痩せすぎに起こる体調不良!肩こり・貧血・乾燥肌・冷え性など
体の状態を客観的に確認してみる
テレビでは「太っているとかかりやすい病気」などの特集がよく組まれています。確かに高血圧、筋梗塞、動脈硬化など、肥満とはあらゆる病気の原因になりやすい体質です。
ただし「太っている人は病気になりやすく、痩せていれば健康である」と勘違いしている人が多く、これは危険な考え方です。
もちろん、普通の体質であれば健康ですが、痩せすぎは太りすぎとは別の意味で非常に不健康です。例えば、軽いほうの症状には肩こりや冷え性、重い症状としては脳にも悪影響があります。
ただ、小さい頃からずっと痩せている人は、実は不健康な状態に気が付かず、今の自分の状態が当たり前と慣れてしまっているだけかもしれません。
痩せていると起こりやすいマイナスの症状はたくさんあり、そのほとんどが痩せすぎの人が太ることで改善されます。
そのため、太りたい人は単に見た目の改善だけではなく、健康のために太ることと認識したいです。太ることで健康面においても今後の人生が向上する可能性が高いです。
痩せすぎに慣れると症状に気付かない
痩せている人の多くに当てはまる症状が、胃のトラブルです。胃が痛い、重い、気持ち悪いといった病的な症状もそうですし、お腹が空きにくいことも健康とは言えません。
これは太れば治るというより、太るためにも治したいです。腸も弱く、お腹を壊しやすい症状も同様です。
また、手が地面に届かなかったり、ケガをしやすかったり、体が非常に硬いことも痩せている人に多く見られます。筋肉や脂肪が少ないので骨格が歪みやすく、体型を維持しづらいです。
痩せている人には猫背が多かったり、足を頻繁に組んだりもします。これも体型を維持できない症状が原因です。逆に太っている人が足を組んでいるところは滅多に見ません。
さらに凝る、張る、電気が走るような痛みまで出てくるのが、痩せすぎに多い肩こりです。
肩こりの原因は多種で、頸椎や脊椎などのズレによる痛み、強いストレスといった心の病、視力低下や眼精疲労、歯のかみ合わせなども原因の1つになります。
ただ、肩こりは重い頭を支えるためにうなじや肩の筋肉が、常に緊張した状態になることです。単純に支えるだけの筋肉と脂肪が足りていない重圧過多のため、肩こりが起きている可能性が高いです。
痩せすぎの人は体のあちこちに疲労が溜まりやすい損をした体型と言えます。体質改善をしないと、いずれはぎっくり腰で同じ体型を保てなくなったり、背骨が曲がり運動ができないといった症状に悩まされます。
痩せすぎは衰えやすく体力もない
風呂あがりや汗をかくだけで立ちくらみが起きたり、冬場の外気とエアコンの温度差で頭の働きが鈍くなったりします。この立ちくらみは自律神経の乱れで起きます。
痩せすぎにはフラフラしやすい鉄分不足の貧血も多いです。貧血は酸素が血液に運ばれなくて起きます。
いずれにしても両方とも本人の体格と普段の食事が原因であることが多いです。痩せすぎは脂肪が少ないので、直近の食事で体力を維持しています。1回食事を抜くとわかりますが、筋肉質の人よりも明らかに運動量が落ちます。
そのため、少しでも食事の量が足りないと、体力や血液に余裕がなくなり、立ちくらみや貧血などの症状を起こしやすいです。
痩せている人は好き嫌いが多い傾向も見られます。例えば「生ものが嫌い、発酵食品が嫌い、レバーが嫌い」では、栄養が偏るために栄養不足になりやすいです。
また、過剰な冷房による冷房病を発症したり、暖房器具ではかゆみが発生しやすいです。乾燥していると肌はカサカサになり、温度や湿度で目に見えて体調不良が起こります。
他にも太ったあとに気付いたこともあります。例えば、体重が増えたあとは、以前よりも軽く噛んで食べるようになりました。これは痩せすぎのときは顎周りの筋肉が弱くて、無理に強く噛んで食べていたということです。
冬場に机に向かっていると、足の先が死んでいるかのように冷たくなり、冷え性であったことを覚えています。太ってからの初めての冬では、手足はまったく冷たくありません。
見た目や精神的にもマイナスの影響ばかり
自分に自信がない状態では、どうしても外見にコンプレックスを感じてしまい、積極的な行動ができません。人前に出ることが恥ずかしくなり、似合う服もないです。
さらに顔色が良くなかったり、頬がこけていたり、目の下にクマがあったりしたのも一種の不健康状態と言えます。これは着実にストレスへと変化して、精神衛生上も歓迎できません。
痩せすぎの人には神経質な人も多いです。逆に太ったあとは私もそうでしたが、部屋が少し汚くてもノートやプリントが多少バラバラでも平気になりました。
これに関しては統計を取ったわけではありませんが、明らかに痩せているときは、細かい部分に過剰に反応していました。
今後は単に痩せているだけではなく、痩せていることでどのようなデメリットがあるかをはっきりと認識することが大切です。
例えば、女性は痩せすぎていると、妊娠と出産でリスクが高まります。栄養状態が劣っていると、胎児も成長する際の栄養が足りなくなりやすいです。
男女の老後も同様です。全員が加齢と共に体力は落ちますが、痩せすぎの人は体力低下とともにケガをしやすいです。特に足が細く筋肉が少ない女性は、歩けなくなることが指摘されています。
これから「自己改善を始めたい」という意識は、太りたい人の太ろうとするやる気にもつながりますし、太ったときに得られる充実感にも変わります。1度、自分の体と向き合ってみると、気付かなかった不調が見えてくるかもしれません。
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更新日 2015.06.06
Kirito Nakano