「F-1 Grand Prix 1996 チーム運営シミュレーション」というプレイステーションのゲーム。11年前に発売したこのゲームに今日の昼間から熱中している発端は、ニコニコ動画で偶然見つけた以下の動画シリーズだ。



 そう、一応持っているけどまともにプレイしたことの無いこのゲームを他人が楽しそうにプレイしているのを見て、自分も真面目にやってみたくなったのだ。いつものGTシリーズのように自分でレースを戦うだけでなく、たまには監督気分を味わってみるのも良い。このゲームはそれなりに古いが、近年このようなレースシミュレーションというジャンルは姿を消してしまったし、何より'96年当時のF1シーズンに参戦できるというのがイイ。


 さて、こちら の攻略サイトを見て頂いたらわかるが、このゲームでは架空のF1チームを作り実在のF1ドライバー(96年当時現役およびフリーだった選手)を2名雇い、そして実在する各メーカーとの契約を結んでいく。ひとまず最初からプレイするので、ドライバーには昔の選手の中で一番お気に入りだったアンドレア・デ・チェザリスを迷わずファーストドライバーに起用。変わっているだろうかw でも、チェザリスのキャラクターが大好きだったのだ(現役当時は一度も観戦してなかったけども)。かなりの速さを持っているし、ホンモノは208戦出場して一度も勝利できず引退した人なので、ぜひともゲームの中で優勝する姿を見たい。そしてセカンドドライバーには開発能力を買ってマウリシオ・グージェルミンを選択した。チーム名は「ナノサイト・コスワース(Nanocytes Cosworth)」、1年目のシャシー名は「JF150」とこの辺は深い事情は割愛するが、フォードECエンジンとカストロール製ガソリンで1年目に挑む。ちなみにチームの国籍はもちろん日本だ(ただし、後々日本人ドライバーを起用するかどうかはわからない)。




 このコンビはまぁまぁ良い感じに機能していた。まずテストではグージェルミンが集中的に開発を担当し、信頼性も1年目からかなりのものになった。そしてレースではチェザリスがかなり速い。最後尾の実力しかないマシンで常に予選12~14番手あたりに食い込み、決勝でも常にチームメイトの4つ上くらいのポジションを激走。プレイすること6時間後、ようやく1年目を終えた。




 接戦の末にベネトンのアレジがチャンピオンになったのは意外すぎて笑ってしまったw コンストラクターズはウィリアムズが獲得。フェラーリは、シューマッハとアーバインの差がものすごい。そしてナノサイトチームは、予選最高位が第14戦イタリアGPでのチェザリスの12位、決勝最高位が第12戦ハンガリーGPでグージェルミンが記録した11位だった。一瞬でも入賞圏内を走れたことすらなかった。まぁよほど運がよくない限り1年目はこんなもんらしい。そして、2年目には数ポイント獲得を目指し、ドライバーもゲルハルト・ベルガーあたりは獲得できるかな、と油断していたら大きな落とし穴にはまってしまった…。


 そう、1年目のチェザリス&グージェルミンというドライバーコンビには唯一決定的な欠点があったのだ。これは完全に見落としていた。両方とも「人気」がF(最低値)。そう、つまり2年目に突入するときに高いスポンサーと全く契約できないし、しかもシーズン終了後の大きな収入となるテレビ放映料もかなり少なかった(750万G)。そんなこんなで2シーズン目を迎えた時点で、資金が839万Gしか無い!(1シーズン目は1000万Gから始まる)という最悪の事態。この金額ではズタズタの体制しか組めない。結局、最も安くて使い物にならないフォードEC/2エンジンを用意し、ドライバーはかろうじてチェザリスを残留させられたものの、とてもグージェルミンまで雇う金は無かった。ていうか29万Gしか残っていない!だからセカンドドライバーには、日本チームであることを利用して割引の井上隆智穂を雇うのでギリギリだった。ここで井上本人まで悪く言うつもりはないが、このゲームでは全く使い物にならないドライバーであることに間違いは無い。ただシートの穴を埋めるだけの存在だ。あるいはここでリセットして最初からやり直そうかと思ったものの、それするとこれまでの5時間の努力がサッパリ無駄になるので、諦めず次に進むことにした。


 スポンサーを1年目に続いて分割払いにしたおかげで、毎戦終えた時点でそれなりの金が入る。1シーズン目にはそれを惜しみなく開発に投入していたが、2シーズン目は開発やテストを数戦に1回くらいしかやらないことにする。そうしてシーズン通して貯金することで少しでも3シーズン目に希望を繋ぐわけだ。もちろん本物のF1チームなら開発を怠るとどんどん他に遅れを取っていくわけだが、これはゲームの世界。敵チームは全く成長しないし、性能が錆び付いていくこともない。2シーズン目は消化試合にするしかない。ちなみに2年目といえどもう一度96年シーズンを戦うことになる。何年経っても時代は96年なので少々不満があるが、まぁ1年目が95年シーズンだったのだと勝手に考えればいい。


 2年目を第4戦ヨーロッパGPまでプレイして今日は終わりにしたが、開幕戦でチェザリスがあの非力なエンジンながら9位完走というすごい意地を見せてくれたので興奮した。それでは、また機会があれば次も攻略レポートを書こうと思う。




 ↑オマケ。1年目の第14戦イタリアGPのプレイ動画。チェザリスは母国GPということで気合が入ったか、予選でシーズンベストリザルトの12位を獲得。しかし決勝で早々にリタイアしてしまったので、急遽グージェルミンを1ストップ作戦に変更。最後はミナルディの2台を押さえきって12位完走を果たす。まるで近年のスーパーアグリの気分を味わえた。ちなみにレース前セッティングを全くいじっていないが、既に予選で調整済みなのでいじる必要が無いということ。

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