キレイな肌の代名詞とも言える「赤ちゃんの肌」。赤ちゃんや子供の肌はみずみずしく、ハリも十分にあります。そんな肌に少しでも近づくために徹底したいのが保湿ケア。肌の保湿力を上げて憧れのキレイな肌を目指しましょう。
肌をきれいにする美容習慣
肌をキレイに健やかに保つために、普段から心がけたいことを紹介します。
潤っている肌は外からの刺激を受けない
水分をたっぷりと蓄えている肌は、表面が滑らかでハリもあります。チリやホコリといった外部刺激も、多少であれば影響を受けません。新陳代謝が活発であれば肌はすぐに生まれ変わり、ダメージを受けてもすぐに回復することができます。
そんな強くてキレイな肌のベースとなるのは、やはり保湿。外部刺激から肌を守り、内部の水分の蒸発を防ぐバリア機能は、うるおいによって支えられています。
肌の水分は角質層の「皮脂膜」「NMF(天然保湿因子)」「細胞間脂質」の3つによって守られています。この3つのモイスチャーバランスを正常に保つことが肌のうるおいをキープするポイントとなります。
「洗った分だけ補う」が基本
子供の頃はなにもしなくても、ベストな状態に保てていたこの3つのバランス。残念なことに、年齢を重ねるにつれて自力でこのバランスを保つのは難しくなってくるのです。
特に顔の皮膚は常に外気にさらされているため、外気の乾燥や紫外線、ホコリや花粉などによる汚れ、そしてメイクとさまざまな刺激を受け続け、ダメージを感じやすい部分です。また、ストレスや疲労などの影響でもうるおいは失われていきます。
モイスチャーバランスを整えるには、「汚れを落として清潔な状態に戻すこと」「不足している保湿成分や栄養を補うこと」が大切です。
メイクをしていなくても、空気に触れている以上必ず汚れは付着するので、きちんと落とす必要があります。
洗顔後は、年齢とともに不足しがちになる保湿成分や栄養を補給してあげましょう。セラミドやヒアルロン酸、グリセリンなどの保湿成分のほか、ビタミンEやビタミンAなど、肌細胞を元気にする栄養となる成分を補ってあげるとよいでしょう。
洗顔のポイントは水の温度
洗顔の際の水の適温は普通肌の場合、肌より少し冷たい温度である32度くらいが適温です。顔の皮脂は30度くらいで溶け出します。つまり30度以上のぬるま湯で洗い流すことで、皮脂を浮かせキレイに洗い流すことができるのです。
熱めのお湯で洗うと、皮脂を落としすぎて乾燥の原因になります。また、冷水だと汚れが浮きにくくなり、毛穴の汚れが落としきれなくなります。
保湿をパーフェクトにする3つのポイント
保湿力アップのポイントには、以下の3つがあります。
1つ目は「水分の補給」。
空気の乾燥などで不足した水分を、化粧水や美容液などでたっぷりと補ってあげましょう。
2つ目は「水分の保持」。補った水分を蒸発させずに保つことです。
水分を閉じ込める働きを持つ皮脂膜が不足している場合は、乳液やクリームで肌に油分補給をして水分を閉じ込めてあげましょう。乾燥肌や敏感肌の人は特に入念に。
最後は「捕水」。肌の細胞が水分を捕まえていられる状態を作ることです。
自分の重さの4倍もの水を吸収し、一度つかんだらなかなか離さない「NMF(天然保湿因子)」と、細胞と細胞の間を埋めるように存在し、うるおいをキープしている「細胞間脂質」の状態を整えることにより、肌細胞の水分キャッチ力は高まります。細胞間脂質の多くを占めるセラミドの補給も効果的でしょう。
肌の保湿力を上げ、トラブルに負けない強い肌を作りましょう。
蒸しタオルによるケア
蒸しタオルが毛穴ケアに効果があるといわれる理由は、「熱」「蒸気」という要素を持つためです。蒸しタオルによる適度な「熱」は、皮下組織の血流を促し肌の代謝を高めてくれるため、エイジングケア効果が期待できます。また、「蒸気」となった水分とともにその熱が肌の細部にまでまんべんなく行き渡り、角質を浸軟させることで、毛穴を開き、溜まった汚れや皮脂を取り除きやすくもしてくれます。
ニキビ肌や脂性肌の人のための保湿
肌が本来備えている保湿力をしっかり整え、「必要な分だけ」化粧水や乳液、クリームなどを有効的に使うようにしましょう。あくまでも「補う」という心づもりを忘れないことです。
ニキビによりトラブルを抱えた肌はバリア機能も弱まっている状態です。保湿をしたいがために化粧品を過剰に使用することは、かえって肌に刺激を与えることにもなりかねません。使用する化粧品は厳選し、シンプルな保湿ケアを行うのがよいでしょう。
肌をきれいにする睡眠習慣
睡眠が足りていると成長ホルモンが正常に分泌され、肌や体調が整いやすくなります。成長ホルモンは「身長を伸ばすホルモン」というイメージが強いですが、それは成長期の子供の話。成人にとっては体の機能を正常に働かせて維持していくものであり、生きていくうえで欠かせないホルモンです。
エンジェルタイムについて
夜22時から午前2時を指し示す言葉で、1日のうちで成長ホルモンの分泌がもっとも盛んな時間帯です。この時間に睡眠をとることで、肌だけでなく体全体の調子が整えられると考えられています。
けれど、現代人が夜22時から睡眠をとることはなかなか難しいもの。もちろん22時に寝ることが理想的ではありますが、今のライフスタイルとは合わないという意見も多いのです。その代わりに「眠り始めの最初の3時間の質を高める」という方法があります。それは最初の3時間に成長ホルモンが多く分泌されることが分かってきているためです。22時に寝ようとして無理をするよりも、この眠り始めの質を高めて、睡眠を上手に活用するほうが懸命です。
質のよい睡眠をとるために
食事は寝る3時間前までに、お風呂はぬるめで1時間前までに、寝る直前のTV・ネット閲覧は避けて、本や写真集などを見るのがおすすめです。さらに、寝る1時間ほど前から部屋の照明を落として、体をリラックスモードにしておくとベターです。