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ホワイトニング/ブリーチング
審美歯科の中で健康な歯を削らずに歯を白くする方法があります。一般にそれをホワイトニング(ブリーチング)と言っています。歯はもともと白くなくわずかに黄ばんだ色をしています。それをより白くする方法です。その方法には、歯科医院のみで行うオフィスホワイトニングと、おもに家庭で道具を使って行う、ホームホワイトニングに分けられます。
また、他に歯を白くする方法としては、ウォーキングブリーチ法があり、神経をとった後に歯が黒ずんだりすることがあります。これを元の白さに戻す方法です。
ホワイトニングの診療については残念ながら保険診療ではできません。ホワイトニング・ブリ-チング方法や使用する薬剤、器具などによって値段の差が大きく出てしまいます。お気軽にご相談ください。
オフィスホワイトニングとは
オフィスホワイトニングとは、歯に薬剤を塗ってレーザーや光を当てることによって、歯を白くする方法です。短時間に白くすることができますが、その分後戻りも早いと言われています。
使用する薬剤は比較的濃度の高い過酸化水素を含む薬剤を使用します。薬剤が高濃度のため粘膜や舌に接触させることもできません。このため、ホワイトニング出来る部位が限られてしまいます。
オフィスホワイトニングのメリット
●歯の清掃をきちんと行った状態で行うことができる。
●1~数回の来院で白くすることができる
●歯の白くする度合いをコントロールすることができる。
オフィスホワイトニングのデメリット
●高濃度の過酸化水素を使用するため、誤って歯肉などにつくと、白くなったり痛みが出たりする。
●1回の治療時間が40~60分と比較的長い時間を要する。
●高額のレーザーや光照射器を用いるので、費用も高額になりがち。
●高濃度の過酸化水素を短時間に用いるため、歯の表面の変化が大きく、後戻りが大きい傾向が見られたり、透明感が失われたりすることがある。
ホームホワイトニングとは
ホームホワイトニングとは、比較的低濃度で安全性の高い過酸化尿素(10~15%)をゲル状にした薬液を歯型(マウスガード、図参照)に流し込んで、家庭で一定時間装着して行います。効果が現れるのに数週間から1ヶ月程度はかかります。
しかし歯科医師ではなく患者自身が家で行うため安全性の面で不安はあります。
使用する薬剤は、有効期限が短いので、ご希望をうかがってから取り寄せます。(詳細は、お気軽にご相談ください。 インターネット等でご購入の際には、有効期限に充分ご注意ください。)
ホームホワイトニングのメリット
●薬剤の刺激が少ない
●歯科医院での時間が短く、通院の回数も少ない。
●高額な機器を必要としないため、安価できる可能性がある。
●白くなりにくい歯でも、長く使用することで白くできる可能性がある。
●後戻りが少ない。
| ●年齢によるもの | ●遺伝によるもの |
ホームホワイトニングのでデメリット
●効果が現れるのに時間がかかる。(1週間~1ヶ月)
●人によっては、トレ-装着に違和感を感じる 。
●毎日ある程度の時間を装着しなければならないので、続けるのに根気が必要 。
●白くする度合いのコントロールがしにくい。
●きちんと歯の清掃ができているのか、薬剤を誤って使用していないかを判断できない。
ウォーキングブリーチ法とは
ウォーキングブリーチとは、歯の根の中の治療を行った後に、黒く変色することがあります。それを、元の色にもどすために行います。使用する薬剤は、過酸化水素と、過ホウ酸ナトリウムです。
この方法は、すべて歯科医師が行うため治療の確実性は高いと思います。
ただし、神経の治療を行った歯にしか適応できません。
通常、神経が死んでしまった歯に対しては通常のホワイトニングではあまり効果が出ないのですが、このウォーキングブリーチを行えば確実に歯を白くすることが出来ます。ウォーキングブリーチでは歯の裏に穴を開け、そこに歯を白くする薬剤を入れて歯の内部から白くしていくからです。
しかしこの方法は、歯に穴を開けなくてはならないことや、治療中に歯の中にガスが溜まって歯が割れやすくなってしまうこと、治療中歯の中は空洞になっているので歯がとても割れやすい等のデメリットもあります。治療中は、硬いものをかまないように十分注意してください。
治療期間は、約1週間に1回薬剤を詰め替える必要があり、これを4~5回行いますので、約1ヶ月程度の日数が必要となります。
また、ウォーキングブリーチ法は、歯を白くする方法の中では唯一保険適用(変色無髄歯のみ)が可能でしたが、2006年の保険改正により保険適用外となりました。
ガムブリーチ(歯肉ホワイトニング・歯肉ピーリング)とは
ガムブリーチとは、歯肉の黒ずみくメラニン色素)を取り除くことで、きれいなピンク色の歯肉にする事です。この治療によって、歯の白さがさらに引き立ちます。
治療には特殊な薬剤を使用して行う方法(P-A法)とレーザーにて行う方法があります。どちらの場合も、多くは1~2週間できれいなピンク色になります。通院もだいたい3回程度で治療可能です。
また、さし歯などのまわりの歯肉が黒く変色してしまった場合(金属が溶け出して着色している場合:メタルタトゥー)は、レーザーで着色を取り除きますが、あまりにも着色が深部にまで及んでいる場合は、外科的な手術が必要になってきます。
原因が金属のため再度色素沈着しないためにも、金属のかぶせているものやつめているものを、ブリーチの前にはずして、セラミックなどの非金属のものにしておいたほうが良いでしょう。