私が受けたホルモン治療にも、
様々な副作用がある

主治医から手渡された、
治療に使用する薬の小冊子には、
副作用がびっしりと記載されていた

その中で、私が感じた副作用は、

  ・喉の違和感
  ・声が出しづらい
  ・顔や身体が火照る
  ・手のひらがピリピリ痛い
  ・激しいホットフラッシュと
   激しい冷えが交互に訪れる
    (多い時は、一時間に十数回)
  ・月経の停止(注射によるもの)
  ・月経異常
   (抗エストロゲン剤によるものと思われる、
    大量出血)
  ・子宮筋腫
   (抗エストロゲン剤の影響かどうかは判断不能)
  ・下腹部痛
  ・めまい
  ・頭がボーッとする(のぼせ)
  ・睡眠障害
  ・早朝に、手や足がしびれる
  ・早朝に手指が強ばる
  ・うつ状態
  ・イライラする
  ・思考力の低下
  ・倦怠感
  ・疲れやすい
  ・恒常的な胸のむかつき
  ・注射をしたところが青あざになる・痛い・痒い
  ・身体が浮腫む
  ・足の甲やすねの皮膚が火傷したように熱くなる

などであるが、
もうひとつ、“脱毛”があった


脱毛は、
ホルモン治療をはじめてから数ヶ月の期間だった

あるとき、朝、洗髪をしていると、
抜け毛が多いことに気づいたが、
“季節の変わり目か毛周期による時期的なもの”
だと思っていた

が、季節の変わり目の抜け毛だとしたら、
通常は数日~1週間ほど

2週間以上経っても収まることはなかった

そこで、ようやくそれが、
“ホルモン剤による副作用”だと気づいた

「5年間、このまま抜け続けるのだろうか...」

そんな不安にも襲われたが、
幸い、数ヶ月で収まった

その後は季節の変わり目などに
いつものように多めに抜けるくらいで、
5年の治療を終える


再び脱毛を感じたのは、
治療が終わって数ヶ月経ってから

その時も、
“季節の変わり目の抜け毛”だと思っていたが、
それにしてはなかなか収まらない

毎朝、水が排水されないくらい、
洗面台のストレーナーが髪の毛でいっぱいになった

髪のボリュームもなくなった

「これも薬の影響か...。
 だとしたら、
 “薬が身体から抜けている”と思うことにしよう」


そしてこの2~3ヶ月、
ようやくその脱毛が収まった

最近は、体調もかなり戻ってきている

ようやく薬の影響が抜けてきたのかもしれない


5年の治療は長い

女性ホルモンを止めることによる身体の変化は
予想以上だ

そして、未だに続く大量出血

ホルモン治療が残した影響は、大きい――



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本文
乳がん履歴
★2002年3月3日(日)
左乳房にしこりをみつける    

★2002年3月4日(月)
視触診の結果“良性”と診断  

★2006年11月8日(水)
左乳房のしこり再受診        

★2006年11月15日(水)
左乳房のしこり切除      

★2006年11月28日(火)
乳がん告知            

★2007年1月11日(木)
左乳がん手術          

★2008年7月8日(火)
局所再発の疑いで、
細胞診・組織診(結果は良性)  

★2009年2月17日(火)
対側(右)乳がんの疑い
(昨年からしこりあり)経過観察     

★2010年2月16日(火)
右乳房細胞診(結果は良性)   
手術・治療の経緯
★がん細胞の種類(左乳房しこり3つ)
 ・明細胞がん(クリアセル)、
  非浸潤性乳管がん
 ・核グレード 2
 ・ER 90%
 ・PgR 10%
 ・HER2 (-)

★術 式
 ・腋窩リンパ節郭清
 ・扇状部分切除
  (4分の1強切除)

★治 療
 ・放射線23回照射
 ・LH-RHアゴニスト製剤投与
  4週間に1度、2年間(23回)
 ・抗エストロゲン剤
  (クエン酸タモキシフェン)
  5年服用
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