サッポー先生

サッポーです。

春はもうそこまで来ています。(※配信当時)
しかし今は厳しい寒さが続くおりです。
この様な寒くて乾燥が気になる季節だからこそ良さそうな保湿パックですが、そこには意外な落とし穴が……隠れていました。

 
 

保湿パックの功罪…意外な落とし穴が……

 
 
サッポーの

視点

▼ 保湿パックの効果

パック効果とは、密封することにより、肌につけた化粧品成分が角質細胞層に浸透しやすくなる効果を言います。
保湿成分の豊富なスキンケア製品をこのパック効果を利用して肌になじませると、より高い保湿効果を得られ、保湿された状態を長持ちさせることが出来ます。

……と、通常は上のような説明をするのですが、パック効果は保湿成分に限ったことではなく、様々な化粧品成分の浸透を半ば強制的に促すことにあります。

ところが、この様な保湿パックをした時の肌が、未熟化が進行しており、バリア能が低下していたらどうなるでしょう。
未熟で小さな角質細胞で作られたバリアー層は隙間が多くなり、化粧品が角質層を通り抜けて生きた表皮細胞層に侵入しやすくなります。

すると肌は、例えそれがどんなに良い化粧品成分であっても、生きた組織内に侵入してきたものは全て異物とみなし、防御反応を起こします。
その反応が大きいと、痒みがでたり、赤みが出たりします。
ひどい場合はかぶれたりするわけです。

保湿パックは本来肌にとって好ましいケアですが、上記のように肌の状態によってはよけいなお世話で、かえって肌を傷める結果になる時だってあるわけです。

 
 

保湿パックをして良い時・悪い時

 
 
サッポーの

視点

「保湿パックがいいよ。肌が元気になるから!」

……と勧められ、日曜日の夜にテレビを見ながら保湿パック。
なるほど、肌はもちもち、はりも良くなったような気がする。
そして翌朝、下地ごしらえをし、ファンデーションをつけると、なんと化粧乗りの良いこと。
ウン、これはイイ……。

この様な保湿パックの効用を体験をすると、その良さは忘れられません。
だからでしょうか?
サッポーをお始めになった方より、気に入ったはずのサッポーの化粧水から思わぬしっぺ返しに合い、驚きの緊急相談を受けることがあります。

「冷たい風の中に長くいたせいか、肌がガサガサになってしまったのです。
それで『これはたっぷり保湿だ』と思い、保湿パックをしたら、顔中真っ赤になって……・(;_;)」

皆さんなら、こういう時、どのようになさいますか?

肌についての知識が十分なら、

「今はきっとバリア能が低下しているから、肌を過剰反応させないことが一番。
肌洗浄では刺激のある石けん洗顔をやめ、クレンジングクリームとすすぎだけに。
保湿ケアと保護ケアは、肌が反応しないことを確かめながら、慎重につけていく。」

……この様に、いつものケアをステップダウンさせる術を心得ています。
ところがこの様な基本知識がないために、

「あーん、この化粧水も私には合わなかった……(-_-;)」

……と、化粧品ジプシーを始めてしまいます。
肌を育て、肌が変わることこそ大切なのに、その時の肌に合わせた化粧品を探してしまうのです。
この様にして、肌が育つ可能性を次第に狭めていきます。

▼ 保湿パックをして良い時
= 肌が比較的安定している時
▼ 保湿パックをしてはいけない時
= 乾燥や紫外線によるダメージを受けた時
= 理由を問わず、肌が過敏になっている時
= 洗顔後のつっぱり感がいつもより強い時

逆に考えていた方が少なからずおられたのではありませんか?

ある程度育った肌なら、多少のダメージにもバリアー層は最低限の能力を確保できているので、保湿パックはプラスに働きます。
しかし「私はいつだって大丈夫!」の慢心はいけません。
見えない部分なのですから、サッポーも保証することはできません。
上の良い時・いけない時を基準にされるのが安心です。

 
 

春はすぐそこまで来ていますが、肌にとってまだまだ厳しい季節であることに変わりありません。
肌が育つ環境づくり、肌が喜ぶ環境作り……これは一人ひとりの責任です。
いつも育とうと努力している肌の、良き理解者はあなただけです。

 
 

コメントは受け付けていません。