「『塩水洗浄』『ソルトウォーターバッシング』ダイエット、デトックス」はネットによるウソ情報だった!
危険なワケは?
医師が警告!効果なし、副作用ばかりで死を招く危険も。
ウソのネット情報にダマされるな!!
少し前から、海外セレブが○週間で○キロ痩せた!という情報から、若い女性を中心に話題になっている「塩水洗浄」「ソルトウォーターバッシング」というダイエット方法。
「大量の塩水を一気に飲んで腸内をキレイにする」というもので、「自宅で簡単にデトックス効果が得られる」「便秘解消に効果がある」などと、ネット上にはいかにも「良いもの」として、たくさんの情報が流れていました。
しかし、このウソ情報を見かねたのでしょうか。
NHKやフジテレビなどでは、医師の見解として「ダイエットやデトックスの効果はない!」「内臓出血などで命に関わる危険もある」と、塩水洗浄をやめるよう、警告するニュースを報道しました。
なぜ塩水洗浄(ソルトウォーターバッシング)ダイエットは危険なのでしょう?
そのワケと、恐ろしい副作用についても見ていきましょう。
【塩水洗浄(ソルトウォーターバッシング)のやり方とは?】
1.お水1リットルに10グラムの食塩をまぜ、生理食塩水を作る
2.飲みやすいようにレモン汁を混ぜる
3.朝起きてすぐにコレを20分で飲み切る
4.夕飯は食べない
だそうです。
仕組みとしては、空腹時に大量の生理食塩水を飲んだらお腹をくだす→便秘解消 ということのよう。
お~。かんたんにできそう!
あれれ?
でも。
「生理食塩水」と言え聞こえがいいし、さほど危険な感じは受けませんが。
これは単なる「塩水」ですよね(笑)
しかも、1リットルを起きがけに飲むの??
ネット上の口コミなどにもありましたが、これはキツそうですね。
お水を1リットル飲むこと自体も大変だろうし、ましてや塩水なんて、そんな簡単に飲めるようなものじゃないですよ。
吐く、吐く。
確実に吐いちゃうでしょ(~_~;)
コレやった人、すごいですね。
わたしなら無理かも。
それにしても…
冷静に考えたら、塩水で便秘解消とかってあり得ないですよね。
それに、お塩の量、すごく多くないですか?
きっと塩水洗浄をやってみた人って、美意識高いでしょうし、健康を気遣っていらっしゃるから、やってみよ~ってなったんでしょうね。
でも、そんな人たちなら、このお塩の量で「おかしいな」「塩分とり過ぎだな」「高血圧になっちゃうかも」って、気が付いても良さそうな気もしますが…
【塩水洗浄(ソルトウォーターバッシング)が危険なワケとは?】
食塩の正しい摂取量ってご存知ですか?
大人で一日7グラムとか8グラムと言われています。
先ほどご紹介した塩水洗浄の作り方では、1リットルに10グラムの塩でしたよね。
つまりこの時点で、一日の塩分摂取量をオーバーしてしまっているわけです。
塩水洗浄をやって、食事をしてとなると、お料理にも塩分は含まれていますから。
当然相当な塩分摂取となるわけですね。
塩分をとり過ぎると、まず思いつくのが高血圧。
他にも様々な病気の要因なると言われています。
子育てをしていく中でも、けっこう気にする塩分なのに。
あ~(~_~;)
体に悪すぎる・・・
専門家も塩水洗浄について警告しています。
NHK NEWS WEBによりますと、
塩水洗浄についての複数のサイトを見た筑波大学の徳田安春客員教授は、「どう見ても危険だ」と指摘しました。
徳田教授は、これだけ大量の水分と塩分をとった場合、胃と腸が急激に膨れるので耐えきれず吐いてしまう。場合によっては、胃と食道のあいだの粘膜が切れて大量に出血し、吐き出してショック状態に陥ることもありえます。もしその人の心臓や腎臓、肝臓の機能が落ちていた場合は、心不全や呼吸不全、腎不全、あるいはおなかに水がたまる、全身がむくんでしまうといった副作用のおそれがある」と危険性を訴えました。
さらに、「たとえ健康な人でも長期的に実施した場合は、塩分の取りすぎで病気になってしまうでしょう。そもそもこの方法は腸内で消化を助ける菌も根こそぎ流してしまうので、かえって腸の働きを弱めてしまう」と、肝心のダイエット効果についてもきっぱり否定しました。
NHK NEWS WEB News Up ~塩水飲んでダイエット?あふれる“フェイク”健康情報~より一部抜粋
今まで話題になったダイエットは数えきれないほどありましたが、ここまで危険だと言われたダイエットはあったでしょうか?
糖質制限ダイエットも危険とする医師がいらっしゃいますが、「正しいやり方OK」と推奨される医師もいらっしゃいますし。
塩水洗浄(ソルトウォーターバッシング)の場合はそれとは違い、明らかにダメなやつ。
素人にもわかるくらい、副作用の多いダイエットだと言えるでしょうね。
そもそもなぜこんな誤情報が拡散しまったのでしょうか?
パッと思い浮かんだのは、去年の「WELQ」の事件と同じ感じ?ってこと。
契約ライターさんたちが、嘘か本当かわからないような医療記事とかを量産して、あたかも信じられる情報としてネットメディアに掲載しちゃったやつ。
結局、運営側のディー・エヌ・エーが閉鎖することになったのは記憶に新しいですよね。
わたしもそうですが、現代はテレビや新聞で得る情報よりも、ネットなどで自分の欲しい情報だけを見るようになっていますよね。
自分の悩みや困っていること、調べたいことはだいたいがネットという時代。
欲しい情報は信じてしまいがちですが、中には間違った情報もあるってことなんでしょうね。
なんでもかんでも信じるのではなくて、ネットを見るわたしたちも、情報が正しいのか間違っているのか、しっかり判断する力を持たなきゃダメってことなんでしょう。
気をつけなきゃですね。