きめ細かくて柔らかい、生まれたての赤ちゃんのお肌。
一見「保湿なんて必要ないでしょ」と思われがちですが、実は赤ちゃんの肌はとても敏感で、肌トラブルが起きやすいものです。
一体いつから保湿を始めるのが正しいのでしょうか?
何やら、
生まれてすぐの新生児から始めた方が良い!
新生児からの保湿がアトピーの予防になる!
とのウワサも。
今回は、赤ちゃんの保湿はいつからするべきなのかについてご紹介致します☆
また、保湿剤の塗り方のコツについてもお話します^^
赤ちゃんの保湿はいつから必要?
赤ちゃんの保湿は、生まれてすぐの新生児から始めましょう!
昔は、
「生まれて2~3ヶ月から始めれば良い」
「赤ちゃんにひび割れや湿疹があるのは当たり前」
などという考えが一般的だったようですが、この考え方は間違っています。
新生児の皮膚はとても薄く、大人の半分の厚さしかありません。
その厚さ、何とたったの1mm!
このため肌トラブルが起きやすく、ばい菌やホコリなどの外部刺激からお肌を守るバリア機能が未熟です。
また、水分を保持する機能が発達していない赤ちゃんのお肌は、産後24時間以内に乾燥が始まるといわれています。
皮脂が少なく皮脂膜も十分に作れない赤ちゃんのお肌は、ほおっておくとどんどん水分が蒸発してしまいます。
こうして乾燥することにより、ますます赤ちゃんの皮膚のバリアが弱まってしまいます。
「お肌を甘やかすことになるから」などと大人の勝手な思い込みで放置しておくと、赤ちゃんの肌は湿疹だらけになってしまいますよ!
生まれてすぐの対応で、お肌の一生が決まります。
新生児期からしっかりと保湿をしてあげることで、健康的できれいなお肌を保つことが出来ます^^
逆に何もせずに放置しておくと、大人になっても悩まされる肌質になってしまいます。
スキンケアの時間は、ママと赤ちゃんのお肌が触れ合うスキンシップの時間でもあります。
義務的ではなく、赤ちゃんと触れ合う時間を楽しみましょう♪
お風呂上りなどに、全身を保湿してあげると良いですね。
新生児からの保湿はアトピー予防になる!
2014年、国立成育医療研究センター・アレルギー科において
「新生児期からの保湿剤塗布によりアトピー性皮膚炎の発症リスクが3割以上低下する」
という研究結果が発表されました。
アトピー性皮膚炎とは、かゆみのある湿疹が慢性的に出る皮膚の病気のことです。
遺伝も一つの要因で、一度発症すると完治するのが難しいとされています。
この実験では、両親や兄弟にアトピー性皮膚炎の患者がいる新生児118人を2つのグループに分類して半年間にわたり調査。
1つ目のグループには1日1回以上全身に保湿剤を塗り、2つ目のグループには皮膚が乾燥した部分のみにワセリンを塗り、その後の発症率を比較しました。
その結果、全身に保湿剤を塗ったグループのアトピー性皮膚炎の発症リスクが3割以上下がったんだそうです!
使用する保湿剤は、低刺激の赤ちゃん用であれば市販されているごく一般的なものでOKとのこと。
このように、新生児からの保湿の必要性は科学的にも証明されているのです☆
赤ちゃんの保湿剤の塗り方のコツ
赤ちゃんに保湿剤を使用するときは、決して強くこすらないように優しく塗ってあげましょう。
塗るタイミングは、お風呂あがりや朝がおすすめです。
夏は塗り心地が軽いローションやミルク、冬は重めのオイルやワセリンなど、気候や肌の乾燥に合わせて使い分けてあげると良いですね。
それでは早速、部位別の塗り方のコツについて見ていきましょう^^
まずは、塗る分だけの保湿剤をママの手の甲に取りましょう。
手のひらになじませると、ママの手に保湿剤が浸透してしまうからです。
(ただし、冬場に塗るワセリンやクリームが硬い場合は、手のひらで保湿剤を暖めて柔らかくしてから塗りましょう。)
次に、赤ちゃんのほっぺ・おでこ・あごなどに少量ずつ置き、円を描くように伸ばしていきましょう。
この時、手早くすべらせるように優しく塗るのがポイントです。
耳の後ろも忘れないで下さいね。
一度に大量に塗らず、回数を分けて一回ごとに薄く塗ってあげることが大切です。
身体に塗る時も、塗る分だけの保湿剤をママの手の甲に取りましょう。
塗る順番は、
両腕 → からだの前面 → からだの後面
という具合に進めていくと良いでしょう。
塗り残しのないように、マッサージをするように優しく塗ってあげましょう。
頭皮にも保湿が必要なの?と思うかもしれませんが、赤ちゃんの頭皮は乾燥しやすいです。
乾燥してかゆみを感じると、赤ちゃんが搔きむしってしまう恐れもあります。
頭皮に塗るときには、髪の毛がべたつかないようなサラッとした使用感の保湿剤がオススメです。
髪の毛をかき分けて、人差し指の腹を使って丁寧に塗っていきましょう。
保湿剤を使う前に、お肌に合わない可能性を考えてパッチテストを行いましょう。
①耳の裏、二の腕の内側、ももの内側などのうちでお好きな箇所に少量塗ります。
②24時間そのまま様子を見ます。
③何の変化も見られなければ、さらに首や顔などに部分的に付けて24時間様子を見ます。
皮膚に赤みやかぶれが出てしまったら、その保湿剤は合っていないので使用しないようにしましょう。
市販の保湿剤で合うものが見つからない…という場合には、皮膚科で処方してもらうのがオススメです。
まとめ
赤ちゃんの保湿は、生まれてすぐの新生児から始めることが大切です。
スキンシップも大切にしながら、大切な赤ちゃんのお肌を守ってあげて下さいね^^