから常温になるまで冷ました水をあげるようにしましょう。
どんな容器であげればいいの??
うさぎの飲み水をお皿などで飲ませると、自分の足を入れてしまうこともあり、衛生的にあまりよろしくありません。ペット用の水飲みボトルであげるようにしましょう。
ペット用の水飲みボトルで水をあげると、最初はどうやって水を飲むのか分からない子もいるので、水を飲みたそうにしているときにボトルから水を少し出してあげると、飲み方を覚えてくれます。
うさぎは水を飲まないって噂は本当??
そんな噂があるの?とびっくりしてしまう人も多いかと思いますが、本当にうさぎは水を飲まない動物だという噂を信じている人もたくさんいました。
この噂は水を飲まないだけじゃなく「水を飲ますと下痢になってしまうから絶対にあげないように」や「食べ物から必要な水分はとれてるからそれ以上の水分はいらない」など、信じやすくなる理由がともなった噂なのでとてもたちが悪いです。
実際のうさぎは水分を必要とする動物なので、この噂は信じないようにしましょう。
サプリメントをあげてみよう
うさぎにはペレットや牧草の他に、サプリメントも売られています。必要な栄養素は普段のご飯を適切にあげていれば十分足りていますが、サプリメントをご飯と一緒に食べることで、プラスαとして健康になることができます。
サプリメントには胃腸用、免疫力用、体調管理、脱臭など様々な用途のものがあります。かかりつけの獣医と相談しながらその子にあったサプリメントをご飯と一緒にあげてみるのもオススメです。
うさぎのしっぽという有名なショップのサプリメントページを載せておくので、気になった方はどんなものがあるのか見てみてください。
ポイント
動物みんなに言えることですが、毎日の食生活は健康のためにとっても大切なものです。特に美味しそうに食べる姿が可愛いからといってあげすぎたり、好きなものばかりをあげるのはとっても危険です。正しい量と正しいご飯をしっかり毎日食べることで防げる病気もたくさんあるので、可愛いうさぎのためにいっぱい知識をつけて健康で幸せな毎日を過ごしましょう。