トマトジュースで美白になろう

  

 

トマトジュースの何が美白に効くの?という声をよく聞きます。トマトジュースと言えば、野菜不足を補うための健康食品としてのイメージしかないのが普通かもしれません。

 

ところが、トマトジュースには意外な美白効果があるのです。しかも、生のトマトを食べるより効果が大きいのです。

 

 

 

トマトジュースの美白効果

 

トマトの栄養素

 

 

トマトには、たくさんの栄養素が入っています。

 

  • ビタミンA
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • リコピン
  • カリウム
  • 食物繊維
  • 鉄分
  • カルシウム
  • ビタミンH、ビタミンP、ビタミンB6(いずれも微量)

 

いずれも、人間の体には有効な成分ばかりなのですが、美白作用に特化して注目したいのは、

 

  • ビタミンC
  • リコピン

 

です。

 

ビタミンCは、メラニンを作り出すチロシナーゼという酵素の活性を抑制する作用があります。これによって新しいメラニンを作らせず、過剰生成されないようにするので、新たにシミやそばかすを作らせない働きがあります。

 

また、できてしまったメラニンを淡色化する働きもあるので、今あるシミやそばかすの改善を期待することができます。

 

ところが、ビタミンCは水溶性の成分です。水に溶けやすく、熱によって破壊されやすい成分なので、加熱調理されたトマトジュースからは摂取することができません(ジューサーで作るフレッシュジュースからは、摂取することができます)。

 

トマトに含まれるビタミンC以上の働きをする美白成分、それが「リコピン」です。

 

美白の秘密はリコピンにあり

 

 

リコピンは、トマトの赤い色を出している色素です。大変抗酸化作用の強い成分です。

 

メラニンを作り出すチロシナーゼの働きも、メラニンをため込む過酸化脂質の働きも、活性酸素によるものです。チロシナーゼは活性酸素に触れることによって活性化します。強い紫外線を浴びると起きる現象です。

 

過酸化脂質は、脂質が活性酸素に触れて酸化した状態でできるものです。これは、自然に排泄されることがありません。ここにメラニン色素がたまると、酸化して黒ずみ、沈着してシミになります。

 

リコピンは、活性酸素に対抗して、酸化してしまった細胞や脂質をもとに戻す働きがあります。その抗酸化力は、ニンジンなどに含まれるベータカロテンの2倍、ビタミンEの100倍になります。

 

リコピンは、生のトマトを食べても摂取できます。ところが、生のトマトを食べるよりも効果的にリコピンを摂取したい場合、他の食べ方のほうがよいのです。

 

 

 

リコピンの効果的な摂取方法

 

 

リコピンは、トマトの細胞壁の中に入っています。植物の細胞壁は、動物の細胞壁と比べて固いので、中に入っている栄養素をくまなく摂取したいと思ったら、細胞壁を粉砕してやる必要があります。

 

細胞壁は、包丁で切っても壊れます。もっといい方法は、ミキサーやジューサーにかけて粉砕することです。

 

リコピンは加熱にも強く、煮詰めるとさらに高い割合で摂取することができます。

 

このことから、生のトマトを食べるよりも、ある程度水分が飛んでいるトマトジュースやトマトケチャップの形で摂るほうが効率よくトマトのリコピンを摂取することができるのです。

 

また、リコピンは油溶性の物質で、油に溶けだします。このため、生でトマトを食べるときもオイルの入ったドレッシングをかけたほうがリコピンの摂取は良くなります。

 

リコピンが高濃度で入っているトマトジュースには、油は入っていません。このため、トマトジュースにオリーブオイルをたらして飲むと、さらにリコピンの吸収率が良くなります。

 

オリーブオイルには、ビタミンEが多く含まれています。ビタミンEにも、リコピンの半分ですが抗酸化作用があり、血行の流れを良くしてメラニンの排泄をサポートする力があります。

 

トマトリコピンとオリーブオイルのビタミンEの力で、ダブルの美白効果を期待することができます。

 

美白以外のリコピンの効果

 

リコピンは高い抗酸化作用を持っているため、美白だけではなく様々な効果のある成分です。

 

次のような効果が報告されています。

 

肺がんリスク低減効果

非喫煙者が食品からリコピンを摂取したところ(毎日、男性では12㎎、女性では6.5mg)肺がんのリスクが低下しました。

 

前立腺がんのリスク低下

毎日6㎎以上のリコピン摂取で前立腺がんが発症するリスクが低くなる結果が報告されています。

 

運動性誘発性喘息の発症の低減

ハウスダストなどを吸い込んで発症する喘息ではなく、激しい運動をするとぜんそく症状が出てしまう病気を運動性誘発性喘息といいます。

 

リコピンを毎日摂取することで、運動性誘発性喘息の発症リスクが低減したという実験結果が出ています。

 

 

トマトの意外な効用

 

リコピンを含むトマトは、リコピン以外にも意外な効用があります。

 

ダイエット効果

 

 

トマトには、脂肪燃焼効果のある脂肪酸が含まれています。

 

脂肪燃焼効果を期待して食品を食べるとき、多くリバウンドに陥ってしまう原因にカルシウム不足があります。血液中に含まれるカルシウムが不足すると、脂肪細胞が脂肪を蓄えるように脳から指令が出てしまうからです。

 

トマトにはカルシウムも含まれています。このため、脂肪燃焼効果を活かしながら、リバウンドなくダイエットすることが可能になるのです。この成分は、加熱しても壊れません。トマトジュースとして摂取するほうが高濃度で摂ることができます。

 

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