おいしそうにごはん・おやつを食べる愛犬は愛嬌があって可愛らしいですよね。
しかし、人と同じく太りすぎは万病のもと。
肥満犬にならないためにも、日頃の食生活を見直してみましょう。


Aさん
ベリーちゃん
(ヨークシャー・テリア ♀ 3歳)


Bさん
ポテトくん
(ペキニーズ ♂ 2歳)


Cさん
チロルくん
(マルチーズ ♂ 4歳)

講師の小島美香さん
チワワの他、猫やモルモットとも暮らすペット大好きなアドバイザーさん

「おやつ」に潜む落とし穴
本日は「肥満」について、みなさまのお悩みに答えていきます。おやつを欲しがるしぐさや、おいしそうに食べている姿に、ついついおやつをあげすぎてしまう飼い主さんいませんか?
うちもおねだりされると、ついつい自分が食べているものをあげちゃうことがあります。少量だったら大丈夫ですか?
たとえ少量でも、味の付いている人の食べ物をあげるのはNGです。私達から見て少しの量でも、体重2キロのベリーちゃんからしたら、とてもたくさんの量をあげていることになります。人の食べ物には、ネギ類やチョコレートなどの愛犬にとって害のあるものが含まれていることも。愛犬の口に入らないよう、注意が必要です。また、食べているものを欲しがったらあげるというのは、愛犬の欲求に飼い主さんが従っていることになります。こちらから何か指示を出して、従ったらあげるようにしましょう。
愛犬の肥満の見分け方
ポテトは去勢してから太ってしまったような気がします。うちの子の体型は標準ですか?
去勢・避妊した犬は、体質が変化し太りやすくはなってくるので、飼い主さんの生活管理がとても大切になってきます。ご自宅の愛犬が標準の体型かどうか簡単にチェックする方法があります。お腹の辺りを触ってみて下さい。肋骨を簡単に手で確かめることができますか?簡単に確認できた愛犬は標準の体型です。ポテトくんは肋骨が簡単に触れますので、標準の体型ですね。この体型を維持していきましょう。
チロルは、簡単に確認できないですね(笑)
うちも肋骨の上に、お肉がある感じですね(笑)
チロルくん、肥満予備軍のようですね。肥満になると、体を支えている足の関節にとても負担がかかり、椎間板ヘルニアの引き金にもなります。また、糖尿病などの怖い病気に発展することも。今のうちからダイエットをした方がいいですね。
愛犬もバランスのよいダイエットを
ダイエットとなると人みたいに食事制限とか、たくさんの運動が必要なのですか?
食事の量をいきなり減らされたり、過度の運動は人と同じく犬にもストレスになります。愛犬も飼い主さんも楽しくダイエットをしましょう。食事の量を減らす必要があれば、茹でた野菜をトッピングして量を足してみてあげてください。野菜はカロリーも低く、おやつとして与えるのもお薦めです。また、普段のお散歩の見直しも必要です。いつもと同じ散歩コースをただ歩いているだけではなく、散歩の中に「運動」を入れてみましょう。愛犬がOKな公園で、ロングリードを使ってボールやおもちゃを持ってこいをさせる。週末にはドッグランに出かけておもいっきり走らせてあげる。愛犬が「ハァハァ」と少し息切れするぐらい、心地よい疲れをさせてあげるのも大切です。
散歩に行く時間がない時は、どのように運動不足解消したらいいですか?
お家の中で、おもちゃを使って遊んであげましょう。おもちゃで遊ばない犬には、コング(フードを詰める事が出来るゴム製のおもちゃ)におやつを入れて遊ばせてみるのもいいでしょう。簡単におやつが出ないように入れた方がいいですね。おやつを隠して、愛犬に探させるのもいいですね。嗅覚や頭も使って、ストレスの発散にもなりますよ。

低カロリーの手作りおやつを作ってみよう!
うちの子は標準体型ですが、去勢したということもあり、今後肥満にならないか心配です。普段からおやつのあげすぎには注意していますが、他にも注意した方がいいことありますか?
おやつのあげすぎは、確かに肥満の原因のひとつですね。おやつをあげるなら、ご飯の量を調整した方がいいでしょう。ご飯を目分量で測ってあげている方いませんか?家族で愛犬の食事の管理をしているご家庭では、特に注意。きちんと計量カップを使って、家族全員で毎回同じ量をあげましょう。愛犬にとって、大好きな飼い主さんから美味しいおやつをもらえるのは、とっても嬉しいことです。低カロリーで美味しいおやつを、簡単手作りであげてみてはいかがでしょうか。

簡単に出来て、おいしそうですね。手作り食は大変なイメージがありましたが、おやつだったら私にも作れそうです。
手作りのおやつは、愛犬もとっても喜びますよ。牛肉より鳥のささみは低カロリーなので、ダイエット中の犬にもお勧めです。適度な硬さは、噛む行動を促して歯をきれいにする効果もあります。おやつは、トレーニングのごほうびや、爪切り苦手な愛犬が出来たごほうびなど、何か頑張ったごほうびとしてあげるのが良いですね。愛犬も美味しいごほうびがもらえるように、一生懸命になりますよ。
おねだりされて、可愛いからついついあげてしまっていましたが、これからはおやつをあげるタイミングも考え直していきたいと思います。
小島 美香(こじま みか)

幼少の頃から多くの動物に囲まれた生活を送る。動物関連専門学校で学んだ後、店舗スタッフを経て、2006年にドッグアドバイザー養成スクールに入学。2007年9月ドッグアドバイザーA級取得。同校を首席で卒業後、ドッグランおよび犬の幼稚園で多くのドッグオーナーのドッグライフのアドバイス業務に携わる。現在はチワワの他、猫やモルモットと暮らしている。

Pet&i
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愛犬と飼い主のよりよりドッグライフをサポートするドッグアドバイザー養成講座のほか元気に長生きしてほしいと願う飼い主に向けた「犬種別ケアセミナー」「シニアドッグケアセミナー」などのカルチャー講座などを提供。

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