吹き出物は首にできることもあります。しかし、吹き出物といっても種類や症状には違いがあります。治まらない場合は注意が必要です。今回は、そんな気になる首の吹き出物の対処方法から原因、症状が続くときに考えられる病気についてご紹介をします。
気になる首の吹き出物!適切な3つの対処方法と原因とは?
1)そもそも吹き出物とはなに?
吹き出物とは、20歳以上になってからできる「ニキビ」のことをいい、「大人ニキビ」とも呼ばれるものです。様々な原因から、多く分泌された皮脂が毛穴に詰まり吹き出物(ニキビ)ができます。また、皮脂が溜まることで、本来は肌に保湿を与えたり雑菌の進入を防ぐ役割を持つ「アクネ菌(皮膚常在菌)」が増えすぎてしまい、毛穴を防ぐ手助けをしてしまうということも原因となります。
2)種類の違いとは?吹き出物の5つの種類と症状の違い
(1)白ニキビ
「白ニキビ」は、ニキビの最初の段階です。毛穴の中に皮脂が溜まってくることで、白くプツっとした吹き出物ができます。痛みなどはありません。
(2)黒ニキビ
毛穴の中に溜まった皮脂が盛り上がり、酸素にふれることで黒い吹き出物になります。これは、白ニキビと同じく初期の状態のものです。
(3)赤ニキビ
毛穴に溜まった皮脂にアケネ菌が増殖することで炎症をおこし、赤い吹き出物になります。吹き出物の周りが赤く腫れているため、痛みの症状を伴うことがあります。
(4)黄ニキビ
赤ニキビでおきた炎症が進行すると、炎症部分に膿がたまります。膿の色から黄色をした吹き出物「黄ニキビ」と呼ばれます。また、この状態では、痛みをしっかり確認することができます。
(5)紫ニキビ
炎症が進み、毛穴に膿だけでなく、血もたまるため、赤黒く見える「紫ニキビ」となります。痛みがおさまってきますが、ニキビの中に「しこり」がみられます。
3)何が原因?首に吹き出物ができてしまう原因とは
首にできる吹き出物は、主に「ホルモンバランスの乱れ」と「肌の弱体化」が原因でみられます。肌は「ターンオーバー」といわれる現象が周期的に行われることで、古い角質から新しい角質へと変わっていきます。ホルモンバランスの乱れは、このターンオーバーの周期を乱れさせます。周期が乱れると、古い角質が肌の表面に残ってしまい、肌を厚くし、毛穴を防いでしまうといったことを起こします。また、首の毛穴は小さく、少しの汚れでも詰まりやすい部分でもあります。
4)試せる応急処置とは?吹き出物への対処方法とは
(1)肌に余計な負担を与えない
クレンジングや洗顔をするときには、肌に負担を与えないよう、丁寧に行うことが大切です。肌をこするようにしたり、力を入れてしまう洗い方は良くありません。洗顔料はしっかり泡立てるようにし、優しく洗います。
(2)ニキビを触らない
不用意にニキビを触ってしまうと、菌が入ってしまうこともあり良くありません。
(3)首元の汗は拭き取る
首元にかく汗は、こまめに拭き取るようにします。汗をかくことで、首元が蒸れてしまうことも防ぐ対処方法です。
5)これって一時的なもの?何かの病気?確認したい項目とは
・黒っぽい色、赤黒く見える
・吹き出物の中にしこりがある
・吹き出物の中央部分に黒い穴が開いている
これらの中で当てはまるものがあれば、医師の診察を受けることをおすすめします。
6)症状が続く場合には注意・・考えられる2種類の病気とは
(1)皮膚感染症
皮膚には「アクネ菌」以外にも多くの常在菌がいます。通常は、肌を守る役割も持ちますが、皮膚が不衛生な状態になると菌は増殖してしまい皮膚炎を起こす原因となります。皮膚の乾燥や、抵抗力の低下などからも皮膚が不衛生な状態になります。
(2)粉瘤
粉瘤とは、皮膚の下に垢や古い角質などが溜まることで出来る袋状のものをいいます。これは、良性の腫瘍として分類されるものですが、袋が皮膚内部で破れてしまい炎症を起こすことがあります。また、徐々に大きくなっていくもの、進行性のものもあり、状態によっては摘出の処置がとられます。見た目の特徴には、しこりの中央部分に黒い穴が開いているような、黒い点状の陥没がみられます。
7)専門家での検査を!気になる場合への試したい検査・治療方法
(1)薬での治療
皮膚科での診察から、薬での治療が行われることがあります。皮膚の炎症を抑える塗り薬や内服薬を使用し様子をみていきます。
(2)摘出の治療
炎症が進行した吹き出物や、状態の悪い粉瘤などでは、摘出といった治療が行われます。
8)生活習慣から予防を!首の吹き出物への3つの予防習慣
(1)規則正しい生活
ホルモンバランスの乱れや、肌の弱体化を防ぐためには、規則正しい生活を送ることが大切です。健康的な毎日を送ると同時に、しっかりと睡眠を摂ること、ストレスを溜めすぎないことが、体の抵抗力を高めるといった予防につながります。
(2)偏らない食事
偏った食事は、肌の健康にもよくありません。油物や間食を摂りすぎたり、暴飲暴食といったことには注意が必要です。野菜も多くとり、バランス良い食事を心がけましょう。
(3)肌の清潔
タオルや枕カバーといった毎日肌に触れるものは、こまめに洗い、清潔なものを使うようにします。また、肌の乾燥にも気をつけ、保湿を心がけることも予防になります。
今回のまとめ
1)そもそも吹き出物とはなに?
2)種類の違いとは?吹き出物の5つの種類と症状の違い
3)何が原因?首に吹き出物ができてしまう原因とは
4)試せる応急処置とは?吹き出物への対処方法
5)これって一時的なもの?何かの病気?確認したい項目とは
6)症状が続く場合には注意・・考えられる2種類の病気とは
7)専門家での検査を!気になる場合への試したい検査・治療方法
8)生活習慣から予防を!首の吹き出物への3つの予防習慣