今回は咳止め薬「コデイン」の話。
厚生労働省は、2019年度(平成31年度)より、咳止め薬の成分「コデイン」を
12歳未満の子供に使用するのを禁止します
と発表しました。
禁止の理由は、コデイン類の副作用。まれに呼吸抑制や呼吸不全を起こすことがあり、海外では死亡例もあるそうです。
コデイン類⇒コデインは非常に古くから使用されている咳止めの成分です。脳の咳中枢と呼ばれる部位に効くので、咳止め効果が高く、子供~大人の咳止め薬に多く配合されている。代表的なコデインの仲間は、
ジヒドロコデインリン酸塩
コデインリン酸塩
この2種類ですが、
〇〇コデイン
〇〇コデ
と名の付くものはほぼコデイン類だと思って間違いないです。
それでは子供が飲んでも安心な咳止め薬を紹介していきますね。
目次
キッズバファリンせきどめシロップS
成分
デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物 ・・・ 20mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩 ・・・ 25mg
グアイフェネシン ・・・ 100mg
キキョウ流エキス(原生薬換算量660mg) ・・・ 0.66mL
セネガ流エキス(原生薬換算量660mg) ・・・ 0.66mL
ジフェンヒドラミン塩酸塩 ・・・ 30mg
さすがバファリンブランドですね。コデインなしで、良く効く成分を含んだ薬を出しています。個人的にはなカッパのイラストも気に入っています。ちょっと薬のニオイはするけど飲みやすいと思います。うちの子供も飲んでくれます。
カコナールこどもかぜシロップ
成分
アセトアミノフェン
クロルフェニラミンマレイン酸塩
デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物
dl-メチルエフェドリン塩酸塩
グアヤコールスルホン酸カリウム
第一三共のカコナールブランドからもイチゴ味のシロップが出ています。これは咳止めだけでなく、熱冷ましや鼻水止めも配合されているので、色々な風邪症状が出ているときはこの商品をおすすめします。
さらにこのカコナールかぜシロップはノンコデインだけでなく、ノンカフェイン、ノンシュガーですのでかなりポイント高いです。
宇津こどもせきどめシロップA
成分
デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物30mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩37.5mg
グアイフェネシン100mg
d-クロルフェニラミンマレイン酸塩3mg
ナンテンジツエキス109mg
キキョウエキス
宇津救命丸ブランドの咳止めです。これもノンコデイン・ノンシュガー・ノンカフェインで安心して飲めますね。 天然の抗生剤とも呼ばれるキキョウが入っていて、南天のど飴で有名なナンテンの実のエキスが入っています。
キキョウ・・・キキョウの根っこがのどの殺菌をしたり炎症をとります。
ナンテン・・・ナンテンの実のエキスがのどの炎症をとります。
コデインを含む咳止め(2019年から販売禁止)
コデイン入りの小児用の咳止めは2019年以降は販売されなくなるので、ここで紹介するまでもないんですが、すでに家に咳止めがある方はこちらを一応チェックしてみて下さいね。
↓コデイン類入りの子供用咳止め薬 ↓
アルペンS こどもせきどめシロップ
ムヒのこどもせきどめシロップS
こどもパブロンせき止め液
アネトンせき止めZ液
※厚労省の方針を受けて今から販売停止になるものも多いと思います。家にある場合には注意して下さいね。
キーワードは「ノンコデイン」
今後、コデイン入りの小児用咳止め薬は市場からなくなるわけですが、全面禁止までにこのキーワードを覚えておいて下さい。
コデインを含まない薬
「ノンコデイン」
この表記を各社するはずです。これが書いてあればとりあえず安心だと思います。
私はさらにノンシュガー(虫歯予防に)、ノンカフェインもチェックするようにしています。
ここで、「2019年から禁止ならまだ先の話だな・・」とお考えの方、ちょっとお待ちください。12歳以下の小児へのコデイン販売を急に禁止すると、ユーザーやメーカーが混乱するので期限を設けて先延ばししているだけなんです。
医療用にコデインを販売する武田薬品は、2019年を待たずに12歳以下の小児へのコデイン服用を禁止しています。コデイン類の薬の使い方改訂のお知らせが私の病院にも来ました。
2019年を待たずに各社、12歳以下のコデイン使用を禁止としています。何かあってからでは遅いですからね。日本のトップ製薬メーカー武田薬品工業、対応が早いですね。
今回は12歳以下へのコデイン禁止のお知らせと、安全な咳止め薬をご紹介しました。まだ知らない方がいたら教えてあげて下さいね。