血圧が低い、ということは体の隅々まで血液が行きわたらない、ということですので注意が必要です。

血液が行きわたらないと、細胞に栄養や酸素などが届けられなかったり、老廃物が回収されなかったりしますので、さまざまな症状が引き起こされることがあります。

今回は、血圧が低い、ということについて数値や原因、症状、脈拍との関係、対処法などを解説していきます。

 

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血圧が低いとは?数値で見ると

「血圧が低い」とは、いったいどれくらいの数値をいうのか、ということについては、実は明確な基準が設けられているわけではありません。

ですが、最大血圧が100㎜Hg以下だと、一般的に血圧が低いと言われることが多いです。

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血圧が低いとどうなるの?

「血圧が低い」ということが原因で起こる症状には、次のようなことがあると言われています。

  • めまい
  • 体のだるさ・疲労感
  • 立ちくらみ
  • 失神
  • 頭痛
  • 不眠
  • 肩こり
  • 耳鳴り
  • 吐き気
  • 動悸
  • 発汗
  • 息切れ
  • 狭心症(きょうしんしょう)

などです。

 狭心症とは、心臓の筋肉に血液が十分に供給されないことでおこる、胸の痛みです。

血圧が極端に下がり、元に戻らなくなると、体中の臓器が機能不全に陥ってしまい、とても危険な状態になると言われています。

血圧が低くなる原因は?

血圧が低くなる原因には、次のようなことがあると言われています。

  • 心臓のポンプ機能が弱くなっている。
  • 脱水症や出血により、血液の量が減っている
  • 血管をコントロールしている自律神経の機能が衰えている
  • なんらかの病気をわずらっている
  • 服用中の薬による副作用
  • 食事による血圧上昇のあとの血圧の低下

などです。

服用中の薬による副作用で血圧が下がるのは、高齢者に多いと言われています。

自律神経の機能が衰えると

自律神経の機能が衰えると、急に立ち上がったときに血圧が下がる「起立性低血圧(きりつせいていけつあつ)」を起こすことがあります。

急に立ち上がったときなどは通常なら、自律神経の交感神経が働いて血管を収縮させるため、下半身に血液がたまったまま、ということを避けることができます。自律神経の働きが悪くなっていると、下半身の血管が広がったままになってしまうのです。

自律神経の機能が衰えていると、食事のあとに著しく血圧が下がる「食後性低血圧」を起こすこともあります。

食後性低血圧は、腸など消化管の血管に血流が増加しているにもかかわらず、ほかの血管が収縮しないために起こるとされています。

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血圧が低いのに脈が早くなる?

血圧が低くなり、脈拍が速くなることがあります。

それは心臓が、下がった血圧を改善するために、強く速く血液を送り出そうとするためだと考えられています。

 

心臓のこのような心拍数を増やす働きにより、動悸(どうき)がすることもあると言われています。

 

また、低血圧に対処するために末端の血管が収縮することがあり、血流が抑えられ、手足や皮膚が冷たくなってしまうこともあります。

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低血圧の対策

それでは「血圧が低い」を改善する方法を見ていきましょう。

有酸素運動で血流を改善しましょう

血圧を上げるためには、酸素をたくさん取り入れて血流を促す、有酸素運動が効果的だと言われています。

中でもウォーキングは、「第二の心臓」などと呼ばれている、太ももやふくらはぎの筋肉を使いますので、血管の収縮機能を改善する効果もあります。

腹式呼吸で酸素を取り入れましょう


座っているときや、横になっているときに、お腹を大きく出したりへこましたりして行う、腹式呼吸もおすすめです。

腹式呼吸は横隔膜を活発にし、肺にたくさんの空気を取り入れることができますので、血圧を改善する効果があると言われています。

水分はマメにしっかり摂りましょう

血圧を上げるには、血液の量を増やすことが必要で、そのためには水分の摂取が大切です。

目安は1日に1.5リットル~2リットルのミネラルウォーターなどの摂取がいいと言われています。

ミネラルウォーターは苦手、という方には炭酸水がおすすめです。

炭酸水は、炭酸ガスの作用により、酸素を血管内に取り入れて、血流を改善する効果もあると言われています。

ただし、お腹の弱い方は飲まない方がいいでしょう。

低血圧症を改善するツボ

低血圧により引き起こされる症状を、改善する効果のあるツボがあります。

足の内側で、くるぶしの下にあるくぼみに「照海(しょうかい)」というツボがあり、血行を促進し、低血圧特有の不眠や疲労感などといった症状を改善する効果があると言われています。

また、上図のように、左右の耳を結ぶ線の真ん中にある「百会」という頭のツボには、低血圧からくる頭痛やめまいといった症状を緩和し、体中の血流を改善する効果があると言われています。

自律神経の機能を改善しましょう

自律神経は、交感神経と副交感神経のバランスを整え、機能を改善させることが大切です。

めまいや立ちくらみに対処するには

食後にめまいや立ちくらみなどの症状が起こりやすい場合は、食後はからだを横にして休み、脳への血流を途切れさせないようにすることが大切だとされています。

運動のタイミングなどは医師の指示を受けましょう

血圧を上げるための運動や対処のための方法を実施する場合は、医師に相談の上で行うようにしましょう。

運動に適したタイミングなどは人それぞれに異なりますし、服用中の薬が影響することもありますので注意が必要です。

 

また、血圧が低いといっても、いろいろなケースがありますので、自己判断で対処しないようにすることが大切です。

まとめ

いかがでしたか。

血圧が低く、なんらかの症状が出ている場合は、早く改善した方がいいですね。

運動は、できるだけ毎日続けるのが効果的ですが、できないときは腹式呼吸だけでも行うといいですよ。

 

低血圧の人は、夏バテを起こしやすいとも言われていますので、水分摂取と、バランスのよい食事を心がけ、睡眠不足にならないように注意してくださいね ^^)

 
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