体を冷やさない! 簡単湯冷め防止方法

‎冷え性さんのほっこり癒しタイムと言えば「お風呂」なのではないでしょうか?
真夏でも寒い冷え性といっても、お風呂に入っているときはさすがに寒くないですよね。

しかし、問題なのは出たあとの「湯冷め」。場合によってはお風呂に入る前よりも寒い…なんてせっかくの気持ちよさが台無しなんてことにもなってしまいますので、湯冷め対策をしっかりと行って温まった感をほんわりと味わいたいですね。

湯冷めの原因

湯冷めとは国語辞典上「入浴後に体が冷えて寒く感じる(寒さを感じる)こと」となっています。
では何故温まったはずの体が冷えてしまうのか、一般的に言われている湯冷めが起こるメカニズムをご紹介します。

お風呂に入ると体が温まります。すると上がりすぎた体温を元に戻そうとして体は汗を出したり、血管を広げることで熱を放出しようとします。入浴中はそれで問題ないのですが、お風呂から上がっても外気の環境変化に追いつけず、毛穴や体表面の血管が開いたままの状態になっていることで、熱放出が過剰に行われ深部体温までも低下してしまいます。

また風呂上がりは、髪や体についている水滴が蒸発する際に熱を奪っていきます(気化熱)
汗をかいた後そのままにしていると体が冷えてしまって逆効果と言われるのと同じ原理です。

熱放出、水滴から奪われる体温、さらにお風呂上がりの気温差が重なることで、ひどい湯冷めになります。

生体反応とも言える熱放出は自律神経の働きがしっかりしていれば過剰に行われることは少ないと言われています。しかし自律神経のバランスが乱れている場合は今日明日すぐに整えるということは出来ませんので、外的な刺激も加えることで毛穴や血管が開いたままの状態を防いでく必要があります。
 

 

湯冷め防止の10箇条

  1. 脱衣所・浴室を暖かく保つ
  2. 入浴剤を使う
  3. ぬるめのお風呂(38~40℃)で芯まで温める
  4. お風呂上がりは手と足に冷水をかける
  5. すぐに体を拭いて靴下・下着を履く
  6. ボデイクリームを塗る
  7. 髪を乾かす
  8. いつまでも薄着でいない
  9. 温かい飲み物を飲む
  10. すぐ寝ない

これが全部出来ればかなり湯冷めリスクは低くなるはずですが、全てでなくても出来そうなものを取り入れるようにするだけで体のポカポカ感の継続時間が長くなると期待できます。
お風呂上がりの冷水など道具も時間もいらないものから取り入れてみるようにしてください^^

【入浴前】
入浴時にまず気にしていただきたいのは浴槽との温度差。脱衣所との温度差はお年寄りの死亡原因としても有名ですが、冷え対策としても見逃せないところです。風呂上がりに急速に体が冷えてしまうのを防ぐため脱衣所は温かい状態にしておきましょう。

【入浴】
熱いお湯で表面だけ温めて上がると、直ぐ覚めてしまうのでしっかりと体の芯まで温めることを意識して、お風呂を上がる時に冷水をかける事で強制的に血管をキュット引き締め、過剰な熱放出をしにくい状態を作ります。
また塩や入浴剤を使用すると温まりが強まるだけでなく、皮膚の表面に薄い膜を作ってくれるので熱が外に出ていきにくい状態を作ることができます。

【入浴後】
お風呂を上がったら最も気をつけたいのは肌についている水分を直ぐに拭いて乾燥させること。
毛穴や血管からの熱放出は体のメカニズム上仕方がないことですが、気化熱の大半は習慣の問題です。お風呂上がりしばらくしてから乾かす派が多い髪の毛も体温を奪う原因になりますから早い段階で乾かすようにすると良いです。


体を拭いたら靴下(冷えやすい人はレッグウォーマーなど)と下着は最低限すぐに身につけて下さい。保湿や保温効果のあるボディークリームを塗ると、水分の蒸発を防ぐフタの役割を果たしてくれると言われていますからボディケアを兼ねて塗ってみるのも一つかと思います。ルームウェアやパジャマも早い段階で着てしまうのが吉。軽く拭いてバスタオル巻いてフラフラしてたらどんどん冷えちゃいます

お風呂上がりは冷たいものを飲みたいところですが、そこは堪えて白湯や生姜湯など温かいものを飲むようにするとお腹が温まって湯冷めが軽減されます。
 

お風呂上がりの就寝問題

先ほどの湯冷め防止10箇条の一番下、「すぐに寝ない」は湯冷め対策として逆ではと思った方もいるのではないでしょうか? 「お風呂上がりは湯冷めをしないように早くお布団って寝なさい」と子供の頃言われた経験がある人も多いと思います。私もそうです。普段体が冷たく感じている冷え性さんはポカポカの状態で布団に入ると暖かさを全身で感じられて気持ちいいですよね。

…が。
ポッカポカ状態で布団に入って寝てしまうと湯冷め+寝冷えを起こす危険性があります。

「寝るときの靴下は温める?冷える?」でも書いたように、私たちの体は眠る少し前から睡眠に適した状態を作ろうと徐々に体温を下げようとします。その時に本来の体温よりも高い体温だと、体は一気に体温を下げようとして汗を出します。温かいまま寝たいの、と言っても生理現象ですから私たちの意思で止めることは出来ないんですね…。
またお風呂上がりのまま布団に入ってしまうと、放熱により布団の中に熱がこもりやすいため通常よりも体温が下がりにくくなりますから、もっともっと汗をかいてしまうのです。

そのまま眠ってしまうと放置された汗が次第に冷えていき、体を冷やしてしまいます。

冷えとり用など専用の靴下でない靴下を履いて眠ると、かいた汗で靴下が湿りその水分が体温を吸収して外に逃がす作用を持ってしまうと書きましたが、お風呂上がりの場合は全身でその現象が起こってしまう危険性があるのです。

寝冷えリスクを考えると、自然に体温を落ち着けてからベッドに入るほうが安全と言えるのではないでしょうか?
個人差がありますが、お風呂上がり30分~1時間あけて布団に入るのが良いと言われています。
 


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