美肌 ~ 毛穴(毛穴の開き・黒ずみ) ~
MAXPeelレーザーやフラクショナルレーザー、グリシルグリシンなどで毛穴 の改善を!
ダウンタイムの無い方法からダウンタイムはあるけれども、明らかな効果が得られる方法まで患者様に合わせて選べます。
毛穴が開いてしまった鼻や頬は、女性だけでなく男性でも気になって仕方がありません。お化粧をすると余計に目立ってしまうことも多いようです。最近では毛穴の開きの各種原因も医学的に解明されてきて、それぞれに最適な治療方法が選択できるようになりました。
当院のお勧めはMAXPeelレーザーやフラクショナルレーザー(いずれも栃木県内では当院だけの導入)、グリシリグリシンなどによるアフターケアです。ぜひ一度ご相談下さい。
一口に毛穴と言ってもそのタイプは1つだけではありません
大きく分けると以下の4つがあります。
- 活動性のニキビに代表される皮脂の分泌が多いために皮脂腺開口部が拡がっているもの(1タイプ)。
- ニキビなどによる皮脂の過剰分泌は治まったけれども、いったん拡がってしまった毛穴が引き締まらないでいるもの(2タイプ)。
- 毛穴の拡大自体はそれ程でもないが、皮脂等に角質成分が付着していわゆる「角栓」を形成して、その黒い色が目立つもの(3タイプ)。
- 加齢などにより皮膚成分であるコラーゲン、エラスチンが減少したり、毛穴周囲にある立毛筋が弱くなってしまい、毛穴の形態を維持できなくなったもの(4タイプ)。
上記の毛穴の分類では、当然その原因が違いますので、治療方法も異なってきます。一番大切なのは患者様の毛穴の原因が何なのかを正確に診断して、それに最適な治療を提供する事だと思っています。
1タイプ
このタイプでは、皮脂の分泌過剰が根本的な原因となっています。これは思春期のホルモンバランスが原因となっている事が一番多いと思います。それ以外にも「職場や学校などでのストレス」「生理不順」「不規則な生活による睡眠不足」「ファストフードや肉類ばかりの偏った食事」「汗をかいても1日中洗顔できない、汗を拭き取れない、埃っぽい労働環境」などが考えられます。転職したらニキビが出来た、という患者様が多くいます。また、いわゆる体質的に「あぶら症」の方が圧倒的に多いと思います。この原因ははっきりしていますので、治療としては皮脂の分泌を抑える事につきます。皮脂分泌を抑える作用のある治療方法には「サーマクール」「トレチノイン酸」「カーボンピーリング」があります。また、皮脂の分泌自体は直接的には抑えませんが、毛穴を引き締める治療として「フラクセル」や「レーザーフェイシャル」は有効です。
2タイプ
このタイプの患者様では皮脂分泌はもうそれほど多くはないので、現在拡大している毛穴だけを治療すれば良いのです。「フラクセル」やカーボンを使用した「マックスピール」が適応です。
3タイプ
この症状で悩んでいる方も相当多いと思います。特に鼻の頭の角栓は目立ちますし、お化粧がのらない原因にもなっています。市販の毛穴パックなどを使用しても一時的な効果ですし、患者様によっては毛穴パックの連続使用によって逆に毛穴の開きがひどくなってしまった、という事もあるようです。これには「レーザーフェイシャル」や「フラクセル」が適応です。
4タイプ
このタイプでは皮膚の構築成分の減少や老化が原因ですので、具体的にはコラーゲンの再生成が目的となります。「フラクセル」が最も良い適応で、「マックスピール」「サーマクール」も有効です。
GGグリシルグリシン(毛穴治療薬)
GGとは
- 資生堂の医薬化粧品部門であるNAVISION(ナビジョン)で2010年3月から発売された皮脂による毛穴の拡大を抑える薬品です。グリシルグリシンを略してGGと呼んでいます。
- 開いた毛穴の改善に有効な成分がGGです。資生堂の研究所によると毛穴が開いている方の皮脂成分を調べると「リノール酸」「オレイン酸」が有意に多い、という結果が出ています。リノール酸C17H31CO2Hやオレイン酸C17H33CO2Hは通常、「不飽和脂肪酸」と呼ばれているもので人体には無くてはならない「必須脂肪酸」の一種です。食品としてはコーン油や紅花油、オリーブオイルなどに多く含まれている油脂です。一般的なイメージとしては「植物性の油脂で健康に良い」です。これが不足すると「髪の毛のぱさつき」「抜け毛」「傷の治りが遅くなる」などの症状が出てきますが、逆に過剰の摂取は「大腸ガンの発生リスクが高くなる」「アレルギーの悪化」というデータもあります。
GGと毛穴の開き
- 毛穴が開いている方は単純に「毛穴が大きい」のではないようです。皮膚表面の角質層付近の新陳代謝が悪くなっていて、通常は角質として剥がれ落ちてしまうはずの表皮細胞が残存してしまい、毛穴の開口部が「漏斗状(すり鉢状)」になっています。代謝が悪いために表皮細胞の核が残存しています。通常の角質細胞には核がありません。この表皮の新陳代謝を悪化させている原因の1つが不飽和脂肪酸であるリノール酸やオレイン酸などの過剰分泌である、という事が最近分かってきました。
- そこでリノール酸やオレイン酸を抑える作用のあるGGが注目されました。ナビジョンでは世界で初めてGGを製品化して皮脂による開いた毛穴の治療を可能にしました。ただし、毛穴の開きの原因の全てがリノール酸やオレイン酸の過剰分泌ではありませんので、あくまでも「治療方法の1つ」という位置づけです。
GG製品と使用方法、治療方法
- IPエッセンスGG→高濃度のGGの美容液です。1本ごとの使い切りタイプです。これは直接皮膚に塗って使用しますがIP(イオン導入)することによって、より皮膚の深部まで到達させる事が可能です。当院ではイオン導入で使用しています。1週間に1回の使用が目安です。
- GGエッセンス→ホームケア用のGG含有の美容液です。毎日朝晩2回の使用です。洗顔後、化粧水を付けた後に使用します。
- GGマスクエフェクト→GGが高濃度に含まれているマスクです。1週間に1回程度をお勧めしていますが、金銭的に余裕があれば1週間に3~4回でも構いません。
併用療法
MAXPeelレーザー→毛穴治療のレーザーであるMAXPeelと組み合わせての使用が大変お勧めです。照射後はクリニックでIP(イオン導入)、ご自宅ではGGエッセンスやGGマスクを使用してもらいます。
フラクセル2レーザー→開いた毛穴治療目的での併用は有効です。
料金
| 製品 | 料金 | コメント |
|---|---|---|
| IPエッセンスGG | 1回 10,000円 | イオン導入します。ただ今キャンペーンで5,000円です。 |
| GGエッセンス | 1本 3,000円(30g) | 朝晩の洗顔後に化粧水の後に使用します。 |
| GGマスクエフェクト | 1袋 5,000円(1袋5枚入り) | GGエッセンス使用後に1週間に1回がお勧めです |
フラクセル2レーザーによる治療
ご存じ毛穴治療の決定版です。当院では2006年8月から導入しており栃木県内では当院でしか受けられません。(2008年9月現在)皮膚表面に細かい穴を開けて、皮膚を引き締める」とともに古い皮膚を「新しい皮膚に入れ替え」ます。通常1ヶ月毎に3~5回程度の治療がお勧めです。治療後2~3日の皮膚の赤み、軽度の腫れがあります。お化粧は翌日から可能です。
フラクセル2治療症例
カーボンピーリング(通称マックスピール)
ルートロニック社製VRMという機種を使用します。これも栃木県内では当院でしか導入していませんので、他の医療機関では受けられないと思います。(2008年9月現在)わざとカーボンクリーム(コピー機で使用するトナーをクリーム状にしたものと考えて下さい→クリーム瓶の画像)で毛穴を黒く着色して、レーザー光が黒い色に反応する性質を利用して毛穴部分にだけレーザー光を反応させて「毛穴の収縮」「角質の除去」「角栓の除去」「ニキビ跡の凹凸」などを改善します。この機種は通常のQsw(キュースイッチ)レーザーのパルス幅5nsec(10億分の5秒程度)モードの他にロングパルスモードを備えており、300μsec(0.003秒)というレーザーとしては長いパルス幅(照射時間)での照射が可能です。毛穴の目立つ部位に「ロングパルスモード」と「Qswモード」の2種類のレーザー光を重ねて照射する事により効果を発揮します。3~4週間毎に3~5回の治療が1クールです。フラクセルのような治療後の赤みや腫れがなく、麻酔クリームも不要で仕事や日常生活に支障がないのも大きなメリットです。
ロングパルスYAGレーザーによる治療(通称レーザーフェイシャル)
このタイプのレーザーも県内では当院だけ導入しています。(2008年9月現在)キュテラ社のXEOという機種です。従来のヤグレーザーのパルス幅(照射時間)をQsw(10億分の5秒程度)ではなく、ロングパルス(0,03秒程度)に長くしたものです。中空照射(1*)といって直接レーザーのプローベ(レーザー光が出てくる機械の先端部)を皮膚に接触させずに皮膚表面から1~2センチ離して照射する方法です。皮膚表面にじんわりと熱を加えて、皮膚表面から2ミリ程度の深さまでの「引き締め」「小じわ伸ばし」「産毛除去」「毛穴縮小」「コラーゲン生成」に効果を発揮します。
非接触型赤外線温度計(画像)で皮膚表面温度を直接測定しながら治療しますので、皮膚深部(真皮乳頭層)の加熱された温度をモニタリングしながら効果を確実にします()。麻酔不要、照射後の赤みや腫れが殆ど無い、お化粧が直後から可能、などの手軽さが人気の理由です。3~4週間毎に3~5回以上の治療がお勧めです。
*1 この中空照射という方法はXEO(キュテラ社)やGentleYAG(キャンデラ社)に代表されるロングパルスヤグレーザーが登場してきてから、普及した照射方法です。従来のレーザーはプローベ(レーザー光が出てくる機械の先端部)を皮膚に直接接触させて治療効果を上げていました。もしくは接触させなかったとしてもエイミングビーム等で皮膚表面一番レーザー光の焦点があう状態で照射していました。この中空照射は必ずしも皮膚表面に焦点が合っているわけではないですし、ターゲット組織だけに照射している訳でもありません。乱暴な言い方をすると「めくらめっぽう」「いい加減に」照射しています。逆にそれが効果を産む照射方法として認められています。
*2 従来は各種レーザー光で皮膚表面を照射する事により、「コラーゲン繊維などのタンパク質成分が熱変成で収縮し、各種炎症性細胞の活動が活発になりコラーゲンの生成が促進されて、結果的に皮膚に張りが出て、小じわやタルミが改善する」という理論の元に治療を行ってきました。確かに臨床的にはその通りなのですが、「どれくらい治療(時間、出力、深度等)をするとどれくらい効果が出るのか?」という科学的な根拠、データには乏しかったのが事実でした。
しかし、2008年6月1日に有楽町の東京国際フォーラムで行われた「キャンデラ社ユーザーズミーティング」での石井良典医師(大宮スキンクリニック院長、レーザー治療や自毛植毛で有名)の報告でこの問題に対しての科学的な裏付けがなされました。日本大学病院皮膚科との共同研究で「レーザー照射(ロングパルスヤグ)によって皮膚表面温度が42度の場合には、その部位の真皮乳頭層の温度が48度になっており、病理標本(顕微鏡で見た皮膚構造)でもコラーゲン繊維の熱変成とその後のコラーゲンの増加が認められる」という内容です。ここで、読者の方の中で「どうして皮膚表面よりも深い部分の真皮乳頭層の方が温度が高いの?」と疑問を持たれる方がいたかもしれません。普通に考えればその通りですよね。
この理由は、皮膚表面は外気に接していて体内の熱を外部に逃して体温調整をしている組織なのです。自動車で言うとラジエーターのような役目をしているのです。ですから、皮膚表面よりも真皮乳頭層の方が明らかに高温となっている事は間違いではありません。 これによって理論上の裏付けが取れましたので、患者様に堂々と効果をお約束出来るようになりました。もちろん効果には個人差があります。
当院ではロングパルスヤグレーザーXEOによる「レーザーフェイシャル」を行う際には患者様の皮膚表面温度を非接触型赤外線温度計で計測しながら、表面温度が適温になるようにコントロールしながら照射しています。
ケミカルピーリング(CP)による治療
10年以上も前から日本でも普及しているケミカルピーリングも毛穴治療に有効な場合があります。
フルーツ酸(AHA)
フルーツ酸は一番知られているケミカルピーリングの薬剤だと思います。その作用は角質の一部を剥離するものですので、メラニン色素の減少や皮脂の除去には有効ですが、毛穴(特に毛穴の2タイプや4タイプ)に非常に有効とは言えません。ただし、皮膚へのダメージが一番少ないので、仕事や日常生活には支障を来さないのが特徴です。
トレチノイン酸(ビタミンA誘導体)
ご存じのレチンクリームです。
クリーム類では唯一「直接皮脂腺に作用して皮脂腺の活動を抑制して皮脂腺を収縮させる」「コラーゲン繊維を増やす」作用を持っています。
海外では活動性ニキビ治療の定番となっています。トレチノイン酸は表皮の新陳代謝を無理矢理促進させて結果的に表皮を剥離させます。重度の毛穴拡大には無理ですが、軽度~中程度の毛穴には有効です。小じわを伸ばしたり、シミを除去する作用もあります。
サーマクール(RF高周波)による治療
この機種も栃木県内では当院でしか導入していません。(2008年9月現在)
当院では導入してから丸5年が経過し、「切らないフェイスリフト・小顔治療」の定番としてリピーターが多くいらっしゃる治療方法です。レーザーではなく高周波で皮膚の表面はダメージを与えずに、皮膚深部に熱作用を加えて切らずにタルミやシワを改善し、小顔効果を獲得します。また、ニキビの原因である皮脂腺に直接熱作用を及ぼしますので、皮脂の分泌を抑えて結果的にニキビや毛穴の拡大を防ぎます。ニキビ治療という事ではFDA(アメリカ食品医薬品局)やKFDA(カナダの厚生労働省)での認可を受けています。
以下に毛穴のタイプとそれに適応のある治療方法を一覧表にしてみました。治療の際のご参考にして下さい。
◎・・・良い適応
○・・・適応がある
△・・・効果が出る方もいる
×・・・適応無し
| 皮脂分泌が多く皮脂腺開口部が拡大 | 拡がってしまった毛穴が引き締まらない | 角栓形成で黒い色が目立つ毛穴 | 加齢によるコラーゲンや立毛筋の減少による毛穴 | |
|---|---|---|---|---|
| フラクショナルレーザー (フラクセル2、eCO2) | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
| マックスピール (カーボンピーリング) | ○ | ◎ | ◎ | ○ |
| レーザーフェイシャル | △ | ○ | ◎ | ○ |
| フルーツ酸 ケミカルピーリング | ◎ | × | ◎ | △ |
| トレチノイン酸 ケミカルピーリング | ◎ | ○ | ◎ | ○ |
| サーマクール | ◎ | △ | △ | △ |
各治療方法の料金は以下の通りですが、アフターケアとして「紫外線カット」は必須条件です。これ以外にフラクセルではハイドロキノンクリームの塗布が必須です。カイネレースクリームや皮膚吸収性ビタミンCローションの使用もフラクセルやカーボンピーリング(MAXピール)の後には必須です。
| 料金 | 回数 | コメント | |
|---|---|---|---|
| フラクセル2 | 両頬 1回 50,000円 鼻 1回 20,000円 | 1ヶ月毎に3~5回程度 | ニキビ跡の凹凸や拡大した毛穴治療の定番 |
| eCO2 | 両頬 1回 60,000円 鼻 1回 20,000円 | 1~2ヶ月毎に2~3回 | 多少の出血があるので、ノーダウンタイムな 治療ではありませんが効果は一番 |
| カーボンピーリング (MAXピール) | 顔全体 40,000円 | 3~4週間毎に3~5回 | 肌の黒い方には不向き |
| レーザーフェイシャル | 顔全体 1回 20,000円 | 3~4週間毎に継続が 理想 | 6ヶ月以上の長期治療がお勧め |
| フルーツ酸CP | 1回 20,000円 | 2週間毎に6回 | 毛穴そのものには効果薄い |
| サーマクール | 初回 240,000円、 2回目以降 230,000円 | 1年に1回の継続照射 がベスト | 毛穴に直接効くというよりは皮脂の収縮 |
| 皮膚吸収性 ビタミンCローション | 7,000円 | 素顔に朝晩2回 | アフターケアとして必須。1日に何度でも塗布可 |
| カイネレースクリーム | 9,800円 | 夜洗顔後に1日1回 | アフターケアとして必須。強力な保水効果発揮。 |