4週間で6キロ痩せるッ!!炉ばた大将ダイエットの秘密 21:51

 いつまでも、デブと思うなよ。


 このセリフを言える日が来るのはいつなのだろうか。

 約一ヶ月前、久しぶりに体重計に乗った僕は驚愕した。


 最先端のWiFi内蔵体組成計。いわゆるWithings ボディアナライザー。

 何が凄いって、これは乗るだけで体重や体脂肪率をクラウドに保存してくれるのだ。

 凄い。


 三年くらい前に買って、そのときのダイエットに使って、しかしぼーっとしていたため、久しぶりに乗ったらWiFi切れてた。忘れてたけどWiFiルータを買い替えたのだった。月日が経つのは早い。



 さて、ダイエットの基本はレコーディングだ。


 つまり、体重を毎日測って記録すること。

 しかしメモすることすらめんどくせー、息をするのもめんどくせーというイマドキのヤングのために、Withingsがあるのだ。


 しかし体重計に乗るのすらめんどくせーというもはや生きる力の最後の一滴さえ持っていない堕落しきった豚野郎、自己主張するワガママボディ、アイコンまで豚だよ。ブヒーッ


 結局、ダイエットってのはね、目的がないとできないんでやんすよ。


 じゃあ過去はどんな目的があったかというと、まあ凄い遡ると、いっそ10年くらい遡ると、当時は「モテたい」とか、「写真撮影の時にどんな格好して映るか」とかそーゆーね、まあ過剰すぎる自意識というか、ヨコシマな邪念といえか、そういうのがあった。モテたいと思っているときほど痩せられる。


 しかし、モテたいというモチベーションは実際は年をとると機能しなくなってくるのである。


 ひとつはダイエットの結果、実際にモテてしまうと、モチベーションを維持できなくなる→デブまっしぐら、というパターンと、もうひとつは「もう別にモテなくて良くない?」という精神的ED状態になるという問題である。


 さらに悪いのは、デブだなーという自覚があるときに間違ってモテてしまうと、「あれ?痩せる必要なくね?」→ブヒー→音楽性の違いから解散、というバッドエンドを呼び起こしてしまう。



 で、医者は「あんたねー、痩せないと高血圧で死ぬよ」と言うんだけど、さすがにそれを10年間以上も聞かされてると、ママに「勉強していい大学入らないとロクな人間になれないよ」と言われて「え、じゃあ高卒で就職したパパの立場は・・・」と言い返すこともできず、悶々としていた青春の日々を思い起こしてしまう。要するに馬耳東風、というよりも豚の耳に念仏→ブッヒッヒーとなるわけです。



 ヤセ我慢の対義語はデブ大暴れといいますが、僕の場合、20歳以降の人生のどの局面でも「太ったねー」「また太ったねー」「ほんと太ったねー」とずーーーーーっと言われ続けているのですがその当時の「太ったねー」って、65kgが70kgになったくらいですからね。おまえら俺にどんだけ求めるんだと。いいんだよ俺は筋肉質で骨が太いんだから身長の割に体重が重くても、と思っていたのですが、20代後半になるにつれて、70→75kg→80kgと増えてって、なんか細かくダイエットして2~3kg減らしてはまた太って次のステージへ成長していく→俺の体重はずっと右肩上がり!!


 抗えない中年の壁。


 そうして時たま鏡を見たりとか、まあ鏡ならまだいいんだけど、やっぱ写真とかね、ショックですよ。誰だよこのデブ、というかこの豚、という感じです。


 おかしいなー、おれ昔、隣のクラスの女子から写真撮られたりする程度にはカッコ良かったはずなんだけどなー、どこでこんな面白キャラになってしまったんだ。もはやゆるキャラ。そしてもうそんな成れの果てになってから知りあう女性はデブ専とは言わないまでも、僕をゆるキャラだと思ってるからもはや痩せるモチベーションなし。これはピンチ。たまに言われるけど、豚耳。ブヒーッ




 まあでもね、俺はまだ本気出してない。


 本当にやばいと思ったのは、俺の体重がついに89.5kgという、ありえない領域に達してしまったから。


 なぜか俺の中では80kg台=セーフという不思議な感覚があることに初めて気が付いた。

 90kg台はさすがにやばい。


 そうなるともう0.1tが見えてくる。トンだからね、トン。豚だけに。


 それと、やっぱりさすがに近年のビジュアルには耐えられない。


 毎年毎年、僕は秋口になると海外に一ヶ月か二ヶ月行くのが普通だったので、痩せようと思わなくても勝手に痩せてた。飛行機は乗るだけで相当体力使うし、現地についたら10時間ぶっ通しで車を運転するなど、我ながらなんつータフガイなんだ。用もないのにスイスからモナコまで車で走ったりしてるから、自動的に体重が上げ止まるというからくりがあるのですよ。


 で、僕がプロフィールに掲載する写真とかは、そうして海外で体力の限りを尽くして絞られた時の写真が多いので写真からはあまり太っている感じがしない。


 しかし今年後半はずっとこのみんなのジャパンに居たっていうか国内出張すら長岡市と大阪と広島くらいにしか行ってないので太り放題。


 旅先ではね、やっぱ食っちゃっうから。「せっかくだし」っていう理由で。で、海外だと食うといってもまず不味くて食えないか、たくさん食いたいような旨いものは少ない。むしろアメリカで長距離運転してると毎日デニーズにいくかマクドナルドにいくか迷ってるような有り様でね。


 とにかくダメだ。

 さすがに40までに自分の顔に責任を持てるようにならなきゃならないというのに、今の俺はよくてゆるキャラ、悪く言えばブクブクの豚野郎だ。


 それと与沢翼。

 与沢翼の若いころの写真を見ると辛い。

 どうしてこうなった。


 どうしてこうなった与沢翼。

 どうでもいいけど、やっぱりなにかシンパシーを感じてしまう。勝手に。

 あくまでビジュアルの問題ではあるけれども。

 

 意外と彼の本は面白いから一冊くらいは読んでもいいと思う。二冊以上は意味ない。内容同じだから。


 どうしてこうなった。


 以前、久しぶりに会った元カノが言ってた。


 「私、与沢翼ってけっこうタイプなの。似てるよね」


 ショックだった。

 お前みたいなオンナが俺を太らせるのだ→ブヒー

 甘やかすな


 もうあとは自意識しかない。

 おれはこのまの姿でいてはいかん。


 悪い魔女の魔法にかけられてみにくい豚に変えられたままでCEOとか名乗るわけにも行かない。

 オッサンになるかナイスミドルになるか、2つにひとつだ。アラフォーファイト!!


 よし、ダイエットしよう、と思ってとりあえず半年前に某高級トレーニングジムに行ってみた。


 なによりトレーナーが女性だと、いいところを見せようと思って頑張れる。悲しいかな、男の悲しいサガよ。


 しかもパーソナルトレーナーが皆藤愛子さんみたいな美人でドキドキする。え、いいんですかこんなキレイな人に教えてもらって。


 しかし食い物がとにかく辛い。

 ボディビルダーみたいな食事をしなきゃならない。


 これでは仕事上重要な会食とかができない。

 飲みニュケーションにも支障が出る。


 そのうえ、なんかマッサージルームとかで隣のサラリーマンが喋ってる会話の内容が


 「いやー、こないだポルシェのディーラーに行ったら、俺って貧乏人だって思い知りましたよー、最上位グレードってオプション全部足したら2000万超えるんですよー俺の年収超えちゃってますよー、マンションですかー、俺貧乏人だから800万のカイエンで我慢ですよー、最下層ですよー」



 とかほざいててウザい。いや、殺意すら覚える。

 そんなもん黙って買えや。


 つうかポルシェのこともよく知らずにポルシェ買うなや

 あとポルシェの最下層はボクスター、最近はマカンも安いぜ。これ豆な。


 ふとそっちを見ると、俺をはるかに上回る、間違いなく今年の松阪牛のオークションで最高値がつきそうな0.1トン超えのオッサンがトドのように横たわっていた。髪の毛まで薄くなってて、もう辛い。なにこの店。


 「ちょっとお腹へっこんだんじゃないですかー?」


 そんなトドをヨイショするマッサージ師。まあこれもお仕事ですよね。


 「わかるー?さすがに三ヶ月も通ってりゃ痩せるって」

 

 効果でてねーーーーーー!!!!

 ってか絶対この人、決められた食事以外のもの食ってるし


 これで目が覚めた。

 ジムはダメだ。


 楽しいがダメだ。


 トータルワークアウトに通ってた時のホリエモンもさほど痩せてなかったし、獄中のほうがはるかにダイエットに効果的だったようだ。



 さて、ここで絶望した折、しばらく仕事の邪魔にならないようにどうやって痩せるか、というのは僕の生活の裏テーマとなっていた。


 そこにまずシン石丸が画期的な提案をしてきた。


 「肉とワイン。それかウィスキー、それだけ食うようにしなよ。痩せるから」


 といって、彼はわざわざ自腹で購入したこの本をくれた

 

 「やっぱCEOのルックスが悪いと社員の士気に関わるよ。ここは仕事だと思って」


 長年の戦友である彼に言われるとさすがにそうかもなと思う。

 それでとりあえず夜だけ炭水化物を抜いてみた。


 するとなんということでしょう。

 翌日1kg減りました。


 減ると嬉しい。減ると嬉しいよね。素直に。

 これは減る!素晴らしい


 と思っていたんだけど、なぜこの一年でこんなに太ったのか振り返ってみると、まず銀座の馴染みのイタリアンが閉店してしまって、それで頼れるのは鉄身の五体のみ、と思ってそこのメニューの再現にハマり、次にいろいろな料理にハマり、毎日がご飯曜日というか、そろそろ店開けるんじゃないの?くらいに料理にハマっていたという背景がある。


 土鍋炊きを増井俊之先生に勧められたのも大きかった。

 これで炊くと本当に美味いからね。


 しかし同時に、これで炊くとかならずご飯を1合食べてしまうようになってしまった。しかも朝昼晩と。

 これは太る。太らないほうがおかしい。


 そこで朝食をやめ、夕飯だけご飯を抜こうと考えた。それが12月に入った頃。

 でも肉だけってのもきついのよ。


 野菜と肉、うーむ。あとスープ、うーむ。これはなあ

 まあこれでもいいんだけど・・・なんかなあ。うーん。


 しかし体重は確実に減っていた。つまり決して方針が間違っているわけではないのだ。


 3日連続で焼き肉を夕飯にした僕は、早くもギブアップしそうになっていた。焼き肉だけとか無理。脂っこいの無理。どうすればいいのか。


 するといつもの電脳空間カウボーイズZZ放送後にシン石丸と飲んだ時に


 「焼き鳥とか食べれば?焼き肉よりはいいっしょ。しかもタレじゃなくて塩」



 焼き鳥とか、ああいうやつを薄味で食べろと。

 確かにな~、しかし焼き鳥屋って閉まるの早いんだよね。

 我々のような深夜帰るのが当たり前の仕事では焼き鳥はピーキーな食べ物だ。


 「なんとか家で焼き鳥食えないかなあ」


 そう漏らすと、哲郎が言うわけよ。


 「アレ買いましょう。炉ばた大将」


 と、いうわけなのである。


 そこからの炉ばた大将の活躍ぶりはこのブログの読者諸氏ならご存知の通り。


 しかし、そこから86kgまで下がったところで、問題が発生した。

 下げ止まったのだ。

 

 そういつもこれ。だいたい2~3kgはご飯抜くとかですぐ下がるんだけど、限界があるんだよね。

 困ったなーうーん


 と思っていたら、弊社の親会社(非連結)であるD2Cの宝珠山社長との食事会で、


 「清水さんさ、トライアスロンしなよ。背泳で2km泳げるようになれば、絶対痩せるから」


 とのたまう。宝珠山さんはめちゃくちゃいい身体をしてる。趣味のトライアスロンでマジ鍛えているのだ。


 しかしさすがにそんな体力はない。自衛官の父親に育てられた宝珠山さんは、いわば身体を鍛えることが生活の一部になっている。とにかくタフ。タフ・オブ・タフ。


 だいたい背泳ができない。プールで浮くかどうかもわからない。まあ脂肪で浮くかもしれないけど。


 「じゃ、せめてバイク(自転車)は?バイクでさ、時速20~25kmで4時間。2000Kcal消費できるよ。バイクもそんな高いやつじゃなくていいし」


 「え、いくらくらいですか?」


 「まあとはいっても50万くらいは必要かな」


 「漕げるかどうかわからない自転車に50万も払えませんよ」


 「なんでもいいから身体を鍛えたほうがいいよ」


 そこで頭をよぎったのは、一年前に何かの衝動で購入して自宅に放置してあったエアロバイク。2万円くらいだった。



 「エアロバイクでもいいですか?」


 「うん。時速20キロでね、1時間でもいいよ。漕いでみなよ。週一でも、絶対いいから」



 そうして僕は週に一回、思い出したかのようにエアロバイクを漕ぐようになった。

 エアロバイクの効果は価格に比して絶大だった。


 某高級スポーツジムは、毎回2万円くらいかかる上に会費が月に5万円くらいかかる。週二回来いと言われるので毎月20万くらいかかる計算になる。


 競技用バイクは50万円。これは一回買えばいいんだけど、買っても乗らないのは目に見えてる。

 雨の日はどうするんだとか寒さはどうするんだとかいろいろある。


 しかしエアロバイクと炉ばた大将。この2つは同時に買っても2万5千円でお釣りが来る。


 そしてこのエアロバイクの効果が、本当に半端なかった。

 まず最初に1時間漕いだ。時速は15~25kmで、一時間で平均して20kmになるように漕いだ。

 その間にテレビ番組を見る。


[asin:B00KGVN140:detail]

 それにも飽きたら、MacでWebとかメールとかを見る。簡単な内容なら返信もしちゃう。

 Macを保持しながら漕ぐのは大変なので、そのうちアームとか台とかほしい。


 すると気が付くと1時間経ってる。

 一番弱い負荷で一時間。

 これならできる。


 去年買った時はなにか勘違いしていて、高い負荷で20分漕いでた。これはどうも最悪のやり方らしくぜんぜん痩せなかった。


 終わったあと、体重計に乗ってみると、なんと増えていた。


 おいおい話が違うじゃねえかよアルインコさんよー。


 と思ったが、翌日、なんと84.5kgに。マジか。MAJIKA

 地味でも確実に効果のあるエアロバイク。


 気分転換しながら楽しくダイエットできるエアロバイク。

 やばい。


 昔はなんで家でチャリを漕ぐのだ、外で漕いだほうが楽しいし健康的だろうと思っていた。

 しかし当たり前だが外で考え事をしながら漕いだり、音楽を聞きながら漕ぐのはすごく危険だ。リスクが高すぎる。また、信号などでストップ&ゴーが多いため、漕ぎ続けることができず運動にムラがある。


 ところがエアロバイクが自宅にあると、好きなときに焦げるし、漕いでる間も他のことができる。時間の使い方が極めて効率的になるのだ。


 そのうえなにより安全だ。

 スマホやMacを操作しながら安全にダイエットできる。


 これなら俺が痩せる日も遠くない。

 食事は炙り、週一で1時間だけエアロバイク。

 そんな生活を三週間続けてみて、今朝体重計に乗ったら、なんと82.8kgになっていた。

 これ、6年ぶりくらいの快挙だ。マジか。やってみるもんだなダイエット。


 これまでやったダイエットでは83をどうしても切ることができなかった。

 だから86kgくらいになって「痩せるかー」で84とか83とかになって「まあいいか」と油断しては太る、を繰り返していた。


 しかしついに82kg台。これは夢の70kg台も見えてきた。

 せめて75kgまでは下げたい。あと8キロある。


 でも一ヶ月で6キロいけたんだから新年会でお餅を食い過ぎ無ければいける。

 そう信じたい。


 リバウンドのことはいまのところ考えないようにしてる。


 というかこれまでのダイエットとちがって、精神的な負担が少ない。


 「これは食べちゃダメ、ゼッタイ」


 とかだと辛いんだけど、コメが食いたければ昼に食う、というルールを課してるだけだ。

 それだけでこんなに痩せる。


 むしろこれはダイエットというよりもライフスタイル。

 夜は炙って、昼は食う。


 たまに腹筋を150回くらいしたりする。これもまあ毎日じゃなくて週に一回くらいならそんなに苦にならない。


 年をとれば腹もでる。

 出た腹には、男は責任をとらなければならない。

 腹筋くらいはしないと。


 

 みんながみんなこれで痩せるとは限らないが、僕はとりあえず6キロは痩せた。

 20代の頃の体重に戻せそうな気もしてきた。


 僕の師匠のaltyは、0.1t状態から僕より痩せた。

 僕にもたぶんできないことはないかもしれない。


 そして明後日は炉ばた大将で本気出す。

 ついに格之進の千葉さんの熟成和牛1kgLボーンステーキとオイスターマイスター佐藤さんの牡蠣を炉ばた大将で炙る!


 果たして・・・・(つうか1kgの肉って炉ばた大将に乗るのか?)


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