妊娠線で知られる皮膚の肉割れ。「肉割れ」には、妊娠線以外にも急激なダイエットやリバウンドといった体重の変化が原因で生じるものも指します。今回は、一度できると消えないといわれる肉割れを消すケア方法についてご紹介します。
肉割れは消せない!肉割れはなぜできる?
妊娠線に代表される肉割れと言うのは、基本的に急激な体重(体の大きさ)の変化によってできてしまいます。妊娠というのは皮膚の伸長が著しくなる代表的な状態なので、妊娠時にできる肉割れを特に「妊娠線」と呼んでいるのですが、肉割れの状態としては、通常期になってしまう肉割れとの違いはほとんどありません。では通常期になってしまう肉割れはどうして起こるのかと言うと、多くがダイエットやリバウンドによる皮膚の伸長が短期間にあってしまうためです。
皮膚はベースとしては伸縮しやすいので、ほとんどの場合は体の大きさの変化についていくことができます。しかし妊娠や急激なダイエット・リバウンドで非常に短い期間に体の大きさの変化が起こると、その変化についていけなくなることがあるのです。
肉割れができる時の皮膚はどうなっているかと言うと、皮膚の下にある真皮が裂けて亀裂が入っている状態になっているのです。妊婦さんの場合は、一番大きくなるお腹を初めとして、皮下脂肪のつきやすいお尻や太もも、急激にサイズアップする胸などに妊娠線(肉割れ)ができやすくなります。急激なダイエットやリバウンドで出来てしまう人は、お腹よりも太ももや二の腕などに肉割れができることが多いようです。
肉割れを消すための効果的なケア方法
妊娠線を代表とする肉割れというのは、基本的に一度できてしまうとキレイに「なかったこと」にするのは非常に難しいとされています。特に自力でケアをする範囲では、目立たなくするので精一杯というのが本音です。ただ肉割れや妊娠線に関しては、できた当初の赤紫の状態について、ケアを続ければパッと見ではわからないくらいに消すことは不可能ではありません。
肉割れのケア方法その①専用のクリームでしっかり保湿を
肉割れを起こした皮膚はそもそも乾燥しやすい状態になっていることがほとんどなので、とにかく保湿をしっかりすることが大事。妊娠線用の保湿クリームには専用のクリームがあるので、妊娠線に関してはそうした専用クリームを使用するのがおすすです。朝とお風呂上りにたっぷりと塗り込んで保湿すると、皮膚の乾燥を防ぐことができやすくなります。一方でダイエットやリバウンドによる肉割れを防ぎたい人は、妊娠線予防クリームを使うのも良いですし、他のストレッチマーク(肉割れ)防止クリームを使うのも良いでしょう。出来てしまった肉割れを消す目的でも、ストレッチマーククリームや妊娠線予防クリームは役に立つので、高保湿できるクリームで自分の皮膚に合ったものを探して使用してみてください。
肉割れのケア方法その②本気で消すならレーザー治療はいかが?
肉割れを消す方法として挙げられるもう1つの方法はレーザー治療です。レーザー治療は医師が行うものなので、医師が施術を行わない施設では治療を受けることはできません。美容皮膚科や通常の皮膚科で治療を受けるのが一般的です。レーザー光を肉割れのできてしまっている部分に当てて治療を行うのですが、費用や施術方法は各クリニックで異なるので、事前のリサーチが非常に大切。また施術後のトラブルも全くないわけでないので、口コミや周りの経験談で信頼のおける医師・クリニックを選ぶことが何よりも重要になってきます。最終的にレーザー治療を目指しているとしても、じっくりと自分に合ったクリニックを見つけるために、最初は高保湿クリームで肉割れをケアし続けておくのが肉割れを消すための第1歩であることは間違いありません。
肉割れを消すためのクリームでの上手な保湿方法
先述した通り、肉割れを消すには保湿クリームで十分な保湿を続けるか、レーザーで治療をするかという2つの方法があります。しっかりと治療効果が得られた場合は、レーザー治療を受けた方が肉割れを消すことができる確率は高くなります。ただもしレーザー治療が自分の皮膚に合っていなかった場合は、肉割れを消すどころか火傷などによってかえって肉割れの見た目を悪化させる可能性も無きにしも非ずです。その点、保湿による肉割れを消すケアというのは、すっかりキレイにはならないかもしれませんが、悪化させる心配も非常に少ないので、安全性的には保湿クリームでのケアがおすすめでしょう。
最近では肉割れをどうにか最小限まで目立たなくするように、肉割れを消すことについて効果を得られるクリームも多くなってきています(あくまで目立たなくするという意味の消す、ですが)。クリームで肉割れを消すようにしたいという時に気を付けたいのは、毎日続けることと、保湿効果の高い専用クリームを使うこと。肉割れの起こる真皮層までしっかり有効成分が届くクリームを選ぶのは最重要。こうしたことを踏まえると、やはり効果のあるクリームはそれなりの値段がするので、体の部位や肉割れの状態で使い分けることも必要になるでしょう。
ケアをするのは1日2回。朝、寝起きで着替える前と、夜、お風呂上がりの皮膚が柔らかいタイミング。特にお風呂上がりは水分がお肌にある状態で、しっかりと塗り込むのが大切。実はお風呂上りはお肌が潤っていると思いきや、どんどん水分が蒸発していっているので早めにクリームを塗るのが大切。こうしたケアを1か月も続けていると、赤紫の状態は脱して、見た目にはわからないくらいに目立たなく消すことができるはずです。