体臭も口臭もきつい、最悪な臭いのダブルパンチを周りに浴びせていませんか?
最高の笑顔で挨拶しているのに顔を背けられる、恋人が理由も言わずに去って行った…。もしかするとその悲しいエピソードの原因は体臭と口臭かも知れません。
何しろ臭いは家族でも指摘しにくい上、自分でも気づきにくい厄介なものです。
体臭と口臭の関係、病気の原因や対策について把握し、強烈なスメハラ危害を加えないよう予防策を張りましょう。
想像の斜め上を行く体臭と口臭の関係
体臭と口臭は無関係ではありません。
体臭も口臭も臭う時、原因にはニンニク料理を思い浮かべる方が大半かもしれません。確かにニンニク料理を食べると、体臭も口臭もきつくなります。けれど、ニンニク臭は一時的なものですよね。体臭も口臭も濃くする共通原因は、もっと思いもよらないことかもしれません。
例えば、重度の便秘体質になると、身体からも口からも便臭が漂うと言われています。便秘が原因で死亡したニュースに衝撃を受けた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
腸閉塞(イレウス)などにより、便が口から逆流するケースもありますし、外科的手術でしか治らない状態になることも。
もちろん、この場合は腸内環境の改善こそ、一番の体臭&口臭対策になります。
病気が原因だった!体臭と口臭に潜む怖い病気
たかが体臭、たかが口臭と笑い飛ばすことはできません。
実は、病気のせいで体臭と口臭がいつもよりも強くなっている可能性もあります。
糖尿病になると、体臭と口臭が甘酸っぱい臭いになることはよく知られています。便臭のように異常な臭いではありませんが、突然臭いが変わったら危険なシグナルかもしれないので放置は禁物です。
糖尿病の他、甲状腺機能亢進症、慢性中耳炎、パーキンソン氏病、腎臓病、蓄膿症、肝臓病。ざっと挙げるだけでも、これだけの病気が考えられます。
病気が原因で体臭や口臭がきつくなっている場合、スプレーやサプリ、ガムなど手っ取り早く効く体臭、口臭対策ではほとんど効果がありません。大事な命を奪われない為にも、早期発見、早期治療に努めましょう。
体臭と口臭を嗅ぎ分けて病気を見極める方法
体臭と口臭が普段よりきつくなったら、身体の異常のサインかも知れません。
手遅れにならない為にも病院で検査を受けるのが一番ですが、ご参考までに体臭と口臭を嗅ぎ分けて病気を見極める方法をご紹介したいと思います。
もし血のような臭いが鼻につくようになったら、蓄膿症や気管支炎、副鼻腔炎など呼吸器系の病を発症している疑いが濃厚です。
肝機能が低下している時はカビのような嫌な臭いが漂うはずですが、アンモニア臭を感じ取ったら警戒しましょう。肝機能低下レベルを飛び越え、肝臓障害を起こしている可能性があります。肝臓が正常に働かないと、アンモニア臭を放つ尿毒症になる確率が高くなります。
一方、卵が腐ったような臭いを感じる時は、胃腸器系に異常が生じている恐れがあります。
家族の体臭、口臭にこういった異常を感じた時も「臭い」の一言で済まさず、受診を勧めましょう。
精神の病も体臭、口臭に影響する新事実
緊張すると体臭や口臭がきつくなることはよく知られていますよね。こういった症状は一時的なものです。けれど研究により、精神の病も体臭、口臭に影響することが判明しました。
精神に何らかの異常をきたしている患者さんの体内で、独特の異臭があるクリプトピロールという物質が生成されやすくなるそうです。クリプトピロールが関係する病気は、摂食障害や不眠症、うつ病など。激しく疲労している時も要注意です。
この症状は、「ピロール尿症(ピロルリア)」という病名でWikipediaにも掲載されています。
ピロール尿症(pyroluria。ピロルリア)は、不適切なヘモグロビン合成により体内でピロールが過剰なレベルになるという仮説の疾患である。
クリプトピロールとは、ヘモグロビン合成の際の副産物で、ほとんどの人は体内に少量しかないそうです。この症状は、仮説の段階とされていますが、実際にピロール尿症によって苦しんでいる人がいるのも事実です。
精神の状態が安定すると異臭も減り、不安定になるほど臭いもきつくなることが分かっていますし、原因が特定できない場合にはこうした症状を疑ってみた方が良いと思います。
病気が原因の口臭・体臭以外の対処法
病気が原因でしたら、まず治療を優先するのが先決ですが、病気以外が原因の臭いには食事改善やサプリメント摂取によって改善策をとりましょう。
そもそも、近年体臭・口臭がきつくなった原因は、戦後の食生活の変化にあります。食事の内容が、欧米化し始めたことにより、肉類や乳製品などの摂取量が増えたことで、日本人も体臭を放つようになってきました。
このことからも分かる通り、体臭や口臭を防ぎたいならまずは食生活を見直すことから始めましょう。肉などの動物性脂質が多い食品が体臭を悪化させる一方で、植物性の食品やアルカリ性の食品は臭いを抑える効果があります。
なるべくなら、肉などは避け、梅干しやきのこなどのアルカリ性食品を摂るよう心がけましょう。
しかし、食事改善を行うのはなかなか難しいもの。そんな時はサプリメントを活用しましょう。食後に飲むだけでよいので、いちいち食事を考える必要もありません。
個人的には、手軽にできるサプリメントでの改善はおすすめです。
まとめ
- 体臭と口臭に関係する病気は予想以上に多い
- 重度の便秘だと体臭と口臭に便臭が混じる
- 体臭、口臭は内臓異常、精神異常のサインかも