痩せてる人が太れない理由:性格との関係

 太れない人の特徴
2015年の厚労省の発表によると8人に1人は痩せ過ぎであると発表されました。飽食の時代に痩せ過ぎの方が意外に多いことに驚かされます。

 

一般的には肥満の方は病気になりやすいと思われているため、肥満解消のための情報が多くあります。

 

一方、痩せている人は病気ととらえられないために、体調不良を訴えたとしてもそれを真摯に受け止めてくれる病院は少なく、また痩せ過ぎを改善させるための情報もとても少ないです。

 

私の治療所では痩せ過ぎで虚弱なタイプの人を病気ととらえ、健康指導にあたっています。そこから痩せ過ぎの人にはいくつかの共通点があります。それをまとめます。

 

 ①胃の消化力が弱く、肉の消化や油物が苦手である

 

 ②膵臓や胆のうの働きが弱く、お腹にいつまでも食べた物が残った感覚がある

 

 ③過緊張のために呼吸が浅く末端が冷える

 

 ④甲状腺や卵巣で造られるホルモンの合成力が弱い

 

上記したことが原因で痩せている人は太ることができない傾向にあります。

 

また、上記した以外に痩せ型タイプは仕事をこなす能力に長け、性格的には完璧主義者が多い傾向にあります。

 

 痩せ型タイプの性格
私が長年、痩せ型を元気にする方法を提唱してきた経験から、痩せ型タイプの人の特徴の1つに「仕事の能力が高い」ことがあげられます。

 

仕事が出来過ぎることで他人のすることが気に入らず、仕事を人に任せることができない人が多いです。いわゆる完璧主義者の方が多いということです。

 

仕事ができるがために上司からの仕事の依頼は増え、それを一人で完璧にこなそうとします。しかし元来、体力がないために疲労感にみまわれて常に「イライラ」した状態でいます。

 

 脳を養うための栄養が来ない
痩せ型タイプは仕事の能力が高い傾向にあるとお伝えしました。ようするに、脳を使う能力にたけているということです。

 

痩せ型タイプで仕事ができる人の脳を車で例えると、高級車のようなクオリティの高いエンジンを持っているということです。

 

しかし、高級車を走らせるには質の良いガソリン(ハイオク)が大量に必要です。さらに、オイルも高級なオイルが必要です。

 

痩せ型タイプの脳は有能(高級車)です。しかし、痩せ型タイプは食事を消化する力が乏しく、過緊張から呼吸も浅いことで食物を代謝することができません。さらに、血圧も低い傾向にあるために代謝された栄養素を運ぶ能力も低いです。

 

したがって、完璧に仕事をこなす脳に対し、運ばれてくる栄養やホルモンの質は悪く、脳の働きが思うようにいかなくなります

 

ようするに、高級車のようなクオリティが高い脳を持っているのに、それを動かせるためのガソリン(栄養)の質が悪く、またオイル(ホルモン)の質も低下しているのと同じ状況です。

 

当然、そのような状況では車(脳)は故障します。

 

 脳に栄養が届かないと脳シグナルは乱れる
女性の痩せ型タイプに共通している特徴の1つに「慢性のイライラ症状」があります。電車で人に接触されたり、職場での何気ない人の言動でもイライラします。

 

このイライラ症状は、脳への栄養不足が原因でおこります。

 

脳への栄養不足がなぜ起こるのかというと、痩せ型タイプは消化力が弱いことでタンパク質や脂質を避ける傾向にあり、食事の中心はパンや麺類の炭水化物が中心になるからです。

 

しかし炭水化物が多過ぎる食事では、脳を安定させることはできません。ここで精製炭水化物中心の食事の欠点をまとめます。

 

 ①炭水化物は脳の栄養といわれているが実際は脳を短期的に動かす栄養素にすぎない

 

 ②短時間だけのエネルギー源の炭水化物はすぐに使いきられ、脳は新たに炭水化物を欲する

 

 ③炭水化物を使ってエネルギーを獲得した場合、脳内には乳酸など(酸性物質)が大量に発生する

 

 ④炭水化物を代謝する際に大量のビタミンB群やマグネシウムを使うことで、ビタミン・ミネラル不足になる

 

 ⑤ビタミンB群やマグネシウムが不足すると、アセチルコリンやドーパミンなどの脳神経伝達物質の働きに乱れが生じる

 

痩せ型タイプは消化力が弱いことで炭水化物を多く摂取します。また、イライラすることでさらに甘い物に手が伸びます。

 

その結果、上記したようなことが繰り返し起こり、「イライラ症状」が継続的にでます。

 

 痩せ型タイプは呼吸が浅い 
痩せ型で完璧主義の人は、集中力が高く脳を効率よく使う能力にたけています。

 

しかし、完璧主義者タイプは人のことを容認できなかったり、自分に対しても厳しかったりすることで精神が常に緊張状態にあります。

 

その影響で「呼吸が浅く、深い息ができない」のが特徴です。

 

痩せ型で完璧主義の人に、「呼吸はできていますか?」と私が問うと、「時々、呼吸を忘れている時がある」と答える人が多くいます。

 

痩せ型タイプは消化器が弱いために、脳を働かせるための「栄養素の獲得は苦手」であるということはお伝えしました。さらに、呼吸が浅いことで栄養素の生産効率は低下します。

 

ようするに、食事から得た栄養素は酸素がないと代謝効率が悪くなります。したがって、「痩せの大食い」といわれるほど食べたとしても呼吸が浅いために、体に吸収される栄養は少ないです。

 

したがって、痩せ型タイプが太ることは容易ではありません。

 

「痩せ過ぎは病気である」と私は思っています。実際に痩せ過ぎの人は慢性疲労症候群を患ったり、生理不順や甲状腺機能低下症を合併したりすることが多いです。

 

しかし、日本の医療従事者にはそのような認識を持つ医師は少ないです。そのことで痩せ過ぎの人は、何科の病院に行けばよいのか悩んでいます。

 

そこで、疲労感が強いのに病院では何もないといわれている「痩せ過ぎの人」の助けに、このサイトが参考になれば幸いです。

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